「無理なくダイエットを続けたい」
「食事制限や運動に頼らずに体重を減らしたい」
ダイエットに対する悩みを抱えている方は多いでしょう。私もその一人でした。
しかし、青木厚先生著書の「空腹こそ最強のクスリ」を読み、ダイエット人生が一変しました。この本で提案されているダイエット方法は16時間断食ダイエットです。実践した結果、無理なく3ヶ月で5キロの減量に成功しました。
さらに、その後も1年間にわたってリバウンドせずに体重をキープしています。具体的に、どのような方法で実践し、その効果がどれほど持続したのかについて、これから詳しくご紹介します。
筆者について
私はスポーツジムに勤務するインストラクターです。多くの顧客にダイエット指導を行ってきました。私自身、様々なダイエット方法を試し、顧客のニーズに合ったダイエット方法を模索してきました。
しかし、人それぞれ生活リズムや性格が異なるため、万人に合うダイエット法を見つけるのは非常に難しいと感じていました。
例えば、糖質制限ダイエットでは、もともとご飯や麺類が好きな方には不向きです。また、糖質不足から頭が回らず、仕事に影響が出てしまう顧客もいました。
そんな中、青木厚先生著書の「空腹こそ最強のクスリ」に出会いました。この本を読んで、“16時間断食をするだけ”のシンプルさとその効果に大変興味を持ちました。
書籍には16時間断食ダイエットの理論的な裏付けがしっかりと記されており、多くの成功事例も紹介されています。顧客にもこの方法を勧めるため、自分自身がまず16時間断食ダイエットを試してみました。
書籍の内容と私が実際に行ったアクション
「空腹こそ最強のクスリ」では、16時間の断食時間を設けることで健康を促進し、無理なく体重を減らすダイエットが提案されています。このダイエット法の核心は、1日のうち8時間だけ食事を摂り、残りの16時間は断食をするというシンプルなものです。
断食以外の8時間は特に厳しい食事制限がないため、気楽に続けることができます。実施する日数は毎日がベストですが、無理をせず週に1回だけでも良いと本書に書かれています。
断食のタイミングについては、自分の生活リズムに合わせてカスタマイズできる点が非常に便利です。16時間断食を続けることで、体内のインスリン感受性が改善し、脂肪が効率的に燃焼されるようになるのです。
また、長時間の空腹状態は成長ホルモンの分泌を増やし、筋肉の維持や修復を助ける効果もあります。この書籍では、断食をすることで起きるオートファジーのメカニズムについても詳しく説明されています。
オートファジーとは、細胞が古くなったり壊れたりした部分を分解して再利用する仕組みです。これにより、細胞は常に健康を保ち、病気の予防にも役立ちます。
私は空腹時間に対する不安があったため、断食の時間に睡眠時間を含める方が良いと思い、朝食を抜くことに決めました。
具体的には、毎日夕食を18時までに終え、翌朝の10時までは何も食べないというスケジュールにしました。私は週5日の仕事の日に断食を実施しました。仕事の日は22時に就寝し、翌朝6時に目覚めます。この生活リズムなら、断食時間の半分である8時間を睡眠で消費できます。
断食時間の多くを睡眠時間にあてることにより、空腹感を感じずに済みました。このダイエット方法では、断食以外の時間は自由に食事を楽しめます。もし食べたいものがあれば、時間をずらせば食べられたので、ストレスを感じることなく、長期的に体重を減らし続けることができたのです。
また、インストラクターとして私自身も筋トレは欠かさずにやっていました。筋トレ中は空腹だと筋肉が減ってしまう可能性がありますので、昼食や夕食後におこなうようにしていました。適度な運動を組み合わせることもダイエット効果を促進する要因になったと感じています。
16時間断食ダイエットの注意点
16時間断食ダイエットを行う際の注意点は、空腹との付き合い方です。普段から1日3食を食べ、または、間食をする習慣がある人にとっては、16時間の断食時間を過ごすのは不安でしょう。だからこそ、身の回りにお菓子や手軽に食べられるものを置かないことが重要です。
これにより、つい間食をしてしまうリスクを減らすことができます。私が成功できたのは、仕事の日に16時間断食ダイエットを行ったからです。朝、出勤後はお昼休憩まで食べられない時間を物理的に作り出しました。このスケジュールのおかげで、つい食べてしまうことを防げました。
また、お腹が空いた時にはよくブラックコーヒーや炭酸飲料を飲んでいました。空腹感を和らげる効果があり、断食中に飲むことで気を紛らわせることができます。
ブラックコーヒー以外にも、人工甘味料を用いた糖質が入っていない炭酸飲料やジュースならば断食中に摂取してもOKです。本書には、断食中でも食べて良いものがいくつか紹介されています。
ナッツ類や生サラダ、ヨーグルト、チーズなどは食べてもOKです。
絶対に“16時間の断食中には食べてはダメだ”というわけではなく、これらの食品が食べられることは、心のゆとりを保ち、ストレスを軽減することにつながりました。生活リズムに合わせた工夫を取り入れることで、16時間断食ダイエットを無理なく続けることができました。
実際にやってみた感想とおすすめの人
私は、普段から朝ごはんをしっかり食べるタイプだったため、最初は朝食を抜くことに不安がありました。「日中に糖質不足により元気が出ないのでは?」こういった不安がありました。しかし、実際に試してみると、朝食を食べなくても午前中の空腹感を感じず平気でした。また、眠気を感じず、元気に過ごすことができました。
朝ご飯を食べることにより一時的に血糖値が上がります。そしてインスリンの働きにより血糖値が正常に戻ります。この血糖値の変動でお腹がすいたと体が判断し、空腹感を感じます。そのため、昼食を多めに食べたり、間食をしてしまう原因になります。
朝ご飯は必ず食べないといけないんだという固定概念に縛られている方は、ぜひ一度朝食を抜く断食を試してもらいたいです。
断食明けの食べられる8時間は、自由に食べることができます。しかし、体重もみるみる落ち、日中の眠気がない健康な毎日が続くと、自然と栄養バランスを考えた昼食や夕食を取るようになりました。
もちろん間食をすることもなかったです。結果としてさらに体調も良くなり、全体的な健康状態が向上したと感じています。
このダイエット法は、無理なく続けられるダイエット法を探している人や、食事制限や運動が続かない人、健康的に体重を減らしたいすべての人におすすめです。
16時間断食ダイエットは、シンプルでありながら非常に効果的な方法です。誰でもすぐに始められるという手軽さが、このダイエット法の大きな魅力です。私は、この方法を実践することで、ストレスを感じることなく体重を減らし、健康的な生活を手に入れることができました。
ぜひダイエットに悩む方の健康的な体作りの一環として、16時間断食ダイエットを試してみてください。ダイエットの悩みから解放され、理想の体重を達成できることでしょう。
そして何よりも、健康的な生活習慣を身に付けることで、日々の生活がより充実したものになることを実感できるはずです。
まとめ
今回は、「空腹こそ最強のクスリ」に紹介されている16時間断食ダイエットを実践し、一年経った今の成果についてお伝えしました。
この方法は、トレーナーとしても、万人に勧められるダイエットです。自分のペースに合わせ、週に数回の実践でも効果を維持できるため、長期間続けることができます。ぜひ皆さんも、健康的な体作りの一環として、16時間断食ダイエットを試してみてください。
ダイエットの悩みから解放され、理想の体型や健康を手に入れましょう。
より詳しく16時間ダイエットについて知りたい方はこちら
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