コロナ禍やネットの普及によって、当たり前のように使われるようになったオンライン。ヨガの資格もネットやオンラインを使用して取得可能なことはご存知でしょうか??
そこで今回は、
- オンラインだけでヨガ資格を取得するメリット・デメリットは?
- オンラインで取得できるヨガ資格
- オンラインで取得できるヨガ資格のおすすめスクールは?
について詳しく解説していきます。
オンラインと一口に言っても種類は様々ですので、見比べながらご自身に合う通い方を検討してみてくださいね!
目次
オンラインだけでヨガ資格を取得するメリット・デメリットは?
通学せずにオンラインだけでヨガ資格を取得するには、メリットもデメリットもあります。
それぞれ詳しくみていきましょう!
メリット
オンラインだけでヨガ資格を取得するメリットは大きく分けて4つあります。
①通学時間がかからず、時間を有意義に使える
通学タイプのスクールの場合、自宅や職場からスクールまで往復の時間が発生しますよね。
片道が30分の場合は、約1時間往復に通勤時間がかかりますが、オンラインだけでヨガ資格を取得する場合、その時間は必要ありません。
家事や育児・仕事をしている方など、とにかく時間が必要な方にとってオンラインで取得すると授業前後の通勤時間を省くことができ、有意義に時間を使うことができます◎
また、授業後に「もう少し練習したい」「復習したい」と思った場合でも、通学だと電車やバスの時間を気にしたり、次の日の準備で早く帰らないと!と焦ってしまう方もおられるかもしれません。
この懸念点も、オンラインで取得すれば、本来通学にかかっている時間を充てることができるので、勉強時間の確保にも繋がりますよ。
②通学で取得するよりも費用が安く経済的
通学で取得する場合は、スタジオや講義室を押さえたり、講師を複数人準備する必要があるためコストもかかります。
ですが、オンラインの場合は、スクール側の負担を軽減できることで、通学するよりも安く資格を取得できる場合が非常に多いです。
また、通常スクールに通う場合は、公共交通機関や車など往復の交通費が必要になります。
これが自宅で受講する場合は交通費はかからないため、さらにトータルコストを抑えてヨガ資格を取得することができます。
③アーカイブ動画やe-ランニングなど繰り返し見返すことができる場合もある
オンラインで取得するといっても、スタジオによって提供されている方法はかなり異なります。
あらかじめ録画されている講義の動画を視聴したり、スタジオからライブ配信で講義を受けたり、座学だけはe-ランニングを受講するなど、取得する方法は様々です。
ですが、受けた講義の動画や内容を何度も見返すことができる仕組みになっていることが多いのが特徴です。
録画されている動画やe-ランニングはもちろん、スタジオからライブ配信された講義などもアーカイブ動画として残っており、期間中は何度も見返すことができるようになっていることも。
一度受けるだけではわからない部分や自分自身が苦手とする部分を、繰り返し視聴できる環境があることで、より学びを深めることができるようになっています。
④受講ペースを柔軟に選択できる
こちらも提供しているスクールによりますが、通学の場合ほとんどが「○月〜△曜日◇時からスタート」など曜日や時間が定められていることが多く、受講できない場合は振替でまた別の日に受講しに行く必要があります。
オンラインの場合は時間が定められていることが通学に比べ少なく、残業で仕事時間が長引いても家事や育児が忙しくても、自分のペースで隙間時間を見つけ受講することができます。
ライブ配信で日程が決まっている場合も、アーカイブ動画の受講で振替を行うことができるなど、ご自身のライフスタイルに合わせてかなり柔軟に受講ペースを選択することができます。
デメリット
オンラインだけでヨガ資格を取得するのはメリットだけではありません。
デメリットは大きく分けて3つあります。こちらも一つずつチェックしていきましょう!
