今日は「PMA(ピラティス・メゾット・アライアンス)」にも加盟している国際資格のBASIマットピラティスを取得後、マシンピラティスを勉強中の私が、BASIの資格取得の話と、地方から通いでの資格取得のリアルな口コミ体験談をお話ししたいと思います。
最近話題のピラティス。
実際にやってみると、その魅力は一言では言い表せないですよね。
ピラティスを知れば知るほど、インストラクターの道や、もっとピラティスを極めたいという気持ちになると思います。ピラティスの資格を取得したいけど、どこで学ぶのがいいかな?と悩む方も多いのではないでしょうか?
私は地方でヨガインストラクターをしながら、ピラティスに魅了され資格を取得し、今もなお勉強を続けています。
最初は、課題も多いピラティスの資格を地方にいる私が取得できるのか、続けられるのかとても心配でした。ですが、地方に住んでいても東京へ通いながら無理なく勉強を続けられています。
目次
そもそもなぜ、ピラティスの資格を取ろうと思ったのか
そもそもなぜ、私がピラティスの資格を取得しようとしたかというと、憧れだったヨガインストラクターとして働き始めた頃、レッスンで体を痛めてしまうことが多く、悩んでいました。
そんな時、整骨院の先生からピラティスを勧められたことがきっかけでピラティスに出会いました。
毎週マットのグループレッスンを受けているとみるみる自分の体が変わっていったのと、あんなにも体を痛めていたのに痛める事が少なくなりとても驚きました。
そんな自分の変化を実感し、私もピラティスをもっと勉強してインストラクターになり、この良さを多くの人に伝えたいと思うようになりました。マットピラティス取得後、ピラティスの元々の運動法であるマシンピラティスも学びたいと思いマシン養成コースにも通いました。
BASIピラティスを選んだ理由と具体的なコース
ピラティスの資格を取得したいと思い、色々調べていると、金額から取得できる期間まで様々でした。
価格が安く短期間で資格が取れる場所もありましたが、私は信頼度の高い「PMA(ピラティス・メゾット・アライアンス)」に加盟している団体の中から選びたいと思いました。
PMAとは世界で最も歴史のある、ピラティス指導者の国際的な資格と教育基準を確立している非営利組織です。
なので、PMAに所属している団体というのは世界でも通用する水準の団体ということになります。BASIはPMAに加盟しているので、団体への加盟が私の大きな決め手でした。
私が1番初めに参加したコースはマット養成コースでした。前半はピラティスの座学、後半はマットピラティスの動きを行いました。その後、マットとマシンの両方の資格を取得するコンプリヘンシブ資格を目指したいと思い、再びBASIに通います。
その時にはBASIのコースに変更があり、マットとマシンの基礎を学ぶファンデーションコースと、中上級のマシンを学ぶグラデュエイトコースというものがありました。
ファンデーションコースからの受講でしたので、マットコースはリテイクという形で2回目の勉強となりました。前回マットコースを受講してから1年ほど期間が空いていたので、再びマットを学べるいい機会でした。
マシンを学ぶ時間も丁寧にマシンの乗り方と降り方まで教えてくれます。安全に使うために乗り方、降り方も実技試験の範囲に入っているとのことでした。
BASIピラティスを実際受講してみて感じたこと
BASIのピラティスについて、受講して良かった点とイマイチだと思った点
BASIピラティスはしっかりしたカリキュラムで進めていくのでとても安心でした。ファカルティーと呼ばれる講義を担当してくださる先生方もとても親切で、愛に溢れた指導をしてくださいます。
課題が多いことも最初は不安な点の一つでしたが、それは信頼されるインストラクターになるためにとても必要なことですし、実際試験を受けるまでの練習は課題以上の時間を費やしました。
なので、課題の量も自然と学べる環境に自分を置くことになるので、とてもいい経験だったと思います。
逆にBASIで大変と感じた点はありませんでした。強いて言うならば教科書が英語で表記されていますが、同じような単語が多く出てくるので、勉強していくうちに慣れてきます。
地方からBASIピラティス(東京)への通いについて
BASIの講義自体は各6日間ですが、課題の量が多くピラティススタジオが少ない地方での挑戦には最初から不安がありました。
BASIのカリキュラムは連続して6日間ではなく2日ごとに、月1回や隔週に1回ずつなどそれぞれのライフスタイルに合わせて通うことができます。なので、地方から東京へ通いで資格を取得することはそれほど大きな負担にはなりませんでした。
問題は課題です。マットの課題に自分で練習する自己実践の時間が100時間、BASI卒業生のレッスン見学オブザベーションが20時間、人に教えるティーチング練習が30時間あります。
近くにBASIの資格を持っている先生のスタジオがなかったので、課題を終わらせることができるかとても不安でしたが、オンラインレッスンを受けることでその問題は解決することができました。
マシンのコースでも同じように課題の悩みがでましたが、近くにスタジオが多くない事と、マシンをレンタルして練習するレンタル料金の事を考えるとマシンを購入した方がいいと思い、思い切ってリフォーマーを購入しました。
受講後どのように活かしている、もしくは活かす予定があるか
マットの資格取得後はスタジオでマットピラティスのグループレッスンを担当しています。マシンピラティスも少しずつレッスンを行っていますが、今後マシン取得後は本格的に活動していきたいと思っています。
これから受講される方へのアドバイス
BASIについて
BASIピラティスは流れるような動き(フロー)を大切にしています。フローで動くことで、心と体の繋がりを感じられるメゾットになります。
BASIでは丁寧に教えてもらえる事と、教科書にマッスルフォーカスという、どこの筋肉を使っているかというのが全てのエクササイズに表記されています。
私は最初解剖学が大の苦手でしたが、このBASIのカリキュラムを進めていくうちに解剖学が分かるようになってきて、自然と知識が身につくようになりました。
そして、BASIのマシンカリキュラムは追加料金なしで、リフォーマー・キャデラック・チェア・バレルなどのマシンを指導できるようになります。
BASIは世界中で養成コースが行われているため、同じピラティスを学ぶ仲間が世界中にいるというのも、自分の励みになりますし、とても心強いです。
通いについて
私も最初はマシンピラティスが少ない地方から、東京へ通いながらBASIを学ぶのはとても難しい事だと思っていました。
ですが、実際にやってみると想像していたよりも大変ではなく、楽しみながらマットの資格を取得することができましたし、無謀だと思っていたマシンの養成コースにも通うことができました。
同期の方の中には、子育て中の方もいました。みなさん本当に様々な環境でBASIの資格を取得していましたので、どんな方でも資格に挑戦できると思い私も刺激をもらいました。
BASIでの資格取得を通して、自分の中でピラティスを極めたり、他の方へ良さを伝えるためにインストラクターになったり、自分の可能性は無限にあるという事を多くの人に知っていただけたら嬉しいです。
PMA団体に加入しているピラティス養成講座はこちらで詳しく紹介しています。
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