ヨガの資格講座は、2020年よりオンラインでの取得が可能になりました。今までは「学びたい学校が東京にしかない」「そもそも学びに使える時間がほとんどない」と、ヨガの資格講座を諦めていた人たちも続々と資格を取得しています。
仕事や家事で忙しい方でも学びやすいのがオンラインの資格講座。短期なら対面3日ほどで取得ができる合宿講座などもあります。
オンラインや通学を合わせたプログラムなど、様々なカリキュラムが出てきています。
今回は、ヨガの資格についてや短期で取るときのメリットを中心にご紹介します。
目次
最短3日!ヨガのインストラクター資格とは?
ヨガの資格は、国家資格ではありません。民間の各協会が出している資格です。資格がなくても教えられますが、スクールで働くには必要な場合があります。
現在は、多くのインストラクターやスタジオが加盟しているアメリカの「ヨガアライアンス」が1番人気です。(日本では、全米ヨガアライアンスと訳されています。)
世界中にヨガアライアンスの認定校があり、ヨガの資格として多くの国でも採用されています。
また、マタニティやシニアヨガなど、特定のジャンルの資格講座は、比較的短い期間で習得できます。ただし、基礎となるヨガの知識がある方が対象となっている場合が多いです。初心者には内容が難しく、学びきれない可能性もあるので注意しましょう。
ヨガアライアンスの資格は、基本的には200時間の学びを納める講座です。3日でヨガアライアンスRYT200を習得するなどのコースもありますが、足りない時間分は動画などで習得するスタイル。RYT200で基礎を学び、それから特定ジャンルの学びを深めていく方が多いです。
ヨガアライアンスについては、詳しくはHPをみるのがおすすめ。英語サイトなので、以下を参考にしてください。
インストラクターの採用条件ともなることが多いので、スタジオやジムで働きたい場合は、RYT200の資格を検討しましょう。
他にも各協会が発行する資格講座はいくつもあります。その中には短気で取れる資格も。自分の目的にあったヨガの資格講座をチェックしてください。
短期で取れるヨガの資格は?
ここでは、比較的短期で取れるヨガの資格講座を紹介します。
短期ヨガ資格講座7選
→RYT200が最短1ヶ月! MAJOLI
独自の資格であるスクールは、基本その協会に所属し、登録インストラクターとして活躍できるようになっています。
短期間で取れる講座は、
・学びを分割して1回の講座期間を短かくしている
・動画受講と対面を組み合わせて、対面を短かくしている
・特定のジャンルに絞られている
場合が多いです。
教えられるようになるには、しっかりとした学びは必要不可欠と言えそうです。
RYT200は全国に認定校があるので、どこでも使える資格。将来を見据えて、資格を選びたいですね。
関連記事:難易度別!ヨガインストラクターの資格まとめ オンライン講座ありなしもチェック
合宿型の短期ヨガ資格講座もチェック
合宿型の短期ヨガ資格の多くは、RYT200の資格講座です。沖縄やハワイなどで行われています。
また、世界的にも有名な資格なので、もちろんオーストラリアやアメリカなど、各国のヨガスクールが開催。留学も視野に入れて学ばれる方もいます。
合宿は短期間集中してヨガに触れられるので、ライフスタイルを見直したい人にもおすすめです。講座によっては、合宿費用も含まれた金額で、お得になる資格講座もあります。
英語に不安という方は、日本のヨガスクールが海外で実施する合宿講座を狙いましょう。興味のある方は、以下のページを参考にしてください。
自分のペースに合わせやすい講座を選ぶと学びも続けやすそうです。ヨガインストラクターとしてスタートできるスクールを選びたいですね。
短期でヨガの資格を取得するメリット・デメリット
ここでは、短期間で資格を取得するメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
ヨガの資格を短期で取るメリット
短期間の学びで資格を取るメリットは、集中できることです。ヨガの効果を感じやすく、一気にヨガライフに溶け込めることにあります。特に合宿は、今までの生活習慣を変えたいと考えている方に向いています。
・ヨガの環境で朝から晩まで生活を変えることができる
・仲間との一体感が得られる
