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ホットヨガインストラクターが教える、ホットヨガの3つのメリット・デメリット

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ホットヨガと常温ヨガの違い

ホットヨガは、常温ヨガとは違い高温多湿の環境で行います。

【温度】約35〜38度
【湿度】約55〜65%

また、汗の量にも違いがあり、常温ヨガはじんわり程度の汗をかきますが、ホットヨガでは滝汗をかくことができます。暖かい環境で心地よく体を動かし、発汗作用も期待できるのはホットヨガの魅力の一つですよね。

ホットヨガのメリット3つ

ヨガ

体が温まる

ホットヨガは高温多湿の環境で行うので、季節関係なく体が温まります。スタジオに入るだけでもじんわり汗をかきますが、更にヨガのポーズを行い、体を芯から温めることで滞った血流・リンパの流れが良くなるのです。

冷え性改善

女性の大敵でもある冷え性。デスクワークなどで下半身の血流が滞っている人は、ホットヨガが特にオススメです。

暖かい環境でヨガのポーズを行うと、体が内側から温まっていき、血流の流れがスムーズになります。更に、末端までしっかりと血流が流れることで、手足の冷え解消にも役立ちます。

ホットヨガに通われている女性は、冷え性改善目的の方が多い印象でしたが、夜ベットに入った時の足の冷えを感じなくなったなど、嬉しいお声を何度もいただいたことがあります。

むくみ解消

余分な水分や老廃物が体内に溜まることでむくみの原因に。デスクワークや立ち仕事は特に下半身がむくみやすくなります。

私も毎回と言っていいほど、仕事終わりは足に靴下の跡がついていました。ホットヨガでリンパの流れを促進することで、体内に溜まった不要なものが排出され、むくみ解消の効果が期待できます。

私が初めてホットヨガの効果を実感したのは翌日の朝。

普段なら顔や下半身のむくみを起きた途端から感じ、目覚めが悪かったのですが、ホットヨガ翌日はすっきり目覚めることができたのを覚えています。一日で実感できるほど、体に余分なものが溜まっていたんだなと感じました。

体が硬い人にもホットヨガはおすすめ

「ホットヨガに挑戦したいけど、体が硬い私にはできない」なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?

インストラクター時代も、多くの生徒が柔軟性に自信が無いと話していました。「柔軟性が無いからできない」ではなく、だからこそ私はホットヨガをおすすめします。

なぜなら、体が温まった状態で筋肉を伸ばすと、柔軟性を高めることができるからです。

大事なのは、痛いと感じるところまで頑張るのではなく、心地よく伸ばしてあげること。体が温まると筋肉も緩みやすくなりますが、無理に伸ばしてしまうと逆に筋肉が縮こまってしまいます。ヨガは周りとは比べず自分のペースで行いましょう。

夏にもホットヨガがおすすめな理由は?

意外と体が冷えやすい夏。

外の気温も高い夏場にホットヨガは抵抗がある人も多いかもしれませんが、冷たい飲み物やアイスなどでどんどん体の内側は冷えていきます。また、エアコンが効いた室内と真夏の外では気温差が激しいため、体温を調整してくれる自律神経も乱れる羽目に。

夏バテ防止のためにも、ホットヨガで体を芯から温めてあげることが大切です。

汗をかく習慣ができる

ホットヨガと言えば、大量発汗ですよね。汗をかく習慣ができると、様々ないい効果が期待できます。

デトックス効果

ホットヨガでは、汗と共に体内に溜まった毒素や老廃物を一緒に排出することができます。また、腸内環境も良くなるので便秘解消にも効果的。

更に、体内に溜まった毒素は約7割が便から排出されると言われているので、体がすっきりしますよ!

