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シニアヨガインストラクターになるには?養成講座や資格について解説!

高齢化が進むとともに需要が高くなっているシニアヨガ。

ヨガインストラクターとしての技術の幅を広げたい人から、家族に高齢者がいる、病院で働いている、介護で働いている、介護予防をしたい人など、様々な方面からシニアヨガ資格の関心が上がってきています。

今回は、シニアヨガインストラクターになるための解説をいたします。

シニアヨガとは?

シニアヨガとは、高齢者向けのヨガのことを言います。そして体の硬い方向けにヨガの動きが構成されており、繰り返し行うことで身体機能の回復を目指します。

日本においてのヨガというと、一昔前は若い女性がするイメージが強かったのですが、昨今では、老若男女問わず人気があり、ヨガスタジオやスポーツクラブだけでなく、自治体が開催する公営のヨガ教室や、高齢者施設や介護福祉施設、緩和ケアを目的とした医療施設など、様々な場所でヨガ教室が開催されています。

シニアヨガと通常のヨガの違い

高齢になればなるほど、体は思うように動かず、足や腕も思うように上がらなくなります。体の動きだけでなく、高血圧や緑内障、心臓疾患などの持病をお持ちの方もいますし、耳も聞こえにくくなります。

シニアヨガではそんな高齢者の状況に応じて、ケガをしないようの体の機能回復を目指すやさしいヨガを行います。ポーズの正確さより、カラダを動かす楽しさを実感してもらうのが通常のヨガとの違いです。

イスや壁、タオルなどの道具をレッスンに取り入れるのもケガをしないように配慮したシニアヨガの特徴だといえるでしょう。

シニアヨガをするメリット

2017年の「大和ネクスト銀行」が全国のシニア世代1,000人に行った調査では、シニア男性の71.8%、女性の63.0%が日常的に何らかのスポーツをしていることがわかりました。

参考:https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2017/senior_sport_and_leisure_report_2017_03.html

そして、「体力に自信がある」が46.1%であったのに対し、「体力に自信がない」が53.1%でした。半分以上のシニアが運動に自信がないと感じていながらも何らかのスポーツをしていることがわかります。

シニアヨガは体力に自信のない方でも気軽に取り入れやすくおすすめです。ゆっくりとした動きに呼吸を合わせ、軽減したポーズで動くシニアヨガには様々な効果が期待できます。

・日常生活を支える筋肉を作る。
・脳の活性化と認知症予防
・血流を改善し酸素や栄養を体の隅々まで送る。
・冷え性改善
・呼吸が楽になる
・体力の向上
・人とのつながりを感じられる
・リフレッシュ・リラックス効果
・内蔵機能の向上、便秘改善
・快眠効果
・柔軟性アップによるケガの防止

資格は必要?シニアヨガインストラクターになるなら全米ヨガアライアンス認定資格(RYT)

シニアヨガ取得を目指したいと思ったとき、どこから取り組んでよいかわからない方も多いと思います。そこでおすすめなのは、全米ヨガアライアンス認定(RYT200)資格です。

中年から高齢者の人たちにヨガを指導するにあたって、まずはヨガの基礎を学んでおきましょう。

全米ヨガアライアンス認定資格(RYT)って仕事しながらでも取得できる?

全米ヨガアライアンスは、1999年に2つのヨガ団体が合併して作られた、世界でもっとも知名度の高いヨガ協会です。

世界70カ国で通用する国際的なヨガ資格であるRYT認定は、全米ヨガアライアンスに認定されたヨガスクールでのみ取得できます。

「RYT200」とか「RYT500」と呼ばれるもので、ヨガインストラクターをしている人の多くがこの資格をもっています。(200や500の数字はインストラクター養成のための講義の時間数を表します。)

実際に開催されているシニアヨガ教室の多くは、RYT200やRYT500の資格を持っているヨガインストラクターや、リハビリ施設、デイサービスセンターなどで働く介護職員などがシニアヨガの指導員になっています。

最近はコロナ禍の影響で、オンラインでRYT200の認定資格が取得できる講座が増えてきました。普段仕事をされている方も隙間時間を有効活用して資格を取得できるというメリットがあります。

