この記事では、ヨガ養成スクールのなかでも人気の高い、YMCメディカルトレーナーズスクールで取得できるIHTA認定のヨガ資格取得のメリットと注意点を紹介。
これからヨガの資格をとりたい方や、ヨガ未経験者で資格の勉強からスタートしたい方におすすめの情報をお届けします。
目次
そもそもIHTAとは?
IHTA認定資格はYMCメディカルトレーナーズスクールで取得ができますが、そもそもIHTAとは何か?ということからまずは知っていきましょう。
IHTAの正式名称は、国際ホリスティックセラピー協会(International Holistic Therapy Association)。
ホリスティックとはギリシャ語で「全体的」を意味し、IHTAでは体の健康だけではなく心を含む健康、つまりは人生全体をより豊にするためのライフスタイルの改善が目的とされています。
現代を生きる私たちにとって、一般的な医療は血液検査やレントゲンなどの科学を用いた西洋医学ですが、この西洋医学と同時に漢方薬・アロマなどの代替医療の2つの側面から健康な心身について学ぶことができます。
そのため、資格の種類も豊富にあります。
- 整体師(メディカルトレーナー・リフレクソロジーセラピスト・筋膜リリースセラピスト・他)
- アロマ(アロマセラピーアドバイザー・オイルボディセラピスト・小顔デザイナー・他)
- ヨガ(ヨガインストラクター・ピラティスインストラクター・産後フィットネスインストラクター・他)
- スポーツ(シニアストレッチトレーナー・アナトミーストレッチトレーナー)
- ベビー(脳育ベビーマッサージセラピスト・チャイルドボディーセラピー・他)
IHTA認定のヨガインストラクターの資格取得のメリットは?
解剖学・生理学に強い
IHTAの魅力は、運動解剖学・運動生理学に強い点です。
整体師を目指す人も通うこの協会では、体の形や構造をしっかり学ぶことができます。そうすることで、より効果を実感できるヨガの練習や指導を行えるようになります。
信頼度が高い
日本のヨガ業界の第一人者であるケン・ハラクマ氏が理事を務めるIHTAでは、有名講師や実績ある講師が講座やセミナーを担当しています。
知名度の高さは就職時の強みになります。個人で活動する場合でも、信頼度が高いことで生徒さんに安心してヨガクラスに来てもらいやすくなります。
独立のサポート制度
フリーランスで活動する場合や、将来スタジオを立ち上げたい人は、ヨガレッスン以外の勉強も必須になります。
ヨガクラスの開催をどうやって周りの人へお知らせすればよいかといったマーケティングの知識や、クラスを継続させるためにどうやって資金をまわしていけばいいかといった経営についての知識が必要です。
IHTAでは独立・起業サポート制度があり、各分野のスペシャリストから指導やアドバイスを受けることができます。
1級と2級は何が違う?
IHTAでは、ヨガインストラクターの資格が2段階に分かれています。
国際的な資格であるRYT200は1級に合格する必要があります。そして、そのコースの前半部分までの学びが2級となっています。
なので、全員2級からスタートし、2級で卒業する人と、1級へ進む人へと道が分かれます。
知名度の高いIHTAでは、ヨガ未経験者が資格取得を目指しに来ることも多いです。
入口となる2級では、初心者にもわかりやすく体のしくみやヨガの歴史について学ぶことができます。
生徒同士での誘導練習や、クラスの組み立て方もカリキュラムに入っているため、2級コース卒業のみでも実際にヨガクラスを開催することが可能です。
1級コースへ進むと担当講師が代わり、ベテランの人気講師に引き継がれます。
ヨガをより深く実践している講師に触れることは、ヨガを学ぶ者にとって大切な要素です。
このコースではヨガの伝統や体の構造をさらに深く学ぶことができます。また、直接、体に触れて生徒さんを調整するアジャストメントといったテクニックも学ぶことができます。
ただし、1級コースには注意点があります。
スタジオへ通う場合はヨガを深く学べることが醍醐味となりますが、オンライン受講の場合は、2級コース終了後はマタニティーヨガ・シニアヨガなどの専門分野を選択して進むようになります。
同じ1級コースでもオンラインコースでは伝統的なヨガの学びはやや浅くなるため、ヨガを仕事にしていきたい人にとってはスタジオ受講の1級コースがおすすめです。
ヨガがどんなものか、まずは気軽に学んでいきたいという方には、2級コースまたはオンラインの1級コースがおすすめです。
実際に取得してよかったこと3選
1:プロフェッショナル
IHTAでは資格の講座以外にも、セミナーやワークショップが豊富に開催されています。
そこで講師を務める方の多くがプロフェッショナルです。難しい専門知識を持ちながらも、わかりやすい表現で伝えてくれます。理解できる楽しさと、簡単に体が変わる体験をすることできます。
2:他スタジオでも繋がりを感じる
IHTAの講師は有名な先生が多いため、他のスタジオへ行ったときに先生同士が知り合いということも珍しくありません。
特に初めて訪れるスタジオでは、先生を話題にすることでその場がなごみやすくなります。新しい出会いの中で相手との共通点をみつけるときにも、当時の先生が助けてくれているような嬉しさがあります。
3:変化がわかりやすい
体の使い方(解剖学)についての学びを重要視しているため、体が変わっていく変化に気づきやすいです。
ヨガは心や呼吸、そして真我といった目には見えないエネルギーの調整をするものでもありますが、目に見えないものの変化や成長は実感することがとても難しいものです。
変化を感じることでヨガを続けるモチベーションが維持しやすくなります。自分でヨガ教室を開く場合にも、生徒さんにヨガの良さが伝わりやすく説得力が増します。
他のヨガ資格と比べて優先度は?
IHTAヨガ資格2級は、国内のヨガ団体が認定するものです。
ヨガには様々な資格の種類があり、有名なものでは「全米ヨガアライアンスRYT200・RYT500」といったものがあります。
この全米ヨガアライアンスは世界80ヵ国以上で通用するもので、国内でも実技と座学をより多く学んだ者として信頼されやすいです。
他にも、インド中央政府公認資格・各ヨガ流派の認定資格・通信教育のヨガ資格といったものがあります。
全米ヨガアライアンス・インド中央政府公認資格では、技術の高いヨガインストラクターであることを証明しやすいです。
どんな資格をもっているかで評価を受ける場合は、このどちらかの資格があるとよいでしょう。
しかし、ヨガ未経験でいきなりこの資格取得を目指すとハードルが高く、講座についていくのがやっとで内容を理解しきれない可能性があります。
まだヨガをはじめたばかりの人は難易度の高い資格を目指すよりも、まずはIHTA2級のように「ヨガって何なんだろう?」という入口からスタートすることを優先させると、その後の成長が大きく伸びやすいです。
→難易度別!ヨガインストラクターの資格まとめ オンライン講座ありなしもチェック
これから受講される方へのアドバイス
資格を取ったら素敵なヨガインストラクターになれると思う人は多いと思いますが、実際には資格をとった後にヨガクラスをたくさん経験することが大切です。
ヨガインストラクターとしてすでに活躍している人でも、定期的にスキルアップの勉強を繰り返しています。
勢いに乗って資格取得にチャレンジすることは素晴らしいですが、スタートダッシュするよりも、マラソンのようにじっくりと時間をかけて走る気持ちをもっておきましょう。
IHTA認定のヨガインストラクターを取得をお考えの方は、まずは公式HPでチェック!
→YMCメディカルトレーナーズスクール公式HP