インドでヨガに出会い、RYT500(RYT300)まで取得
こんにちは。私はインドでヨガに出会い、産後のエクササイズ目的で始めたはずが、その奥深さに魅了されRYT500資格まで取得しました。
→RYT500資格口コミ評判①「ヨガの歴史と哲学のおもしろさに惹かれて取得しました!」
資格取得後はそのまま卒業したスクールのヨガ講師、今は東京で同スクールのオンラインクラスと、自主開催にて対面のヨガクラスの講師をしています。
初めはまさか自分が講師になると思っていなかった私ですが、ヨガ講師資格取得コース(RYT、ティーチャートレーニング、TTとも言います)を受講するうちに、体にも心にも良い変化がありました。
自分自身を肯定的に捉えられるようになり、修了する頃には今までなんとなく生きづらさを抱えていた心まで軽くなっていました。
それはヨガの本場インドの文化や雰囲気にどっぷり浸かりながらヨガに集中し、自分自身を見つめ直す機会を持てた環境のおかげでもあります。
タージマハルの対岸は隠れ写真スポット
今回はそんな私が、インドにヨガ留学をするメリット、デメリットについて、当時撮った写真とともにお伝えしていきます!
ヨガの講師資格取得やインドへのヨガ留学が気になっている方に、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
インドでヨガ資格を取るメリット
まず、【インドでヨガ資格を取る一般的なメリット】について紹介します。
- 本場のヨガを直に学べる
- 日本で資格を取得した人よりも、箔が付く
- インドにヨガ仲間ができる
- 日本よりは受講料は安い(渡航費はかかるので、トントンになる場合も)
- 短期で資格を取得できる
- 日本での日常を忘れ、ヨガにどっぷり浸れる
- インドで生活しながら、インド文化を通してヨガの理解を深められる
- ヨガ聖地なども訪れられる
- インドカレーを毎日食べられたり、チャイを手軽に飲める
インドでヨガに集中出来る他にも、アーユルヴェーダやスパイス料理、インド神話、それに関連するような情報もいっぱいで学びが尽きることがありません。
どのインド文化にもヨガが関連しているので、マットの外でのヨガを肌で感じて日常で実践できるのは大きかったと思います。
あと、私の個人的な感想ですが、インド人と知り合うと必ずと言っていい程ヨガの話で盛り上がりました。ヨガがインドの生活に根付いているので、ヨガが好き、ヨガを学んでいる、と言うとそこから話が膨らみました。
通ったスクールでTT中毎日提供されたインド料理ランチ。これがまた美味しかったです!
インドでヨガ資格を取るデメリット
逆に【インドでヨガ資格をとることのデメリット】ですが、
・インドで資格をとっても、英語だけの受講だと、語学力が足りない場合は理解に限度が生じてしまう。
英語と日本語での表現やニュアンスの違いによって、英語で学んだ事が日本語でスッと説明出来なかったり…。そもそも、英語での講義が理解出来なかったり。
・滞在先が手配されるのかどうかや、現地で病気になったときのことなど。
異国の地で万一の時は出来れば現地に頼りになる相談相手がいると安心ですね
プジャと呼ばれる祈りの儀式にはお花がよく使われます
スクールはどうやって探せばいいのか?おすすめはあるのか?