オンラインでも時間が取れるなら集中的に学ぶことで、ヨガの効果や学びを実感しやすくなります。一緒に学ぶ仲間との一体感は特別なものになるでしょう。
また、毎日しっかりと時間割が決まっているので、規則正しいヨガの生活を体験することも可能です。合宿なら、食生活から見直せるので、体調管理を気にしている方にもおすすめです。
関連記事:なぜヨガ資格はRYT200がおすすめなのか?取得メリット5選
ヨガの資格を短期で取るデメリット
短期間の学びで資格を取得するデメリットは、学ぶ情報量が多く、一気に学びきるには一定の限界があることです。
ヨガは学び始めるとわかりますが、果てしなく深い広い分野、2週間程度の短期間で学べることには限界があります。
・時間の都合を付けないといけない
・学んだことを消化仕切れない
資格を取得したらインストラクターにはなれるかもしれませんが、インストラクターとしてのスタートラインに立つことと同じです。
その後の鍛錬は、自分で行ったり、さらに学ぶために講座を受けたりしなければなりません。短期で取っても、また違う先生の講座を受けにいき、倍にお金がかかる場合もあります。
ヨガの資格はたくさん!短期のヨガ資格講座を選ぶ6つのポイント
調べてみればみるほど、たくさんの先生やスタジオが紹介されていて、どれを選んだら良いか迷いますよね。ヨガの資格を選ぶポイントをご紹介します。
ヨガの資格は目的別で選ぼう!
ヨガインストラクターとしてどのように活動したいかイメージしましょう。
ヨガをお家や近所で個人的に教えたい
自宅や近所で場所を借りてなどで教えたいと考えている場合は、比較的好きな資格を選べます。ただし、資格取得後も勉強をしやすいスタジオだったり、受講生同士の交流があるスクールの方がおすすめです。
自分1人で始める時は、相談相手や学びの場がある方が続けていきやすいですよね。
ジムやスタジオに所属したい
働いてみたいスタジオやジムがある場合は、まずはそのスタジオの講座を調べてみましょう。受講後もインストラクターとしての機会をもらえるスクールなら最適です。
もちろん採用試験を受けていくことも可能ですが、経験がある先生にはなかなか敵わないのが現実です。インストラクター自体もたくさんの方がいることを忘れてはいけません。
ヨガインストラクターとしての働き方は、こちらも合わせてご覧ください。
→ヨガインストラクターの働き方とは? お給料・年収、仕事内容を徹底解説
通いやすさが1番
ヨガの資格を取得するまで、2週間程度〜数ヶ月かかるものまで様々です。通いやすく時間の都合が良い方が学びに集中できます。遠くに通い続けるのは大変です。
各地域ごとのヨガスタジオまとめを確認したい人は、まとめたページから通いやすいスタジオを探してみてください。
現在は、オンラインでも受講が可能になり選ぶ幅が広がりました。地方でも、東京にいる経験豊富な先生から習えます。
また、留学や合宿なら、海外や離島などで過ごしながら、ヨガの生活に朝から晩まで浸ることができます。食生活やライフスタイルを見直したい人におすすめ。短期間でもヨガの効果を実感しやすいのも特徴です。
時間やライフスタイルに合う講座なら、学ぶことに集中することができます。
関連記事:オンラインでRYT200のヨガ資格を取得できる講座【14選】
自分にとって充実したカリキュラムか?
ヨガは哲学から始まり、アーサナやプラーナなど、学ぶことがたくさんあります。基礎的な学びは、変わらないとはいえ、先生やスタジオの特色が強く出るヨガの資格。
解剖学やチャクラの効果など先生によって詳しく説明をするポイントが変わってきます。
また、スクールや流派によって含まれるプログラムにも違いがあります。チャンティングやアーユルヴェーダを学んだり、キッズヨガやマタニティー、シニアヨガの講座が組まれていたりとそれぞれに特色があります。
無料の説明会や相談会に参加して詳しく話を聞いてみるとよいでしょう。
仕事をするなら、就職サポートを確認しよう
インストラクターとして活躍をしたいと考えている人は、資格習得後にどのようなサポートがあるかを確認しましょう。卒業後はその協会やスタジオに所属することで仕事に繋げることができるスクールもあります。
就職斡旋やインストラクター代行などインストラクターとしての一歩を踏み出すきっかけがある方が仕事につなげやすいでしょう。
関連記事:ヨガインストラクターの現実【仕事がない?】ヨガ資格を活かす方法とは?