美肌効果

日常生活ではかかない量の汗をかくことで、毛穴の奥に溜まった汚れも排出されやすくなります。実際に、私もホットヨガを初めてから肌トラブルの悩みが減り、長年気になっていた乾燥肌も改善されました。

なるべく化粧を落として参加すると、毛穴が開きやすくなり美肌効果が高まります。

汗をかきにくい人の対処法

「ホットヨガで滝汗を期待したけど、思ってたより汗をかけなかった」なんて経験ありませんか?

実際に、発汗作用が実感できずホットヨガを断念する人も少なくはありませんでした。

しかし、少しの工夫だけで汗の量は変わります。汗をかきにくい体質の人は、ぜひ以下2つの方法を試してみてください。

■ 水分をしっかりとる

レッスン前に、コップ一杯ほどの水分をとってから参加することをおすすめします。

体内に水分が不足していると汗をかかず、老廃物も排出されません。レッスン中もこまめに水分補給を行いましょう。

1リットルほどの水分があれば十分ですが、不安な方は2リットル準備しておくと安心です。ただ、水分を取りすぎるとお腹がタプタプで動きにくくなってしまうので、調整して下さいね。

■ スタジオに早めに入る

時間に余裕があれば、レッスンが始まる少し前からスタジオに入室しておきましょう。事前に体を温めてあげることで発汗作用を促します。

床暖房があるスタジオでは、うつ伏せになりお腹を温めてあげると、全身の血流を促すことができますよ。

■ 汗の質の変化も気づけるかも

質のいい汗・悪い汗があるのをご存知ですか?

【質のいい汗】サラサラしており、臭いなどの不快感がない。
汗の玉が小粒で蒸発しやすいので、汗をかいた後でもすっきりする。

【質の悪い汗】ベトベトしており、臭いが気になる場合も。
汗の玉が大きく蒸発しにくいので、汗をかくほど気持ち悪く感じる。

嬉しいことに、ホットヨガでは質のいい汗をかくことができます!

自分の汗はどちらなのか気になりますよね。ホットヨガを始める前に汗の状態を確認しておくと、変化を楽しむことができますよ。

ダイエット効果

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正直に言うと、ホットヨガのみではダイエット効果に即効性はありません。何事も継続が大事と言いますが、ホットヨガも同じです。

新陳代謝を促し、太りにくく痩せやすい体質に変化させるためには最低3ヶ月は継続しましょう。

中々体に変化が出ないとモチベーションは上がりませんが、脂肪燃焼効果の高いヨガのポーズや、ダイエットに特化したレッスンがあるスタジオも多いです。焦らず少しずつ体質を変化させることで、リバウンド知らずの体になったりと嬉しい効果が期待できますよ。

ホットヨガと食事

ダイエット効果をより高めたい方は、食事も気にかけてみましょう。ホットヨガのレッスン前後2時間はなるべく食事を控えることをおすすめしています。

レッスン前⇒食べすぎると気持ち悪くなったり、体が重たくなってしまう。
レッスン後⇒汗をかいた分、栄養を吸収しやすい体になっているので注意が必要。

でも、仕事終わりなどでレッスンに参加する人は前後2時間の食事を控えるのって正直きついですよね。逆に何も食べないと体調が悪くなるかもしれません。そんな人のために、レッスン前後でも食べてOKな食事を紹介します。

【レッスン前】⇒消化吸収が早い食品
(例)バナナ、ヨーグルト、温かいスープ、おかゆ【レッスン後】⇒タンパク質を多く食品
(例)鶏ささみ、卵、納豆、豆腐、プロテイン、プロテインバー

もちろん食べ過ぎには注意が必要です。

頑張ったご褒美についつい美味しいご飯を食べたくなりますが、炭水化物や脂質、アルコール類はなるべく我慢しましょう。また、レッスン後は野菜や果物などのビタミンを摂取することも大事です。

レッスン前後の食生活を改善することで、更にダイエット効果が高まっていきます。

こんなお悩みを抱えている方は、ホットヨガがおすすめ!