オンラインでの資格取得が可能な講座をタイプ別に2つご紹介します。

MAJOLI(マジョリ)おうちヨガ動画コース

ryt500 lp banner シニアヨガインストラクターになるには?養成講座や資格について解説!
RYT200ヨガ資格 おうちヨガ動画コース
全米ヨガアライアンスに公式認定のヨガスクールMAJOLI(マジョリ)は、動画コースに特化したRYT200資格講座です。

多くのオンラインスクールが、日時が決まったオンラインクラスを開催しているところ、MAJOLI(マジョリ)は好きな時に好きなペースで受講できるという、忙しい人におすすめの資格取得講座です。

ヨガ未経験者、初心者でもOKのカリキュラムで、2年半で受講生1,800名以上を突破した人気講座です。

動画で勉強するだけでなく、LINEで随時質問や相談ができたり、他の受講生や卒業生との繋がりができる卒業生用のコミュニティーもあったり、レッスンを受け持つことができるレベルまでサポートしてもらえます。

ぼっこのヨガインストラクター養成講座

ぼっこのヨガインストラクター養成講座
https://bokko.yoga/

ぼっこヨガでは、資格取得とヨガ教室開催まで視野に入れて学べます。

講座オーナー自身の資格取得後の起業経験を活かした内容になっており、受講生や修了生の方と接する機会を作って、現実の教室開催の知っていることすべてを教えてもらえます。

ぼっこの講師は個人事業主や法人代表者として活躍している現役のインストラクターです。そこで、ヨガを仕事にするためのいろいろな事柄を学ぶことができます。

広告の方法、ヨガスタジオオーディションのポイント、確定申告のやり方、ウエブサイトの作り方、SNSの使い方まで教えてもらえます。

資格取得後すぐにヨガの仕事を始めたい方にもおすすめです。

さらにシニアヨガインストラクターの資格を取得するには?

シニアヨガは、一般のヨガに比べて身体機能が低下していたり、不調を感じていたりする方をも多く、安全面が一番の問題となってきます。

一般のヨガでは学ばなかった、高齢者のよくある疾患や不調、心のケアの知識、椅子やタオルなどの道具の使い方など、学んでおく必要があります。

シニアヨガに限っていうと、全米ヨガアライアンス協会のRYT認定資格のような権威のある資格というのは存在せず、統一された基準もありません。

様々な認定団体がそれぞれシニアヨガ養成講座を出していて、数時間から数日受講すれば取れる資格から、数ヶ月に渡って取得する本格的な資格まで様々です。

すでに全米ヨガアライアンス協会のRYT認定資格をお持ちの方や、介護職についている方であれば、数時間から数日受講すれば取得できるシニアヨガ指導者養成講座でも大丈夫でしょう。

一般社団法人 日本ヨガメディカル協会 シニアヨガ

日本ヨガメディカル協会 シニアヨガ
https://yoga-medical.org/learning/4891/

オンライン開催で、所要時間1日(6時間)なので、普段仕事をされている方にもすすめです。

受講対象者は、インストラクターの他、病院や介護施設などで勤務されている方、セラピスト、高齢者と接する機会がある方など、ヨガの指導経験は必要ありません。

受講費用は29,700円 (税込)です。

ヨガ ヴィオラトリコロール シニアヨガ(高齢者向け)インストラクター資格コース

ヨガ ヴィオラトリコロール シニアヨガ
https://yoga-viola.net/yogacourse/senior/

対面受講は大阪での開催です。その他、全国どこからでも受講可能なオンラインも開催しています。対面での受講期間は全3回開催(3日間で20時間)、オンライン開催は5日~9日間です。

費用は69,410円(63,100円/税抜)※テキスト代込みです。

受講対象者も、ヨガインストラクターの他、介護職、理学療法士の方、家族の介護やイベント、サークル活動のために取り入れたい方など、初心者も受講可能となっています。

大阪の対面での受講となりますが通える方はRYT取得コースもあるので、シニアヨガ養成講座とセットで取得することもおすすめです。

ヨガジェネレーション シニアヨガ指導者養成講座

ヨガジェネレーション シニアヨガ指導者養成講座
https://shop.yoga-gene.com/program/684/

ヨガを練習されている方、ヨガ解剖学に興味のある方、介護・看護職の方、シニア向けのヨガに興味がある方、予防医療としてのヨガに興味がある方におすすめです。

オンラインでの受講で4日間のコースです。受講費は101,200円(税込)でリテイク(再受講は55,000円(3日間)も可能です。

シニアヨガインストラクターのマインドとやりがい

様々な不調を理解した安全なレッスンを心がける

シニアヨガで何よりも気を付けたいことは、生徒さんの体調を聞き取り、動いている時も表情や顔色などの様子を見ることです。

若い頃のように身体が動かず、昔のように頑張ってしまうとケガにつながる可能性もあります。レッスン前の声かけやサポート、プロップスの使い方も常に伝えるようにしましょう。

