私が低糖質ダイエットを始めたきっかけは、4年前に家族が撮った着物姿の写真です。
「え? 何知らないおばちゃん撮ってんの?」なんて思っていたら、写っているのが自分だったという自覚なきデブあるあるを目の当たりにし、このままでは「ただの太ったおばさんまっしぐら」だと危機感を感じたのを憶えています。
ちょうどその頃、結果にコミットする系のジムが流行っており、たまたま観たテレビでそのジムでダイエットに成功した女優さんが映っていました。
食べることもお酒も大好きで、暇さえあれば飲んだくれている私と同じようなことをテレビで豪語していた彼女が、美しく生まれ変わっている姿に失礼ながら私にも出来るかも、と思ったのがダイエットの始まりでした。
2019年8月 64kg
2019年12月 54kg
2020年2月 53kg
2021年7月 52kg(ここから長い停滞期)
2023年現在 49kg
目次
低糖質ダイエットのはじまり
まず始めたのがその頃流行っていた低糖質ダイエットです。なぜ低糖質ダイエットかというと私は比較的料理が好きで、自炊は苦に思わず何でも作る方なのですが趣味で集めているZWILLING社のSTAUB鍋がきっかけでした。
STAUB鍋の特徴
STAUB鍋とはフランスの鋳物ホーロー鍋で重く重厚な作りの蓋が特徴。美味しさの秘密は蓋の裏側にある”ピコ”と呼ばれる突起。
食材から出た水分をお鍋の中で蒸気として循環させてくれます。重い蓋のおかげで蒸気が漏れないため、ほんの少しの油や調味料のみで驚くような美味しいお料理ができる魔法のお鍋です。
実際私が一番よく作るのも、冷蔵庫にある野菜やお肉を適当にお鍋に入れて小匙1杯弱の塩のみで作る煮込みなのですが、塩だけとは思えない程に食材の旨味を存分に引き出してくれるので残り物でもご馳走気分を味わえます。
料理の秘訣とお料理教室
そんなSTAUB料理の第一人者、STAUBを使ったビストロのオーナーで料理研究家でもある大橋由香さんのお料理教室に時々お邪魔をしていたのですが、私がダイエットを決意したタイミングで始まったお料理教室のテーマが『ストウブで糖質制限』だったのです。
その時私が学んだことは、ダイエットは一生続くもの、だから頑張らない、我慢しすぎない!です。
食事の改善と糖質制限
ダイエットを始めると時にこうでなければ!と、がんじがらめになりがちでその反動が爆食いや多すぎるチートデイに繋がってしまうような気がします。
だけど、最初の1ヶ月だけはほんの少し頑張ります。ほんの少し。
実際私は意識低い系の極みで、食べること大好きお酒大好き運動嫌い怠け者。お休みの日はチビチビ飲みながら朝から晩までソファでゴロゴロ。昭和のお父さんのような生活だったのですが、ちゃんと痩せました。最初の1ヶ月ちょっとだけ頑張って。
そして、糖質の高いもの、低いものを知る。
このことからはじめました。
私はオーバーしても気にしないくらいの気持ちで1日100g以下の糖質量を目安に。
血糖値を急激に上げないことを意識して、食事は野菜から摂るベジファースト。
次にたんぱく質、最後に炭水化物。
白米を玄米や雑穀米に置き換えて、夜は抜く。
料理に使うお砂糖は全てラカントに替える。
ラカントを使えばスイーツも怖くない!
糖質制限の良いところは、主食を抜いてもお腹いっぱい食べて大丈夫な所にあると思います。
糖質制限スタート当時は、ステーキとハイボールが定番でした。
どうしても止められなかったお酒はビールやワインは少し我慢して糖質がほとんどない蒸留酒(焼酎、ウィスキー)にしましたが、止められたらもっと早く結果も出ていたのかなと今では思っています。けれど、肉食の私でもステーキって飽きるんですよね。
ダイエットを始めるとちょっとだけ健康のことも気になりだして、それならばもっと美味しくて体にいいものを摂ろう、せっかくなら少しだけ体も動かそうかなとだんだん意識も変わってきました。
何度も言いますが、子供の頃から自他ともに認める筋金入りの怠け者の私でもそんな気持ちになれたのは糖質制限を始めてから、「食べているのに」「我慢していないのに」「頑張っていないのに」痩せたからです。
ちょっとだけ頑張ったらどれだけ痩せられるのかという好奇心に繋がったのだと思います。
STAUB鍋で作るおすすめの低糖質レシピ
半年程ジムにも通いましたが、ダイエットは食事が基本!
