いつも通り過ごしている朝。突然不安に襲われたり、やる気が起きなかったりすることってありますよね。オトナだからといって、毎日がポジティブに過ごせる訳ではありません。
だからこそ、元気に過ごせるコツを知りたいと思いますよね。自律神経を整え、メンタルケアにも効果を期待できるヨガを生活に取り入れてみませんか?
今回は、落ち込んだ時に効くヨガのポーズをご紹介します。
目次
ヨガでポジティブ思考になれるのか?
心と身体を整えるヨガでは、自分の不安や気持ちに振り回されないようにすることを1つの目的としています。
人の心はままならないもの、もちろん自分の心だって、思い通りにはいきません。ヨガでポジティブ思考になれるのか詳しくみていきましょう。
ポジティブ・ネガティブ思考とは?
ポジティブ・ネガティブ思考は相反するものですが、両方あるのが普通です。
ネガティブ思考:できない、悪くなったらどうしようと考える
ポジティブの人に会うとスーパーマンみたいに見えると思う人もいるかもしれませんが、どんなにポジティブな人でも、不安な時はあるものです。
自分はネガティブだからと思っている人が、やる気の起きない自分を変えたいと思う気持ちは、ポジティブな思考ですよね。良くなりたい気持ちは、人なら誰にでもあるものです。
ポジティブに前向きに心がけても、疲弊してしまうのはばせ?
なぜ、やる気はなくなってしまうのか?それは人の身体と心の仕組みが理由なんです。人は、現状に危険がなければ維持しようとする気持ちが働くものなのです。
頑張ろう!と心がけていても、だんだんとやる気って削がれてしまうことありますよね。ついつい後回しにして、結局やらなかったなんてことは、大半の人が経験しているでしょう。
やらなくても問題ないと、自分の安全・安心を守っていると、ポジティブに行動しようとしても、そのままを維持しようという働きがかかります。
面倒や不安に負けて、今のままでいいやと考える悪循環ではなく、ポジティブに考えることが楽しいと思うように、改善していきたいですね。
ヨガは自律神経や心にアプローチ!
ヨガの良いところは、自分の心に振り回されずに客観的にみることにあります。もちろん、ヨガを行うことで、すっきりとしてやる気が出ると感じることだってあるでしょう。
ヨガは、心にも作用する自律神経を整えてくれるので、気持ちが変わったと感じるのです。
ネガティブに囚われすぎずに、やる気がある自分を想像し、行った時の幸せを想像することで、未来の自分に不安がなくなれば、一歩先へと進むことができると思いませんか?
すっきりと目覚めて、心を前向きに!朝ヨガおすすめの理由
朝ヨガでは、交感神経を起こすポーズを中心に行うとすっきりとした目覚めを促してくれます。頭も身体もすっきりとして、集中力のある朝を過ごせるでしょう。
朝に活動すれば頭がすっきり!朝活をはじめてみませんか?
