ヨガインストラクターとして活躍する中、コロナの影響を受けてオンラインヨガの開催を始めた人も多いですよね。ヨガの魅力を広げてくれる媒体として、オンラインヨガはなくてはならないものになりました。
パソコンやスマホがあれば簡単に始められるオンラインレッスンですが、どうしたら良いの? わからない! という方もいらっしゃいますよね。
今回は、初心者でも分かりやすい、オンラインヨガの開催方法について紹介していきます。
目次
オンラインヨガレッスンに必要なものとは?
オンラインヨガのレッスンに必要なものはスマホだけ!と聞きますが、本当にそれだけでしょうか?
まずは、どんなものが必要なのかを確認していきましょう。
スマホだけでも配信可能!機器を確認しよう
オンラインレッスンの開催には、スマホまたはパソコン、タブレットが必要です。ZoomやGoogle Meetなどのアプリをダウンロードして使えればOK。
まずは、手持ちの機器でアプリの利用が可能かチェックしてみましょう。
動画配信ツール・アプリをダウンロードしよう
オンラインレッスンを開催するには、会議アプリをダウンロードする必要があります。会議アプリには、Zoom・Google Meet・Skypeなどがあります。
すでに自分でもレッスンを受けている人はZoomのアプリを持っているでしょう。
Zoomの場合は、ビジネスプランを契約するのがおすすめ。なぜなら、無料プランでは、40分までと制限があるからです。毎月2,000円程度なので、レンタルスペースを借りるつもりで申し込んでみましょう。
それ以外にも、Facebookやインスタを活用することができます。
非公開グループやアカウントを作って、生徒さん向けだけに配信するのも可能だからです。SNSを利用すれば、お金がかかることがありません。
ただし、一方的な配信になるので、他の会議アプリと併用する人がほとんど。
うまく利用して、生徒さんにヨガを楽しんでもらいたいですね。
Wi-Fi回線とスピードを確認
次に確認したいのが、通信状況です。おうちにWi-Fi環境があっても、速度や電波が弱いとオンライン配信には向いていません。Wi-Fi回線をおうちに取り入れているなら、ルーターの位置を変えたり、有線で繋ぐことで解決できます。
マンションなどで、Wi-Fiがあるという方は通信速度を調べて、オンライン配信に問題がないかを確認すると良いでしょう。
通信速度って何?という方は、「インターネット 速度 確認」などのキーワードで検索しましょう。無料のインターネット速度を測ってくれるものが見つかるので試してみてください。
会議アプリに代表されるZoomは、上り・下り3Mbpsほどの回線速度があれば問題ありません。
Wi-Fi環境がないときはスマホで対応!
ただし、Wi-Fi環境がないという方もいらっしゃいますよね。その場合は、ご自身のスマホで対応が可能です。テザリング機能を使ってパソコンやタブレットを利用してもOK。
スマホに会議アプリをダウンロードして利用するだけですぐに使用できます。
注意したいのは、通信量のみ。スマホの方で無制限の方なら特に問題はありませんが、通信量を使いすぎて、速度制限がかけられてしまうと使いづらいですよね。
契約を確認し、必要なら通信量を変更すると良いでしょう。
ヨガスペースやライトを確認
次に確認したいのが、ヨガをするスペースです。マット一枚を敷くことができるスペースがあればできますが、ポイントは、背景となる場所の選び方です。
スマホやパソコンのカメラで映る範囲を確認し、できるだけ白い壁などの前がおすすめ。
オンライン配信で注意したいのは「採光」。窓からの光で調整しようとすると、明るすぎたり、暗すぎたりして、思いの外調整が難しいです。
配信中はカーテンをしめてライトで調整するのがおすすめ。
撮影用に窓をしめて、現在の明かりで画面を確認してみましょう。窓からの光できれいに見える場所を探し出すのも良いかもしれませんね。
あると便利なマイク!
