ピラティスは、人気の俳優やモデル、プロのアスリートなど多くの人に親しまれるエクササイズです。
マットピラティスだけでなく、個人の身体や目的に合わせたエクササイズができるマシンピラティスの人気は、どんどん高まっています。
ピラティスを始めて効果を実感し、自宅でマシンピラティスのエクササイズができたらいいのにと考える人も少なくありません。
特にピラティスマシンのメインとなるピラティスリフォーマーについて、自宅での購入を考える人が増えています。
そこで今回は、リフォーマーを含めたピラティスマシンを自宅に購入するメリット・デメリットや購入できる店舗、購入方法について解説します。
ピラティスマシンの購入を検討している方は、この記事を最後まで読んで是非参考にしてください。
目次
ピラティスマシンを自宅に購入するメリット
ピラティスマシンを自宅に購入すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
こちらでは、2つのメリットをご紹介します。
自宅でマシンピラティスのエクササイズができる
ピラティスマシンを自宅に購入する1つ目のメリットは、「自宅でマシンピラティスのエクササイズができる」ことです。
例えばピラティスリフォーマーは、自分の身体の状態に合わせて、バネの強度を調節してエクササイズができます。
ピラティスリフォーマーは、筋肉に適切な負荷をかけながらエクササイズができるので、ピラティス上級者だけではなく、初心者の人にも向いています。
そのため、マシンピラティスのインストラクター資格を取得したい人の復習や自己練習にも、使用できるでしょう。
自宅でピラティススタジオを開業できる
2つ目のメリットは、ピラティスマシンを購入することで、自宅でピラティススタジオを開業できる点です。
マシンピラティスのインストラクター資格が取得できれば、自分以外の人にピラティスを指導できるようになります。
自己練習もできて、インストラクターとして指導するともなれば、ピラティスマシンの活用の幅が広がります。
自宅での開業を考えている方は、前もってピラティスマシンを購入しておいてもよいでしょう。
ピラティスマシンを自宅に購入するデメリット
ピラティスマシンを自宅に購入すると、メリットだけではなくデメリットもあります。
こちらで2つのデメリットをご紹介します。
ピラティスマシンの購入に費用がかかる
ピラティスマシンを購入する際には、それなりの費用が必要です。
購入するメーカーによって異なりますが、代表的なピラティスリフォーマーであれば、約50万円~約100万円程度の費用がかかるでしょう。
海外からピラティスマシンを購入すると、輸入の手続きが必要になり、手数料や配送料など高額な費用が必要です。
折りたたみ式など、コンパクトなピラティスリフォーマーも販売されていますが、メーカーや制作方法などにより費用には幅があります。
事前にしっかり金額を確認してから、購入計画を立てましょう。
ピラティスマシンを置くスペースが必要
自宅にピラティスマシンを購入すると、置くスペースが必要です。
ピラティスマシンを置くスペースはどうしても必要になります。ピラティスマシンの購入を検討されている方であれば、ピラティスマシンをどこに置こうか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えばリフォーマーであれば、だいたい6畳ほどのスペースが必要になります。
バレルやチェアであったとしても、1畳ほどのスペースは必要になります。
メーカーやマシンの種類によってサイズは違うため、ピラティスマシンを購入する前に必ず、サイズと置き場所は確認しておきましょう。
おすすめのマシンの種類
引用元:https://item.rakuten.co.jp/veroman/4573134148963/
ピラティスマシンにもいくつか種類があります。ここではおすすめのピラティスマシンを紹介します。
ピラティスリフォーマー
リフォーマーは、ピラティスマシンの代表的なマシンです。
寝たままの状態で行うため、正しいフォームが取りやすく、初心者にもおススメです。姿勢や負荷を調整することができるため、自分の身体に合わせてエクササイズをすることができます。
リフォーマーでできるエクササイズは500種類以上です。
ピラティスマシンの中で、最も幅広くエクササイズを行うことができるマシンです。
自宅にも置きやすい折りたたみタイプのマシンもあるため、スペースが確保できるのであれば、まずはリフォーマーの購入をおすすめします。
引用元:https://item.rakuten.co.jp/mjdiva/di-z3m06001/
ピラティスタワーリフォーマー
引用元:https://item.rakuten.co.jp/veroman/4573134148963/
タワーリフォーマーは、キャデラックというピラティスマシンの機能を改良し、リフォーマーと一体化したピラティスマシンです。
リフォーマーの片側にタワーがついており、スプリングやバーなど付属の器具を使用してのエクササイズが可能です。
タワーリフォーマーは、タワーについたバーの使用により身体を安定させ、スプリングで様々な角度から筋肉に負荷をかけられます。
リフォーマーも欲しいけど、キャデラックの一部の機能を代用してエクササイズがしたい人におすすめのピラティスマシンです。
