皆さん、「ヨガホイール」をご存じですか?
ヨガホイールとは、2014年にアメリカ・ニューヨークで発祥した、比較的新しいヨガのプロップスです。
最近インスタグラムやSNSで話題を集めていますが、痛くないの?効果はあるのかな?と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヨガホイールの効果や使い方、素材やおススメブランド、またヨガホイールを受けられるスタジオやオンラインクラスを徹底深掘りしてみました。
ヨガホイールを使ってみたい、またヨガホイールって何??という方も、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
目次
ヨガスクールMAJOLIがヨガホイール資格講座を開催!
猫背や肩こり解消に効果的という理由で注目を集めているヨガホイール。姿勢改善や背骨の柔軟性UP、体幹力・バランス力・集中力のアップなどに期待できます。
そんなヨガホイールの使い方をマスターしながら、講座が終わる頃には自分がインストラクターとなってレッスンできるまでに成長します。
なぜヨガホイール?その期待できる効果とは?
直径約30cmで、タイヤのような形をしたヨガホイールは、ドフ・ヴァーカスさんとラクエル・ヴァーモスさんという2人のヨガ講師がホイール型の道具を使ってみたところ、背中が良く伸びて柔軟性がUPしたことがきっかけで、本格的にヨガに取り入れられるようになりました。
今ではヨガをしない人たちにとっても、猫背や肩こり解消に効果的という理由で評判を集めています。そんな話題のヨガホイールには、次のような効果に期待ができます。
ストレッチが深まり血行促進
円形のホイールに身体をゆだねることで、余分な力を抜くことができて脱力しやすく、普段のストレッチがさらに深まります。
また、普段では伸ばしきれなかった細部までストレッチされて、血行が良くなり、冷え性やむくみ解消に期待ができます。
背骨の柔軟性UPで姿勢改善
円形のカーブに背中や上背部を預けることで、背骨や背骨周辺の筋肉がほぐれて背中全体の柔軟性UPに繋がります。また腰も伸ばされていき、肩周辺も無理なく開いていくので、腰痛や肩こり解消にも期待できるでしょう。
後屈ポーズの練習
ヨガの後屈は、胸が開かれて気持ちのいいポーズですが、腰や首が気になるなどの理由で、怖いと感じているという声も聞きます。
ホイールのカーブは、背中の曲線にフィットするので安全性が増し、繰り返し練習することで正しい身体の使い方を覚えることができます。
体幹UPとバランス感覚が身につく
ホイールの上に乗るポーズや動きは、不安定な中で安定感を保つ練習にもなるので、体幹が強化され、より安定したバランス感覚が身につきます。
初めてヨガホイールの上に乗る時は、ホイールの使い方に慣れてから、慎重に行いましょう。
胸を開いてリフレッシュ&リラックス
ホイールの上に仰向けになり両手を広げることで、胸や肩が開いていき、自然と呼吸がしやすくなります。
身体全体の緊張がほぐれて、深く長い呼吸ができるようになると、リラックス効果が高まり、自律神経が整いやすくなります。
ヨガホイールは、スマホやPCの使用が長くなり、猫背や前かがみなどの悩みが多い現代人にとっての救世主とも呼ばれています。
円形のカーブは一見怖そうに見えますが、背中にフィットさせることで腰や首に負担をかけることなく胸を開くことができるので、姿勢を改善したい方から、苦手な後屈のポーズを安全にマスターしたいヨガ経験者まで、幅広い層に人気が高まっています。
基本的な使い方
1.背中や上背部にホイールを当てて、カーブにフィットさせるようにゆだねて胸を開きます。背骨をほぐして肩周辺を開くので、ストレッチ効果と、後屈ポーズの第一段階の準備にもなります。
2.ホイールを両手で掴み、ホイールを滑らせながらキャット&カウの動きを行うと、背骨が滑らかにほぐれていき、体幹にスイッチが入りやすくなります。
3.ホイールを腰のカーブにフィットさせることで背骨の柔軟性を高めて、両足を伸ばすことで体幹UPにも効果的です。身体の前面を開くことで呼吸が入りやすくなるだけでなく、後屈ポーズの準備にもなります。
また、慣れてきたら軽く膝を曲げて、背中の下で心地よく転がしてみましょう。背中全体のマッサージにも効果的です。
さらに動画で見てみよう
画像や動画を見ているだけでも、背骨が伸びながら胸が開いていて、とても気持ちよさそうですね。
基本的な使い方の他にも、ポーズの補助や体幹トレーニングのサポートなど、ヨガホイールの使い方はまだまだ豊富にありますよ。
ヨガホイールを体験できるスタジオ【3選】
画像を見ていると気持ち良さそうだけど、動画を見ながらやってみるのもすこし不安・・・と感じている方も、安心してください。
ここからは、ヨガホイールのクラスを体験できるスタジオ・オンラインサービスをご紹介します。
実際に教えてもらいながらヨガホイールのレッスンを受けてみたい!という方はぜひチェックしてみてくださいね。
大手ヨガスタジオ「LAVA(ラバ)」
関東・関西を中心に、東北や中国、九州にもスタジオを展開している「LAVA(ラバ)」には、ヨガホイールを体験できる「ホイールヨガベーシック」のクラスがあります。
基本的な使い方を学ぶことができ、ヨガホイールのレンタルもできるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
また、スタジオの地域によってクラス内容が変わるので、近隣のスタジオにヨガホイールのクラスがあるか事前に確認しておきましょう。
関東を中心に展開「YARD(ヤード)」
東京・千葉を中心に6店舗のスタジオを展開している「YARD」は、日本で初めてヨガホイールのクラスを導入しました。
週に2~3レッスン開催しているスタジオもあるので、参加しやすい時間帯から選ぶことができます。
ヨガ・ピラティスが受けられる「NOA(ノア)」
→https://www.noa-yoga.com/feature/
東京に5店舗のスタジオを展開しているのがヨガ・ピラティススタジオ「NOA」です。ホイールヨガのクラスは限定されているので、スタジオが近隣にある場合は事前にチェックしておきましょう。
オンラインヨガで体験できるサービスもある!