マイクはもちろんなくても実施できます。イヤホンマイクを活用する人も多いです。専用のマイクがあれば、声がきれいに通るのでおすすめです。
聞きやすい声でリードできた方がお客さんも安心ですよね。外の声や音も気になりません。
最近はBluetoothのマイクなどもあります。初めての方は、ワイヤレスのイヤホンマイクを利用すると良いでしょう。
その際はAirPodsみたいな耳にはめるだけのタイプはヨガの最中に落ちてしまう可能性があるので、耳にかけるタイプをおすすめします。
予約システムやレッスン参加費の支払いは何を使っているの?
オンラインレッスンの参加には、自分のレッスンを予約してもらわないといけないですよね?
開催に向けて確認したいのが、予約システムと支払いの受け取り方法です。
予約してもらうには、予約サイトやチケット販売サイトを使って告知する必要があります。
人気の予約システム
例)Store予約(Coubic)やMosh、Peatix、Facebookのイベントなど。
予約できるよう準備ができたら、レッスン費の受け取りについて考えましょう。お金のやりとりはきちんと行いたいところです。最近は、paypayの利用も増えています。
それと、昔ながらの振り込みをしているインストラクターも多いです。
有料ですが、予約サイトに支払いの仕組みを組み込んだものもあるので、利用を考えても良いでしょう。Baseでチケット販売をしている場合もありますよ。
無料で使えるツールを駆使して行うこともできますが、予約サイトと支払いと別々になるのは生徒さんの負担にもなりやすいです。
一括で操作できれば、新しい生徒さんも参加しやすいので、導入を考えてみると良いでしょう。
オンラインレッスンの集客は何でするのか?
オンラインレッスンの開催で一番の問題となるのが、集客についてですよね。集客はどの媒体を使って行うのかをしっかりと考えなければいけません。
集客方法は、
- チラシを配る
- 宣伝をする
- SNSを活用する
- オンラインインストラクターとして登録する
などです。
インスタグラムやFacebookを初めてみたけど、全然集客できない!なんてことはほとんどの人が経験をしています。
自分の顧客がどこにいるのか、じっくりと対策を練る必要がありそうです。
ココナラやストアカに講師として登録をするのも良いかもしれませんね。
集客については勉強して、トライ&エラーを繰り返しながら続けることが一番です。
オンラインレッスンを開催する時の注意点
オンラインレッスンを開催するときに注意して欲しいポイントは、
- 生徒さんがケガをしないようにリード
- 聞きやすい声で、簡単な言葉でインストラクションしよう
- 自身の身なりを気をつけよう
- 部屋の明るさをチェック
- 時間と構成
- 参加人数や収益について検討を
など。
オンラインレッスンは、こちらからも画面で生徒さんの様子を確認しますよね。
たくさんの生徒さんが参加してくれるのは嬉しいですが、多くの生徒さんの様子をみることができないのはオンラインでも一緒です。
生徒さんは自宅で一人きり。できれば細やかなコミュニケーションを取りたいところです。ケガや無理をしないように呼びかけるのはもちろん、聞きやすい声とインストラクションで生徒さんにヨガを楽しんでもらいましょう。
スマホで参加する方もいるので、暗くて見づらくないように明るさや背景に気を配りたいですね。
最後に考えるのが、時間や構成について。参加しやすい時間帯やレッスン内容を考えてオンラインでもやり易いレッスンを提供していきましょう。
ヨガのオンラインレッスンでみんなを楽しませよう!
ヨガはおうちでもできるレッスンとして人気が出ています。コロナで家に閉じこもりガチになっている生徒さんをヨガで楽しませましょう。
レッスンのスタートまでは準備が大変と感じるかもしれませんが、一日一つずつ解決していけば、すぐに始めることができますよ。
まずは、Zoomをダウンロードして、友達や家族相手に無料開催を行って、オンラインレッスンに慣れながら進めていくのもおすすめです。オンラインレッスンを開催して、ぜひみんなを楽しませてくださいね。
オンラインヨガを開催するなら、まずはオンラインヨガを実際に受けてみるのがおすすめです!
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