→朝活おすすめコミュニティならヨガサロン!?人気の朝活まとめました
頭をすっきりとさせ、集中力アップ
朝の心に振り回されず、ありのままの自分を受け入れられる
ヨガは、交感神経を優位にし、やる気を起こすこともできます。
太陽礼拝は、すっきりとしたい、集中力をあげたい朝にぴったりです。太陽礼拝をしながら、その日の気分でいくつかポーズを取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後には、ちょっとだけでもシャバーサナを取り入れて、空っぽの時間も作ると集中力もアップしますよ。
ポジティブ思考を目指そう!自律神経を整えるおすすめヨガのポーズ5選
ポジティブな思考をして幸福感が生まれるなら、自然とポジティブ思考へと変わって行けるもの。朝のヨガ習慣を身につけて、自分の心に振り回されずに、まずは、ありのままの自分を見つけてみてみましょう。
猫&牛のポーズ(Cat&Cow pose)
ウォーミングアップにもおすすめのポーズです。背骨周りに集中する自律神経を整えてくれます。初心者でも簡単にできるポーズです。
■ ポーズのやり方
1. 両手を肩の下において、四つん這いになります。
2. 息を吸ってから、吐く息で手と膝で床を押しながら、背中を丸めます。お腹は天井に向かって引き込みましょう。
3. 吸う息で、おへそを床へ近づけ、胸を開き目線を前に戻します。腰を反りすぎないように注意しましょう。首も詰まらないように。
4. ゆったりとした呼吸で5〜10回繰り返しましょう。
猫の背伸ばしのポーズ
気持ちのリフレッシュにもおすすめです。肩こりがひどい人は、朝やると気持ちよくスタートできるでしょう。
■ ポーズのやり方
1. 両手を肩の下において、四つん這いになります。
2. 両手を前に滑らせていきます。お尻の位置が変わらないようにしましょう。。
3. 胸を床に近づけていきます。目線は両手の間です。きつい人はおでこを床につけてもOK。
4. ゆったりとした呼吸で3〜5回繰り返しましょう。
コブラのポーズ(ブジャンガーサナ)
胸を大きく広げて、お腹の前を伸ばし内臓も活性化!便秘にも効果がありますよ。
■ ポーズのやり方
1. マットにうつ伏せになります。両手を胸の横に置きましょう。
2. 肘を身体に寄せて、下腹部を引き締めます。
3. 吸う息でゆっくりと両手で床を押して、上体を引き上げましょう。アゴは胸につけたまま持ち上げます。
4. 肩を耳から離して、脇を閉め、肘を伸ばします。目線を斜め上に引き上げます。腰に不安を感じるようであれば、正面を見たままでも構いません。
5. 5呼吸ほどキープしましょう。降りる時は、ゆっくりとうつ伏せに戻りましょう。
英雄のポーズ1(ウォーリアー1)
インナーマッスルも意識して背筋をしっかりと引き上げます。集中力のアップにも効果的です。
■ ポーズのやり方
1. マットの前にタダーサナで立ち、左足を1mくらい一歩後ろに引きます。後ろ足の爪先を斜め45度くらい外側に向けてセットしましょう。
2. 骨盤を正面と平行に近づけ、腰が反らないようにおへそを後ろへ。尾骨を下げます。
3. 吸う息で両手を上へ上げて(合掌orばんざい)、目線をあげましょう。
4. 吐く息で前の膝をつま先と同じ正面へ曲げます。
5. ポーズをキープして、5呼吸ほどキープします。反対側も行いましょう。
一緒に英雄のポーズ3などもおすすめです。
ねじって体側を伸ばすポーズ(パリヴルッタパールシュヴァコーナーサナ)
コアで身体を支えながら、身体を捻るポーズです。身体組織の活性化をしたい朝ヨガにおすすめ!
■ ポーズのやり方
1. マットの前にタダーサナで立ち、左足を1mくらい一歩後ろに引きます。後ろ足の爪先を斜め45度くらい外側に向けてセットしましょう。
2. 息を吐きながら、上体をねじり、左肘を右膝の外にひっかけます。
3. 両手を合掌して、吸う息で背筋を伸ばしましょう。目線は天井かキツければ横をみます。
4. 5呼吸ほどキープします。
かかとを着くのがキツかったら、後ろ足は爪先を立てたランジのポーズでも大丈夫です。膝をついて三日月のポーズでも可能です。
ヨガインストラクターなら知りたい!自律神経と心の関係
ヨガはすっきりするよ、元気になるといっても、その効果は一体どこから来るのでしょう?
インストラクターだからこそ、ヨガ哲学や自律神経の働き、心の効果などをふんわりと覚えているのではなく、きちんと伝えてあげたいですよね。
ワークショップや本などで学んでみませんか?
ヨガおすすめ書籍はこちらも合わせてご覧ください。
→2021年おすすめヨガ書籍【31選】ヨガインストラクターに人気の必読書はこれ!
沈んだ心をを爽快に吹き飛ばそう!ヨガでポジティブ思考に
ヨガは、自分の内面を見つめ、客観的にみることができるようになっていきます。まずは、自分がポジティブなのか、ネガティブな考えに陥っているのか、目を向けてみませんか?
実は、すでに頑張っている自分がいるなんてことも。幸せな気分を増やしてポジティブ思考な自分を取り戻しましょう。