卒業した後につながりがある?
資格を取った後でも、ヨガインストラクターとしての勉強は続きます。より一層学びたいことは増えていくものです。
卒業後に勉強会やワークショプなど繋がりがあると、学びも深まります。インストラクター同士の交流も盛んなら、いろいろな質問や相談もしやすいでしょう。
自分にとって、通いやすい価格設定であるか
ヨガインストラクターの資格は、決して安いものではありません。短期間の場合、スクールによっては、資格を3段階に分けて、順番に取得すれば最終的に全米ヨガアライアンスを取得できるようなカリキュラムもあります。
自分のライフワークに負担にならないものを選びましょう。もちろん夢に向かってお金を貯めて合宿などで一気にヨガの世界に飛び込むのもおすすめです。
関連記事:安いヨガ資格 or 高額なヨガ資格【RYT200スクール費用比較】あなたに合うのは?
短期と長期のどちらがおすすめ?
ヨガの資格は、長期で1年くらいかけて学ぶ場合や短期で集中的に学ぶ場合など様々です。短期と長期どちらも一長一短。どちらが良いのか考えてみましょう。
長期がおすすめの理由
・いつもの生活を続けながら取ることができる
・一つ一つの学びを深める
・自分のトレーニングに生かせる
長期がおすすめの理由は、自分や周りの時間を崩さずにできることです。週に1回の授業でも1年ほどかけて休みを利用して通うことができます。学んだことを日々のレッスンに活かし、丁寧に学ぶことができます。
ただし、1年と長い期間の内に途中で思わぬ出来事によって受講が難しくなることがあることも考慮しましょう。
短期がおすすめの理由
短期をおすすめする理由は、凝縮した集中力にあります。さらに、合宿なら仲間との一体感やヨガの生活を実際に感じられる良い機会となるでしょう。
短期・長期どちらが良いかは、その人の環境によって変わります。
生活や仕事の都合に合わせて選ぶか、行きたいと考えるスタジオで選ぶなど、まずは自分にどんなプログラムが合うか、ときちんと考えてみることが大事です。
ヨガのスクールの選び方!比較ポイントをまとめよう
・ヨガのカリキュラムについて確認しよう
・スクールの特徴を確認しよう
・資格取得後の活動は?
・価格
・時間数や期間
選び方のポイントで1番重要なことは、ヨガの資格を取得した後に何をしたいかではないでしょうか?
短期間での学びは、仲間との一体感やヨガの効果を実感しやすいので、ヨガの良いところを生徒さんにも伝えやすくなります。ヨガのインストラクターとして活躍していきたいと考えるなら、自身の体験を通してヨガを伝えることは必須です。
比較ポイントを確認しながら、気になるスクールのレッスンをまずは受けてみてはいかがでしょうか?
集中して短期でヨガの資格を取得しよう
インストラクターとして仕事をしながら、資格について考えると3ヶ月程度が1番集中して取りやすいのではないでしょうか。もしお休みが取れるのであれば、仲間との一体感やかけがえのない経験を得られる2週間〜1ヶ月程度の合宿もおすすめします。
短期間でヨガの生活を集中的に感じることはあまりない機会。資格取得の機会でなくてもリトリートなどを利用して体験していただきたいことです。
集中力を切らさずに学べ、ヨガの経験を体感できる環境を整えることは大事な要素と言えるでしょう。
長期の良さももちろんあります。まずは自分にとって、無理なく集中できる環境はどのようなプログラムが良いかを考えてみましょう。