①講師から対面で学ぶことができない
通学の場合、講師やインストラクターから直接対面で授業を受けることができますが、オンラインではそういうわけにはいきません。
対面で授業を受けることでより身体の使い方が分かったり、自分自身では気付かない身体やインストラクションの癖などにも気付いてもらいやすくなります。
また、何か分からないことや不安な点があった際に、すぐに講師やインストラクターに質問できることも対面で受講するメリットです。
実際にスタジオで講師から直接学びたい人にとっては、オンラインは向いていない場合もあります。
②スクール同期などの仲間と繋がりが深まりにくい
通学の場合、同じ授業を受講する仲間と顔を合わせ何度も繰り返し学ぶ時間を過ごしていくので、自然と仲が深まりやすい環境にあります。
オンラインの場合でもライブ配信型の受講であれば、画面上で顔を合わせることはできますが、ヨガやヨガ以外の話など通学に比べるとかなりコミュニケーションが取りにくい環境です。
また通学の場合は、レッスンのロープレやポーズのアジャストの練習・フィードバックなどでスクール同期と関わることがとにかく多く、インストラクターを目指す仲間として繋がりも強くなりやすいです。
スクール卒業後、本格的にフリーランスのヨガインストラクターとして活動したい場合や、何か不安になった時など気軽に相談できるような、横のつながりが欲しい方にとってはオンラインでは叶えにくいかもしれません。
③受講できる環境を作る必要がある
オンライン受講の場合は、まずご自身のご自宅にオンラインで受講できるようネット環境を整える必要があります。
スマホでも受講は可能ですが、画面も小さく見にくいことからPCが推奨されており、ネット環境が途切れないようWi-Fiの設定も十分にしておく必要があります。
ご自宅から受けれるからこそ、一回一回の受講に集中できるような環境設定に整えることも大切です。
スクールの場合は、自然とスタジオに着けば気持ちが切り替わり集中しやすい状態になっていますが、自宅から受講する場合は気持ちが切り替えにくく中々集中できなかったり、だらけてしまうことも。
せっかく時間を割いて受講するのだからこそ、ヨガに集中できる環境を整えておきましょう。
オンライン受講の種類
ひとくちに「オンライン」といっても選ぶスクールによって受講スタイルは異なるため、それぞれの違いを大まかに把握しておきましょう。
①ライブ配信型
ライブ配信型とはZOOMやGoogle meetを使用し、実際対面で受ける受講内容をオンラインでリアルタイムに受講するスタイルです。
講義の時間などは決まっていることが多く、自宅で受講していても実際スタジオで学んでいるかのような環境で勉強することができます。
学びを進める中で分からないことがある場合でも、対面で受けている時と同様に質問することができ不安の解消もしやすい環境です。
もし講義を受けることができなかった場合も、実際行われた講義がアーカイブ動画として保存されていることが多く、補講を別の講義で受けなくてもご自身のタイミングで視聴することができます。
②動画視聴型
①のライブ配信とは違い、事前に講師やインストラクターが撮った動画を視聴し勉強を進めていくスタイルです。
カリキュラムごとに取られている動画をご自身のタイミングで視聴しながら進めていくので、「講義の時間が決まっているスタイルだと、仕事や家事があって間に合わない」という方にとっても安心して自分のペースで受講することができます。
動画内容も、実際に学ぶべき必要なことが分かりやすくまとめられた状態でアップされているので、要点を押さえやすいのもポイント。
とにかく自分のライフスタイルに合わせてしっかり学びたい!という方は動画視聴型がおすすめです。
③ハイブリッド型(オンライン+通学)
ハイブリッド型は、オンラインと通学の両方を合わせた受講スタイルです。
座学や解剖学など、実際に身体を動かさず知識を入れていくパートは上記のライブ配信型やe-ランニングを使用し、決められた期限までに受講を終えます。
その後ポーズの確認やインストラクションの練習など、実際に身体を動かしていくパートからは通学で講師やインストラクターから対面で授業を受けることができます。
全ての講義を通学で受ける時間は取れないが、対面で受けられないのは不安という方にとって、必要なパートだけ通学で受講できるスタイルは非常にありがたいと思います。
対面で受けるからこそ分かる臨場感や、レッスンの雰囲気・自分の癖などもあると思うので、数回通うくらいなら頑張れる!という方はハイブリッド型がおすすめです。
オンラインで取得できるヨガ資格!
