ヨガ。
それは、時間と心に余裕があって健康的な人がやっているモノ。
そんな「偏見」が、以前の私にはありました。
今思えばくだらない話です。
でも考えてみたら世の中、偏見だらけですよね。
「字が綺麗だから育ちが良さそう」
「ギャルってポジティブそう」
「子供好きに悪い人はいない」
「芸能人って西麻布で飲んでいそう」…。
そんなことは全て偏見。
ヨガを始めた私は、時間にも心にも余裕が無いことだってあるし風邪だって引きます。
それでも良いんだよ、と教えてくれたのがヨガでした。
ああ、偏見に縛られていなければ、もっと早くヨガに出会えていたかもしれないのに。
偏見って怖い。
そしてヨガへの一歩を踏み出せて、本当に良かった。
独り言のような前置きが長くなってしまいましたが、こんな日常的な出来事も交えて執筆していく定期連載がスタートとなりました。
大好きなヨガに関する定期連載。
初回は気合を入れて自己紹介をしたいと思いますが、どうか偏見無しに楽しく読んで頂ければと思います。
ヨガと出会うきっかけになったのは、アンジャッシュの児嶋一哉さんでした。
番組でご一緒させて頂いていた際に、ヨガに取り組まれている姿を拝見して憧れを抱きました。
“おっさんずヨガ”を掲げてヨガに取り組む児嶋さんは、いつも活き活きされていて。
朝の生放送番組でヨガを披露した後に、私との収録、その後も夜遅くまでお笑い番組の収録…鬼のように忙しいスケジュールをこなしながらも、常にエネルギッシュでした。
これもやはりヨガの恩恵なのでしょうか。私もヨギーになりたい!と強く感じた出会いでした。
本業は「フリーアナウンサー」をしている私ですが、「ラジオDJ」をしたり「芸人アナウンサー」と呼ばれたり、肩書きは様々です。
「アナウンサーってテレビでニュースを読んでるイメージ!」ですよね。
私の場合、フリーアナウンサーとしてニュースやお天気を読み上げる傍ら、ラジオのレギュラー番組ではほとんどの時間がフリートーク。毎日3時間ほどフリートークを続ける中で、いつの間にか芸人のような性格がバレてしまっていたみたいです。
それでも受け入れてくれているホリプロアナウンス部のマネージャーさんには、大感謝しています。
2年前からは結婚生活がスタートしているのですが、毎日の献立を考えるのも一苦労。
地元北海道から送られてくる「いくら」の丼に助けられる日々です。
「結婚って新しい自分に生まれ変わるイメージ!」もあったのですが、今までの生活の延長線をゆるーく辿っています。ゆるーい日常をいつも横目で見てくれているオットよ、ありがとう。リモートワークのカメラにたまに映り込んでしまって、ごめんね。
仕事も家庭も健康第一。
体が重いと、気持ちも重くなりますよね。
何かおかしいと思ったらすぐに病院へ!が私の鉄則なのですが、この時期毎日のように心配になるのが喉。
仕事柄、喉を酷使することが多いのですが、ヨガインストラクターの皆さんはどんな対策をしていますか?
加湿器を使用するのはもちろん、のど飴や飲料やマスク…共有したいものがたくさんあります。自分の体質を理解した上で、出来るだけ健康な自分でいたいものです。
そんな生活の合間で取り組むヨガは、フラットな自分でいられる大切な居場所。
自分の身体に向き合う、大切な時間です。
ヨガマットを丁寧に敷いて、動きやすいヨガウェアを工夫して、ヨガブロックで体を整えて…
イベントやリトリートに参加して、新しい先生にも出会って、本やSNSも辿って…
すっかりヨガのトリコです。
時間や心に余裕がなくても良い、少し風邪を引いてしまっても良い、”呼吸”ができていれば、それで良い。
ヨガは皆さんにとってどんなものになっているでしょうか?
ライターとして様々な角度から物事を切り取っていく中で、この記事が皆さんの居場所になれると嬉しいです。
お互いのありのままを、静かに認め合えるように。
ヨガがフラットな私を受け入れてくれたように、この記事も皆さんの居場所になれますように。
今後は「ヨガ×⚪︎⚪︎」を題材として、トピックの要素を広げていく予定です。
ヨガと生活との結びつきは無限大、ですね。
まだヨガに取り組んだことがない方も、安心してください。私のように偏見を持っていた捻くれ者も、今ではすっかりヨガのトリコです。
“呼吸”ができているだけで、ヨガの準備はバッチリですから。
ちなみに、次回連載の題材は「ヨガ×人」。MAJOLI代表 横幕真理さんとの対談の模様をご紹介します。
ヨガのお話はもちろん、お仕事やプライベートまで迫ります。MAJOLIで資格を取った”マジョリ生”の皆さんはもちろん、wellness story読者の”ウェルピー”の皆さんも必読です。
(この名称の秘密については、次回連載で!)
「ヨガ」を軸に、世間話も挟みながらあなたに寄り添える定期連載を目指します。
暖かい目で見守って頂ければ幸いです。
photo : Yuta
styling : easyoga ・juno