ヨガの最新情報を掲載するサイト「ヨガジェネオンライン」
日本最大級のヨガメディア・ヨガジェネレーションが開催する「ヨガジェネオンライン」では、ヨガホイールのクラスを受けることができます。
ヨガホイールのクラスは限定的に開催されているので、気になる方はスケジュールをチェックしてみましょう。
スタジオもオンラインも受けられる「YARD」と「NOA」のオンラインクラス
→https://yard-yp.com/program/(YARD)
→https://www.noa-yoga.com/feature/(NOA)
スタジオでヨガホイールのクラスを受けられるスタジオ「YARD」と「NOA」には、どちらもオンラインクラスがあります。
自宅にいながら本格的なヨガホイールのクラスを体験できるので、スタジオが遠くて受けに行けないという方にとっても、嬉しいサービスですね。
また「NOA」には、動画を視聴できるサービスもあるので、繰り返し練習することもできます。
→https://www.noaonline.jp/yogafitness/video/437772.html
ヨガホイールのクラスはまだまだ数少ないですが、養成講座を行っているスタジオも少しずつ増えているので、これからの展開に期待できそうですね。
スタジオでクラスを受ける場合は、ヨガホイールのレンタルができますが、自宅でオンラインクラスを受けるとなると、ヨガホイールが必要になります。
また、スタジオで体験してみて、自宅でも使いたいと思うかもしれません。
ではここからは、一度使ってみるとハマる人が続出するという、ヨガホイールの種類や選び方をご紹介しますね。
ヨガホイールの種類と選び方
サイズと重さ
ヨガホイールのサイズは、直径32cm~33cm×幅12.5cm~13cm×重量1.2㎏~1.4㎏というのがほとんどでした。
そこまで大きな差がないので、これらの範囲内であれば一般的なサイズと考えてよいでしょう。
また、耐荷量は100㎏と200㎏があり、ほとんどの方は100㎏で充分ですが、より重みに耐えられる方が良いと考える場合は、耐荷量の強いヨガホイールを選ぶことをおススメします。
外側のカバー素材の違い
どのヨガホイールもサイズはほぼ同じですが、外側のカバーはブランドによって大きく異なります。
まずよく見かけるのが、見た目がシンプルでインテリアにも馴染むコルク素材です。
100%天然素材コルクのヨガホイールは有害物質を使用していないブランドも多いので、化学物質のニオイもなく安心で、汗に強く安全なグリップ力があります。
次に多いのが、ヨガマットにもよく使用されていて、環境にも優しいTPE(熱可塑性エラストマー)素材です。ゴムのような弾力で安定したグリップ力があり、汗にも強いので安心して使用できます。
同じくヨガホイールによく使われているのが、PU(ポリウレタン)素材です。
弾力性と柔軟性が高く、滑りにくいので安全性に優れていますが、日光や熱にはやや弱めなので、常温の室内での使用がおススメです。
また、ヨガホイールの新しい素材として話題にも上がっているのが、シリコン素材です。
滑りにくく弾力性があるのでグリップ力にも優れており、凹凸の付いているタイプは背中に当てて転がすだけでマッサージ効果があります。汗や水を弾くので簡単にお手入れができて衛生的です。
メインの素材は以上ですが、天然コルクとTPEを合わせたものや、その他の素材が配合されている場合もあるので、素材にこだわりたいという場合は、各ブランドの詳細をチェックしてみてくださいね。
価格帯
ヨガホイールの価格は2.000円~9.000円ほどで、値段に大きな開きがあります。
ストレッチに使う程度であればお手頃価格のホイールでも問題ありませんが、上に乗ることや使用頻度が高いと、グリップ力や劣化が気になります。
素材と価格を見極めつつ、長く使えるヨガホイールを使いたいですね。
おすすめの購入サイト・通販
デザインも美しい天然コルク製「YogaDesignLab(ヨガデザインラボ)」
デザインが美しいヨガマットで有名な「ヨガデザインラボ」には、曼荼羅やエキゾチックなデザインを施したヨガホイールがあります。
安全なグリップ力と200㎏の耐荷量なので、安心して練習ができます。
素材は天然コルク・PU・天然ゴム素材がメインで、環境に優しい水性インクでプリントされています。ベースカラーはブラックとコルクカラーがあり、どちらもスタイリッシュなデザインでインテリアにも馴染みますよ。
ヨガホイールの疑問をQ&Aで解決
ヨガホイールの気になる疑問や不安をQ&Aでまとめているので、参考にしてみてくださいね。
ヨガホイールを上手に取り入れて、しなやかなからだと心を手に入れよう!
ヨガホイールのまとめはいかがでしたか?
ヨガホイールはストレッチからトレーニング、ヨガのプラクティスまで幅広い使い方ができ、沢山の効果を発揮してくれる便利なアイテムです。
身体が硬い、普段運動をしていないという方も気軽にストレッチができますよ。
胸を開くことで心身共にスッキリとリラックスもできるので、まずは1日5分から、ヨガホイールを取り入れたリフレッシュタイム、始めてみませんか?