RYT資格の認定を行っている全米ヨガアライアンスのHPで(英語)登録されているスクールの評価を見ることも出来るので、ヨガを始める時のスクールや先生選びの参考にできます。
→https://www.yogaalliance.org(英語)
ある程度情報収集して候補を絞ったら、実際にそこで取得した人に聞くのが一番確実です。
私の体験ですが、ヨガをインドで始めた時は夫が近所で探して来てくれた自称ヨガ講師のインド人女性に習いました。週2回自宅に通いで2ヶ月ほど来ていただいたのですが、クラス内容と先生のキャラクターとの相性が私にはあまり合わず、途中から会うのが負担になってしまいました。
これは個人の講師の例ですが、複数の講師が在籍するスクールでも、出来たら雰囲気や評判は事前にチェックしておいた方がいいと思います。
また、今はコロナによってインドのTT事情も変わって外国人があまり来ないため、コースの時間数を減らして格安にしているリシケシの団体もたくさんあると聞きました。
行ってみたら全然違った、みたいなことは避けた方が良いので、最近も卒業生がちゃんといる信頼の置けるところが良いと思います。
私が実際に取得したスクール「ナマシヴァーヤ・ヨーガ・スクール」
私が取得した時は、同じ日本人の在住者からの口コミで評判の良かったこちらのスクールに通いました。
【Namah Shivaya Yoga】
ナマシヴァーヤ・ヨーガ・スクール
→Namah Shivaya Yoga | Delhi Gurgaon | 日本語でのヨガ資格とヨガクラス
所在地:ニューデリー本校。一戸建てが並ぶ静かな緑のある環境。
グルガオン分校。空港から割と近く日本人駐在員が多く暮らす便利なエリア。
創設、インターナショナル主宰はインド人のTej Monga(テージ モンガ)氏で講義は主に英語で行われますが、インド校の主宰であるAya Manabe先生や日本人講師による通訳サポートが受けられるので日本語で理解しながらしっかり学べます。
スクールでの修了証書授与の様子
私の通ったナマシヴァーヤ・ヨーガでは全世界の中でも優れたプログラムを提供していることがヨガアライアンスの関係者の中でも知られており、Tej先生のティーチングの深さが認められています。
その他のインドでの生活の様子や食事、気をつけておきたいこと
日本と文化が全く異なるので、良い意味でも悪い意味でも刺激的な毎日になるかと思います。ヨガ以外は賑やかで楽しい日々でした。
まず、渡航される方にお伝えしている事は火の通っていないお肉や生物、飲用水以外のお水はお口にしないようにということです。うっかりうがいで水道水を一口、飲んだだけでお腹を下した方もいます。
また、美味しいからとカレーを三食、などは避けた方がいいかなと思います。ココナッツミルクやギーなど、思っているより油分が多く含まれているので、それでお腹を壊す日本人も結構います。
カレー以外にもドーサやチャイ、インドスイーツなど、日本ではあまり食べられない美味しいものがたくさんあります!
ヨガの八支則のヤマの一つ、貪らずの精神で、腹八分目を目指すと良さそうですね。
日本食が恋しくなれば、多くはないですが日本食レストランやデリバリーもあります。
異文化の土地だからこそ、日常でも学ぶことがたくさんあります。
また、アジアあるあるですが、リキシャー(三輪バイクタクシーや人力車)で、降りる際に最初の言い値よりずいぶん高い請求をされた…というトラブルをよく聞きました。
あらかじめ乗る時の値段交渉の際に、最初に交渉した値段を目の前で紙に書きとめて、出来れば交渉相手の名前も書いておくと、後から言った言わないで揉める事がなかったです。(文字の読み書きが出来ないインド人もいますが、数字だけはわかる場合もありますし、紙に書く、という行動だけで、後から値上げをする抑止になりました。)
他の外国でもそうですが、日本ほど治安はよくありませんので貴重品は肌身離さず、外では居眠りしない事、夜8時以降は女性1人で外出しない事です。
なんだか怖い事ばかり書いてしまいましたが、日常はデリーの町に出ると路上で牛に出会ったり、瞑想中は小鳥のさえずりが聞こえたり、と身近な自然に癒されます。
また、インド人はとても親切で情に厚い方が多いので、困った事があれば声をかけてくれたり助けてくれたり心の交流も持てて温かい気持ちで過ごせました。話す時は喜怒哀楽を素直に表してくれる方がほとんどなので、こちらも表すようになり、自然体でいられました。
また、インドならではのショッピングも楽しめます。
インド綿で作られたブロックプリントの可愛いワンピースは夏に涼しくて現地でも日本でも日本人女性に人気です。
また、Himalayaのアイクリームやフットクリームなども喜ばれるのでお土産におすすめです!
インドはお城のようなホテルも多く、各地への旅行もおすすめです。
まとめ
ダライ・ラマの暮らす北部ダラムサラ。
もし、同じくらいの費用でヨガ資格を取るなら、肌身で感じながらヨガの本質を直接的に学べるインドへのヨガ留学をおすすめします。
これからの自身の道を探している方は、日本での日常を離れ静かに自分自身を見つめる機会を持て、すでに講師として活動されている方も、アライメントだけでなくヨガの哲学を深く知り、さらに自信を持って生徒さんにヨガをお伝えする事が出来るようになります。
心の奥底から感じて消化吸収した事は、日本に帰っても簡単には忘れません。
日本に帰ってからも、以前とは違った視点や心を持って生活するようになります。
以前にはざわつかされていた出来事にも心を動かされていないことに気づきます。
ヨガ哲学を理解してご自分を受け容れられた時、アーサナも瞑想もより深まっていくでしょう。
ぜひ、心と体でヨガの本質を、インドへのヨガ留学で体感してみてください。
RYT500についてはこちらで詳しく紹介しています。
→ヨガ資格 RYT500取得ガイド【2022年版】費用・オンライン対応スクールなど一挙紹介!