血圧が高い方や血圧計を持っているという方には、レッスン前に測ってきてもらうようにします。

ゆっくり動くだけでもスッキリしてもらえますが、やはり適度な筋肉を使うことも大事です。元気な時には少しチャレンジして、できる範囲で頑張ってもらうよう声をかけながら進めていきましょう。

聞き取りやすい言葉遣いと寄り添う気持ちを大事にする

レッスンでは、聞き取りやすく分かりやすい言葉を使うようにします。シニアの方の中には耳が遠い方もいらっしゃるので、普段よりも意識してゆっくり話すことが大切です。

身体が硬いことへの不安や、プライドを持っている方、ヨガをすることに自信がないなど様々な気持ちを抱えていることも。

否定したり、無理やり頑張ってもらったりせず、楽しくポジティブな気持ちで取り組んでもらえるように言葉を選ぶようにします。

豊富な人生経験を積まれてきたシニアの方には、沢山話をしたい方や自分のペースで動きたい方、あまり話をされない方など様々です。

お一人お一人の気持ちに寄り添い、どの方にも優しく丁寧に接することが、シニアの方の心身のサポートにも繋がります。

身体を動かす楽しさや喜びを身近で感じられる!

年齢に関係なく、初めてヨガを体験する時は不安なものです。

シニアの方の中には、昔のように身体が動かなくなった、身体が硬くなってきたなど消極的な気持ちからスタートする方もいらっしゃいます。

ヨガを続けることで少しずつ身体が柔らかくなったり、身体を動かすことが楽しくなってきたりなど、身体の変化に喜びを感じられる方も沢山いらっしゃいます。

楽しくヨガをされるシニアの方を身近で感じられることは、インストラクターとして大きなやりがいではないでしょうか。

また身体の変化だけでなく、前向きな気持ちを取り戻されたり、イキイキとしたシニアの方の姿にインストラクターが励まされたり、元気をもらうことも少なくありません。

ますます需要の伸びるシニアヨガインストラクター

シニアヨガ指導者養成講座を修了すると、ヨガスタジオやフィットネスクラブだけでなく、高齢者施設や介護福祉施設、緩和ケアを目的とした医療施設、高齢者のためのイベントやサークルなど、様々な場所でのヨガ指導ができるようになります。

最近では、ヨガスタジオを経営する大手企業が機能訓練デイサービスを運営するなど、高齢者のための介護予防事業に参入しているスタジオもあります。

【代表的な例:ゆずりは】
ホットヨガスタジオを経営する企業による機能訓練専門デイサービス。椅子ヨガや安定して歩くための筋力・バランス向上のための運動の提供など、高齢者に向けての運動指導の仕事があります。

また、市や自治体が主催する高齢者のための運動教室にもヨガが取り入れられています。

シニアヨガの資格を取得することで、高齢者のためのヨガサークルや教室を主宰するなどもできるので、資格取得後の行動次第で仕事の幅はさらに増えるでしょう。

今後ますます高齢化社会が進み、シニアヨガインストラクターが必要とされる場が増えていきます。

シニアヨガインストラクターとして、受講者の皆様へ健康な体と充実した日常をもたらすことができたら、自身のやりがいにもつながるはずです。

これまでの解説をもとに、まずは資料を請求したり、体験に参加してみたり、シニアヨガインストラクターに向けて一歩進んでみてはいかがでしょうか。

現在お仕事をされている方も、オンライン受講も多数ありますので、自分のペースで無理なく資格取得できますよ。

シニアヨガについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください。
シニアヨガ【徹底解説】インストラクターが知るべきシニア世代が求めるヨガとは?

ウェルネスストーリー編集部
ウェルネスストーリー編集部
ウェルネスストーリー編集部です。
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