リフォーマーの機能にプラスして多くのエクササイズを行なえますが、タワーの高さで圧迫感があるので、サイズをしっかり確認しましょう。
チェア
引用元:https://www.zenplace.co.jp/column/pilates/12259.html
チェアは、小ぶりでスペースを取らないながらも、豊富なバリエーションのエクササイズができるピラティスマシンです。
仰向けの姿勢が取りにくい妊娠後期の人や高齢者などが、座ったり立ったりして、リフォーマーの代用として一部のエクササイズを行えるのが特徴です。
一方、身体に対する接地面が少ないため、不安定さを活かしたエクササイズで上級者やアスリートが、集中して目的の箇所を鍛えるのも可能です。
チェアには座面と可動式のペダルとスプリングがついており、座面は立つ、寝る、座るの3種類の使い方ができます。
引用元:https://www.zenplace.co.jp/column/pilates/12259.html
スプリングによって負荷を調整し、自分に合った強度でトレーニングができます。
スパインコレクター
引用元:https://www.zenplace.co.jp/column/pilates/12950.html
スパインコレクターも比較的小さなマシンになるため、設置スペースは一畳も必要ありません。スパインとは英語で背骨を意味し、コレクターとは正すという意味があります。
2つの異なるカーブに沿って、背骨を丸めたり、反らしたりすることで、背骨を正せることが名前の由来になっています。
背骨の柔軟性や肩甲骨の可動域を広げるなど、多数のエクササイズが行えます。
引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/xixi68/p210011716013.html#
自宅にスパインコレクターがあれば、自宅でも気軽に、肩こりや腰痛の改善や姿勢の改善が行えます。
ピラティスマシンの購入方法
自宅にピラティスマシンを購入するには、「ネット」と「リアル店舗」での2種類の方法があります。
こちらでは、購入できる2種類の方法と内容を詳しく紹介します。
リアル店舗では、ピラティスマシンの試乗もできますので参考にしてください。
ネット
ピラティスマシンの販売店をネットで探すと、たくさん出てきます。
楽天市場やAmazonでも購入できるものもあります。ここではネットで購入可能なオススメのメーカーをいくつか紹介します。
Balanced Body
Balanced Bodyは、1976年からフィットネスやリハビリテーションの専門家向けにピラティスマシンを製造している世界最大のピラティスマシンメーカーです。
世界100ヶ国以上で、Balanced Bodyのピラティスマシンは使用されています。
「pilates.com」のドメインを世界で唯一持っていることでも有名かもしれません。
日本でも多くのスタジオでBalanced Bodyのピラティスマシンが使用されています。
マシンを購入するためには、Balanced Bodyにメールで問い合わせをする必要があります。初回のみ日本語から英語への翻訳サポートを無料で利用することが出来ます。そのため、英語に自信の無い方でも安心して購入することができます。
ただし、2回目以降は翻訳料として2万円かかりますので注意が必要です。
BASI Systems
BASI Systemsのピラティスマシンは、BASIピラティスの創始者ラエル・イサコヴィッツが、マシンに対する要望を詰め込んで作られたものです。
リフォーマーの寝る部分の幅が広く、細かいバネの調整が可能で、足を乗せる場所の安定感が優れています。
BASIピラティスの養成コースでは、中間試験や最終試験はBASI Systemsのマシンを利用して行われます。特にBASIピラティスの資格を取得しようとしている方は、BASI Systemsのマシンがオススメかもしれません。
BASI Systemsのマシンは、仲介業者から購入することもできますが、手数料を抑えたいのであれば、BASI Systemsアメリカ本社のWebサイトから直接連絡を取ることができます。
英語でのやり取りになるため、英語に自信の無い方は、翻訳アプリを使うか、英語が得意な方に手伝ってもらった方が良いでしょう。
ZAOBA
ZAOBAは元々フィットネスジムのトレーニングマシンの製造・販売を行っている日本の会社です。
ZAOBAのピラティスマシンは、ファンクショナルマシンとして、ピラティススタジオだけでなく、接骨院や病院、フィットネスクラブやパーソナルジム等でも利用できるように、クオリティ、機能、スムーズな動きにこだわり作られています。
全てを国内から発送しているため、比較的早く手元に届きます。
購入までのやりとりも日本語でできるため、英語でのやり取りが不安な方や、部品が破損したり、追加購入したいときに気軽に相談したい方にはおすすめです。
また、千葉県の本社に行けばマシンの試乗もできるのもオススメポイントになります。
リアル店舗
ピラティスマシンは決して安い物ではないので、実際に試乗してから購入したいという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ピラティスマシンに試乗できるリアル店舗をいくつかご紹介します。
EVOLGRER
>>https://evolgear.com/corerevo/index.html