私はハマると同じものを何度でも何日でも食べ続けられる性分なので色々試していくつかのメニューをパターン化してみました。それは4年経った今でも続いているので自分に合っているのだろうと思います。万人受けはしないと思いますが2つほどご紹介します。
サラダボウル
ボウルに玄米(60~80g)を入れその上に玄米以外の材料を入れる。わさびごまドレッシングがおすすめ。塩とオリーブオイルだけでも美味しい。
一皿でお腹いっぱいになり腹持ちも良いので、少し遅めのランチに食べたら次の日までお腹が空きません。
鶏胸肉にラカント小匙1、塩小匙1/2をまぶし冷蔵庫に1晩置く。
STAUBUに水を入れ沸騰したらアイラップ等に入れた胸肉を入れ火を止め蓋をして冷めるまで放置したら出来上がり
お豆腐豆乳坦坦スープ
鍋にごま油をと豆板醬を入れて軽く炒める。豚ひき肉を入れて色が変わったらネギ、きのこを入れ2~3分炒める。
ひたひたになる程度に水を入れ(STAUBで作るなら食材の水分が出るので入れてもほんの少し)豆腐、すりごま、味噌大匙1、鶏がらスープの素を入れ沸騰したら蓋をして5分程煮込む。
豆乳200ccを入れ温めたら完成。お好みでラー油を垂らしても美味しい。
豆乳は分離し易いので沸騰させないように注意。
こちらも一品で満足でき、体も温まるのでこれからの季節におすすめです。
糖質制限の食事を工夫する楽しみ
その他にも、STAUBなら野菜やお肉を蒸し焼きにして塩とオリーブオイルをかけると立派なおかずになります。いつものお菓子作りにラカントを使い、小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを使えば罪悪感なくスイーツだって楽しめます。
パスタが食べたくなったら私はスーパーで手軽に買える物としていくつか試した結果、オーマイの糖質50%オフパスタがモチモチしてほんの少し生パスタっぽい所が気に入っていつも使っています。
始めたころはストイックになりがちで、揚げ物が食べたいならパン粉の代わりにおからパウダーを使ったり(これはこれで嫌いではなかったです)、たんぱく質を摂らなくては!イコール胸肉祭りで飽き飽きしたりしましたが、それぞれ試行錯誤して自分に合ったパターンがだんだん見えて来たように思います。
今ではお寿司を楽しんだり、時々フルコースも食べちゃうしワインも我慢していません。ただ、その前と後、ほんの少し頑張ることを続けているだけです。頑張るといっても最早”日常”になった糖質制限なのでいつもの通りに過ごすだけ。
終わりに
糖質制限を続けるとお腹もあまり空かなくなってくるので、極端に食べ過ぎることもなくなってきました。
運動もやったほうがいいことはわかっているけれど、気が向いたときに足上げ腹筋をしたり、ダンベルを持って上腕三頭筋を鍛えたり、ゆるーいプランクをやる程度。
いつか運動も”日常”になってくれたらもっとキレイな体になれるかもしれません。
STAUBで作ったベーコンとそのベーコンとオーマイの糖質50%オフパスタを使った生クリームを使わないローマ風カルボナーラです。
カロリーはそれなりにあるけれど、卵、チーズ、ベーコンは低糖質なので私の中ではセーフなお料理です。
▼こちらの記事もおすすめ
・お風呂前のストレッチだけで5kgダイエットに成功!ずぼらな私でも2年間継続中
・オゼンピック【GLP-1ダイエット】は本当に痩せるのか? 効果・副作用・問題点まとめ
・約1年間で19㎏減量【資産形成ダイエット】なら節約しながら痩せれる!