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ヨガは危険!?ヨガでケガをしないために気をつけること6選

継続することでダイエット・メンタルの安定・柔軟性や筋力のアップなど、健康面や美容面での効果を実感できるのがヨガ。

しかし、ヨガのポーズでは不安定な体勢を多くとったり、身体を無理に動かしてしまうことで、ヨガでケガをしている人が多いのも事実です。

実はヨガ歴15年の筆者は、ヨガスタジオでの受講中に大ケガをした経験があります。ハンドスタンド中に体勢を崩し、腰を強打しました。その結果、腰椎を骨折・・・。(お恥ずかしい・・・。)

お医者さんからは絶対安静と言われ、会社勤めの私は仕事を休むハメとなり、通常の生活に戻れるのに要した期間は3ヶ月。自分が悪いのですが、散々な目にあいました。

ヨガで健康や美容を手に入れるはずなのに、ケガという結果に。本末転倒です。

日本のヨガ人口は600万人を数え、今後は1600万人を超えると予測されています。近年は女性だけでなく、健康志向の男性や高齢者の間でも関心が高まっており、性別や年齢に関係なく誰でもどこでもヨガをすることができます。

また、コロナ禍で急激にオンライン化も進みました。

ヨガを簡単に生活に取り入れられるようになった今だからこそ、一度立ち止まって、ヨガとケガの関係を考えてみませんか。

今回は、ヨガでケガしないために気をつけることを6選お伝えします。

ヨガでケガをするのは本当か!?

非日常的な動きが多いヨガのポーズ。一連のヨガのポーズの流れには実は意味があり、身体を慣らしながら強度の低いポーズから高いポーズへ移行していきます。

身体が慣れない状態で強度の高いポーズをしたり、自分の身体の限界を超えた動きをするとケガに繋がる恐れがあります。

ここでは、実際にヨガでケガをした人の割合やケガの理由などを見ていきましょう。

ヨガでケガをしたことがある人の割合は6割

ヨガ安全指導員『ヨガとケガの調査2019』の調べによると、ヨガでケガをしたことがある人の割合は56%という結果が出ています。約2人に1人が、ヨガでケガをしたことがあるという結果です。

また、ケガをした場所はヨガスタジオが48%、自宅が35%という結果も出ています。ヨガスタジオでインストラクターの指導を受けて実践していても、ケガは起こるということです。

ヨガの怪我に関するアンケート
出典:ヨガ安全指導員 ヨガとケガの調査2019

怪我をする理由

ヨガでケガをする人は経験の少ない初心者と思われがちですが、実は経験者のケガも目立っています。

    初心者がケガをする理由

  • 間違った方法でポーズとる
  • インストラクターや隣の人がやっているので、自分もやれるはずと無理をしてしまう。
  • YouTube動画の見ようみまねでやっている。
  • ヨガ本来の意味が分かっていない。
    経験者がケガをする理由

  • ミスアライメントにより身体に負担が生じている
  • ヨガのしすぎによるオーバーワーク
  • 自分のイメージよりも身体に負荷がかかるポーズをしている

ケガをする箇所

ヨガ安全指導員『ヨガとケガの調査2019』の調べによると、腰が20%で1位、続いて手首、首の順となっています。腰や首の反らせすぎや、捻りすぎなどのやりすぎは禁物です。

また、体重を手首にかけた際に手首の角度が正しい位置にない場合などがケガに至っており、ポーズと身体の部位の位置関係も重要になります。

その他、インストラクターに無理なポーズを指定されて、ケガをするケースもおこっています。

怪我のアンケート結果
出典:ヨガ安全指導員 ヨガとケガの調査2019

ヨガでケガをしないために気をつけること6選

人と比べない・競わない

人と比べてあの人は身体が柔らかい、キレイなポーズをしている、でも私はできていない・・・なんてことを考えたことはないでしょうか。

ヨガの目的はポーズを実践し、自分の心身のバランスを整えるものであって、人と比べるものではありません。

大事なのは自分です。自分の身体はどんな身体なのか。自分が何が得意で何が苦手なのか。まずは、今の自分の身体を知ることが大切です。

ポーズは無理をしない

もうちょっとイケる!これがケガの元です。頑張ろうと張り切って、最初から無理をするのは危険です。

ポーズをするときは身体の調子に意識を向けて、心地よさを感じられる程度で行いましょう。初心者は無理だと思ったら休む、経験者は過信することなく取り組みましょう。

呼吸とポーズを連動させる

ゆったりと呼吸をすることで身体の無駄な力みを緩め、スムーズに身体を動かすことができます。呼吸をすることで力づくではなくポーズを深められます。

ポーズを行うときに、無意識で呼吸が止まっていたという経験もあると思います。呼吸とポーズは表裏一体です。ポーズを行うときは、必ず呼吸に意識を向けましょう。

プロップス(補助具)を活用

プロップスは、ポーズの補助や軽減のためにとても有効的な道具です。プロップスを使用することで、経験年数やスキル、身体の柔軟性、筋力に関係なくヨガのポーズを深めることができます。

プロップスで代表的なものに、ヨガブロック・ヨガベルト、ボルスターなどがあります。

信頼できるインストラクターを探す

事前に身体の調子を伝えるなど、日頃からインストラクターとの信頼関係を構築することが大切です。優秀なインストラクターであれば事前に言われた体の調子を参考にして、クラスを進めてくれます。

逆に、やたらアジャストの多いインストラクターには注意が必要です。

生徒の身体には目に見えないリスクが潜んでいる可能性もあるため、インストラクターの配慮には限界があり、結果アジャストが間違っているというケースもあります。

ヨガインストラクターの資格をとる

ヨガのポーズの種類は、なんと8400万種類もあると言われています。ヨガのポーズには、そもそも身体の自然な動きの構造になっていないものが沢山あり、正しい知識がないと結果としてケガを招きやすくなります。

ヨガインストラクターの資格をとることで、身体の構造や詳細なヨガボーズ、呼吸法などを基礎から学ぶことができ、ケガをしない正しい知識をつけることができます。

ケガをせずに、楽しいヨガライフを送りましょう

今回は、ヨガでケガをしないために気をつけること6つをお伝えしました。

ヨガを継続することで、心と身体の不調を整えたり、筋力が鍛えられます。また、ダイエットに効果的であることから、健康面や美容面での効果を実感できるのがヨガです。

この効果を最大限に生かして人生を送りたいですね。

ヨガと長く付き合うことを考えると、ヨガでケガをしないための正しい知識を習得するのはとても大事だと思います。

大怪我をした筆者は、大ケガをしたあとにヨガインストラクターの資格をとって、身体の構造、ボーズや呼吸法などを基礎から学びました。

以前は無理をしてポーズをしていましたが、今は人と比べることもなくなり、休むときは休み、自分の心地よい範囲でヨガを行うことが出来、改めてヨガの効果を実感しています。

また、各ポーズにおける、身体の部位の正しい場所が分かったことも大きいです。

正しいヨガの知識をつけて、心身共に健康でポジティブなヨガライフを送りましょう。

ゲストライター
ゲストライター
ヨガ・ピラティスの講師、ダイエット経験者など、さまざまな方々からのゲスト投稿および口コミ体験談です。
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