EVOLGRERはフィットネスジムやスポーツジムをはじめ、企業から個人に至るまで、トレーニング機器の製造販売をおこなっている会社です。
「”進化する‘マシンブランドに’」をブランドコンセプトに掲げ、機能性や堅牢性、デザイン性を兼ね備えたハイクオリティなマシン作りを目指しています。
EVOLGEARのピラティスマシンは、coreREVOというシリーズ名です。
EVOLGERAのショールームは横浜、埼玉、名古屋、大阪、福岡にあるため、ピラティスマシンに試乗してから、購入することができます。
ただし、展示されていないマシンもあるため、事前に確認することをおすすめします。
HPにショールーム展示品リストが掲載されているため、気になる方は参考にしてみてください。
MOTION CARE PILATES
>>https://motioncarepilates.jp/
MOTION CARE OILATESは、2021年に日本支社が設立された韓国大手ピラティスマシンメーカーです。
日本に在庫がある時は、数日で届きますし、無い場合でも2ヶ月程度で届きます。見積りやメンテナンス、設置の相談などは日本語で対応してもらえます。
大阪、東京、福岡で実際にマシンに試乗することができます。
奥多摩ピラティス
>>https://www.okutamapilates.com/pilatesmachine/
奥多摩ピラティスは、地元奥多摩材の檜を使用したピラティスマシンの製作、販売を行い、環境保護と健康促進の両方を追及している会社です。
奥多摩ピラティスは、要望に合わせて世界に一つだけのピラティスマシンを、手作りで作っています。実際に試乗体験もでき、遠方でもオンラインで説明を聞くこともできます。
奥多摩ピラティスには大阪、東京、千葉に販売代理店があります。実際に試乗もできるので、気になる方はHPから確認してみてください。
Flight Pilates(フライトピラィス)
Flight Pilatesは東京・青山にスタジオとショールームを兼ねて、ピラティスマシンを販売している会社です。
Flight Pilatesのピラティスマシンは、航空宇宙で培った技術とデザイン性を備えており、
マシン本体は8色、シートなどは13色から選べます。
自身のスタジオ名やロゴなどのオリジナルステッカーも制作してくれるので、唯一無二のオリジナルマシンを作れるのが特徴です。
ショールームでの試乗や、カタログの送付も行っているので、気になる方は問い合わせてみましょう。
自宅にピラティスマシンを購入する際のポイント
ピラティスマシンは身体の状態や目的に応じて、様々なエクササイズができる優れたピラティスの器具です。
自宅にピラティスマシンを購入すれば、好きなときにエクササイズを行なえます。
ただし、初心者の方にはマシンの強度設定などが難しく、自己流で行ってもマシンピラティスの効果を得られない可能性があるため注意が必要です。
慣れないうちは、マシンピラティスの指導ができるインストラクターに指導してもらうか、スタジオで実施した内容と同じ条件で、復習のために使用しましょう。
また、マシンピラティスのインストラクター資格を取得した方は、学んだコースで使用していたピラティスマシンの購入をおすすめします。
メーカーにより細かな調整が異なるため、使い慣れたピラティスマシンを購入して使用するのが上達するためのポイントです。
中古のピラティスマシンは購入可能?
ピラティスマシンは購入したいけど、少しでも費用を抑えたいという方もいらっしゃるかと思います。
そう思われている方は、中古で購入するのが良いかもしれません。
「ピラティスマシン 中古」で検索をかけると、ピラティスマシンを中古で販売しているページが出てきます。メルカリや、ジモティー、楽天市場でも中古のピラティスマシンが販売されています。
他にも、使用した中古のマシンを販売しているスタジオや、展示会で使用したマシンを中古として販売しているメーカーもあります。
中古なので購入希望のものが見つかるかどうかはタイミング次第ですが、費用を抑えたい方は中古での購入も検討してみてください。
また、中古で売られているということは、中古で購入希望の方がいるということです。購入したマシンが不要になれば、売ることもできます。
そう考えると、ピラティスマシン購入のハードルも少しは下がるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マシンピラティスは、自分の身体や目的に合わせて、効果的にエクササイズを行うことができます。ピラティスマシンが自宅にあれば、好きな時にマシンピラティスを行うことができます。
マシンピラティスのインストラクターとして、開業しようと思っている方であれば、いずれはピラティスマシンの購入が必要になります。
ピラティスマシンは、ネットでもリアル店舗でも購入できます。
これだと思うものがあればネットで買っても良いですし、試乗してから決めたいのであればリアル店舗で購入するのがおススメです。
中古でも買うことも出来ますし、中古で売ることもできます。
「ピラティスマシンが自宅にあったらいいな」と思われるのであれば、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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