オンラインで取得できるヨガの資格はたくさんあります。
- RYT200
- RYT500
- マタニティヨガ
- シニアヨガ
- キッズヨガ…など
他にもたくさんありますが、今回は上記5つの資格をオンラインで取得するのに必要な時間や費用・取得のメリットについて簡単にお伝えしていきます。
RYT200
世界で最もポピュラーとされているRYT200(全米ヨガアライアンス200時間)です。
取得に必要な時間 | 最短2週間〜1年(受講ペースにより異なる) |
費用の相場 | ¥200,000〜¥400,000 |
メリット |
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RYT500
RYT200+300時間の学びで、よりヨガへの知識や学びを深めることができます。
日本ではRYT200取得者は非常に多いものの、RYT500を持っている講師が少ないため、非常に希少価値の高い資格です。
取得に必要な時間 | 最短2ヶ月〜通常半年から1年(受講ペースにより異なる) |
費用の相場 | ¥300,000〜¥800,000 |
メリット |
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マタニティヨガ
妊娠している女性に、安全にヨガを提供できるような方法や知識を学んでいきます。
取得に必要な時間 | 最短8日〜2・3ヶ月(受講ペースにより異なる) |
費用の相場 | ¥60,000〜¥250,000 |
メリット |
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シニアヨガ
人生100年時代と言われる現代における、シニア向けのヨガレッスンの提供方法やポイントを学ぶことができます。
取得に必要な時間 | 最短2週間〜1年(受講ペースにより異なる) |
費用の相場 | ¥60,000〜¥250,000 |
メリット |
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キッズヨガ
未就園児〜学生に向けた、発達段階に合わせた動きやアーサナを学ぶことができる資格です。
近年幼稚園や保育園などでもキッズヨガが大きく取り上げられるようになりました。
取得に必要な時間 | 最短2週間〜1年(受講ペースにより異なる) |
費用の相場 | ¥200,000〜¥400,000 |
メリット |
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それぞれの資格のおすすめスクール
上記でお伝えしたオンラインで取得できるヨガ資格の、おすすめスクールを紹介していきます!
RYT200→MAJOLI
オンラインヨガ資格取得に特化したヨガスクール「MAJOLI」。
MAJOLIはRYT200やRYT500など様々な資格を取得することができる養成スクールです。近年では累計4000名以上の卒業生を輩出しており、実績としてはトップクラスです。
RYT200を短期間で取得できる点、LIVE授業を常に開催しており、受講生は無料で受けられる点、卒業後の資格の活かし方についても相談に乗ってくれる点などが評判の理由です。
また、RYT500取得となると、RYT500取得と同時に「ヨガスートラ」「シニアヨガ・チェアヨガ」「美骨盤調整ヨガ」「バクティヨガ」「マインドフルネス資格」「アーユルヴェーダ資格」の計7つの資格を同時に取得することができます。
RYT200取得でヨガの基本を学んだ後ステップアップのRYT500に合わせて、様々な分野を同時に学ぶことができ、更に資格まで取得できるのは非常に効率も良く、仕事の幅が一気に広がります。
オンラインでヨガ資格を取得することに特化しているMAJOLIだからこそ叶えることができる内容です。
マタニティヨガ→OREO YOGA
OREO YOGAで提供されているマタニティヨガは、RYT200などを提供している全米アライアンス協会が発行しているRYTP85です。
オンラインコースでは動画学習がメインとなるため、体調が変わりやすい妊婦さんでもその日その時の体調に合わせて受講を進めることができるようになっています。
また講師は妊娠や出産を実際に経験したスペシャリストの先生方から構成されているため、ただ勉強するだけでなく経験などを通した実践を学ぶことができます。
キッズヨガ→めぐりヨガ
めぐりヨガは福岡にあるヨガスタジオですが、オンラインでキッズヨガの資格が取得できるため全国どこからでも取得を目指すことができます。
ライブ配信で受講できない場合は、後からアーカイブ動画を受講し課題を提出することで受講とみなしてもらえるため、ご自身のライフスタイルに非常に合わせやすい環境となっています。
また講義内容も、実際に未就園児等を対象としたデモレッスンなどをオンライン上で体験できるため、実際の現場での想像もしやすい環境です。
まとめ
今回は、オンラインで取得できるヨガ資格について詳しく解説してきました。
日々仕事や家事・育児で忙しく、通学ではヨガ資格は取得できない、、、と諦めていた方も、オンラインでは隙間時間をうまく利用することができます。
ご自身のライフスタイルに合った取得方法・取得資格をぜひ見つけてくださいね。