  • 冷え性、夏バテ
  • 体が硬い
  • あまり汗をかかない
  • 肌トラブル
  • むくみ
  • 肩こりや腰痛
  • 筋力の低下
  • 痩せにくく、太りやすい
  • ストレスを抱えている

ホットヨガを始める理由はなんでもOKです!上記以外にも趣味を増やしたい、ヨガ友が欲しいという理由で通われている方もいました。体に合う合わないの個人差はありますので、まずは体験レッスンでホットヨガを体感していただくことをおすすめします。

ホットヨガのデメリット3つ

ホットヨガを始めたいと考えている人は、一度デメリットも確認しておきましょう。デメリットを事前に知っておくことで、より快適にレッスンに参加することができます。

自律神経が乱れる

ホットヨガの暖かい環境と、スタジオ外の温度差によって自律神経の乱れを引き起こす場合もあります。

人間は、暑い時には汗をかき体温を下げ、寒い時にはぶるぶるっと震えて体温を上昇させようとします。寒暖差が大きいとその環境に適応しようとするあまり、自律神経が疲弊し、結果的に体調不良や不眠など心身の不調をもたらす傾向があります。

私自身はまったく不調は感じられず、ホットヨガによる自律神経の乱れを実感することはありませんでしたが、他のインストラクターではホットヨガの影響で体調不良となった人も確かにいました。

少数ではありますが、体調不良になった人がいたということも事実です。合う、合わないは個人差がありますので、自分にフィットした頻度で受講することをおすすめします。

体に不調が起きる可能性も

高温多湿の環境が体に合わず、体調不良になってしまうケースも少なくはありません。

例えば、水分補給が不十分で脱水症状になったり、熱中症のリスクも。

インストラクターから水分補給の促しはありますが、ご自身のタイミングでもこまめに水分を取ることが大切です。また、レッスン中は寝転ぶ・座る・立つなど色々な動きがあるので、めまいやふらつきを予防するためにも、慌てて動かずにゆっくり起き上がる・立ち上がるを意識しましょう。

スタジオによってレッスンの質が違う

ホットヨガでは必ずインストラクターに指導を受けますが、ホットヨガインストラクターは資格取得が必須ではありません。

資格を持っていない人のほとんどは、入社した後に会社独自の研修を受けてインストラクターデビューとなります。

インストラクターによってレッスンの質が違うスタジオも実は多いので、ホットヨガをこれから始める人は、色々なスタジオに体験へ行くことをおすすめします。

私もこの事実を知った時は驚きましたが、もちろんヨガ資格を取得しているインストラクターもいますし、資格がなくてもレッスンの質が高い人は沢山います。

継続させるためにも自分に合ったスタジオを選んでくださいね。

ホットヨガNGの人は?

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デメリットを紹介しましたが、そもそもホットヨガNGの人もいます。念のため、自分には当てはまらないか確認しておきましょう。

  • 妊婦
  • 高血圧の方
  • 心疾患のある方
  • 肌に強い炎症のある方

妊婦の方はヨガ自体がNGという訳ではありません。

常温ヨガでは、お腹を圧迫しないポーズで構成されたマタニティヨガが受講できるスタジオも多いです。

ホットヨガでは、子宮が圧迫されたりホルモンバランスが乱れたりと赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあるので、妊娠の可能性がある人も気をつけてくださいね。

まとめ

ホットヨガには沢山のメリットがありますが、デメリットがあるのも事実です。これから始めたいと考えている人は、まずは体験で自分の体に合う合わないを判断していただきたいと思います。

デメリットを事前に知った上でレッスンに参加すると、より快適にホットヨガを楽しめますよ。

たとえ、ホットヨガがフィットしなくても、常温ヨガはOKな場合もあると思いますので、スタジオのインストラクターに相談してみてくださいね。

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ゲストライター
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ヨガ・ピラティスの講師、ダイエット経験者など、さまざまな方々からのゲスト投稿および口コミ体験談です。
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