ピラティスインストラクターの資格を取得したいと考えている方へ。
この記事では、FTPについて詳しくお伝えします。
FTPは国際的教育団体PMAの会員で、就職にも強く初心者にもおすすめできる団体です。受講方法や、費用、資格取得後のサポートなどを詳しくまとめたので参考にして下さい。
資格取得をご検討されている方は是非最後までお読みください。
目次
1. FTPピラティスとは
FTPピラティスは1991年にイギリス・ロンドンで開発された団体です。
一般的に知られているジョセフピラティス氏の伝統を引き継ぎながら、独自のエクササイズメソッドを取り入れています。
「柔軟性向上」と「体幹の強化」に重きをおいたメソッドを学ぶことで、クライアントに専門的な指導ができるようになります。
イギリスで開発された団体ですが、日本にも約23カ所に認定機関がありますし、各地でセミナーも開催されているので安心して受講することができるでしょう。
2. FTPピラティスがおすすめの人
- ピラティス初心者だけど、インストラクターを目指したい人
- 取得費用を抑えたい人
- 仕事や学業で忙しく、短期間で資格を取得したい人
- スキルアップを図りたい人
FTPピラティスインストラクターの資格は年間500人以上が受講しています。
この記事をかいている私もインストラクターとして活動していますが、インストラクターの仲間にFTPの卒業生が大勢います。
初心者からスタートして、現在は大手スタジオで人気インストラクターとして活躍している方や、フリーランスで収入を得ている方を知っています。
FTPは丁寧な指導と、フォローアップ体制がしっかりあることで多くの方に選ばれている団体です。
以下でメリットを挙げ詳しくお伝えしていきます。
3. FTPピラティスで資格取得するメリット5選
- サポート体制が整っている
- 受講料が安く、受講時間が短い
- ほぼ全国にアカデミー校がある
- 就職に強い
- 高難易度エクササイズをマスターできる
詳しくお伝えします。
①サポート体制が整っている
FTPは受講期間~資格取得後のサポート体制が整っています。
開校場所によっても異なりますが、ブラッシュアップ講習会や解剖学などの基礎的な学びを深める講習会などがあります。
資格を取得したら終わりではなく、その後もインストラクター同士で交流を深めることができる場があるのは大きなメリットだと思います。
②受講料が安く、受講時間が短い
他のピラティス資格団体と比較すると、良心的なお値段で受講時間も短いことで人気です。
仕事をしながら資格を取得した人や、お金をかけられない学生の受講者も増えています。
詳しい料金は後ほどお伝えします。
③ほぼ全国にアカデミー校がある
移動費や宿泊費にお金をかけずに学ぶことができます。
まだアカデミー校のない地域もあるため、事前に確認することをおすすめします。
④就職に強い
国際的教育団体PMAに加盟しているため、就職に強いといえるでしょう。
就職の募集要項にPMA団体の資格保持者など書かれていることもあるので、PMAに加盟している団体で資格を取得することで損をすることはまずないでしょう。
⑤高難易度エクササイズをマスターできる
団体によってはベーシックコースを受講する場合、基本的なエクササイズを中心に学ぶことが多くあります。
ですが、FTPではベーシックコースでも、高難易度のエクササイズを学ぶことができる点が魅力です。クライアントの能力に応じたエクササイズを指導できる力が身に付きます。
4. FTPピラティスで資格取得するデメリット2選
- 資格更新の手続きと費用が掛かる
- アカデミー校によって受講料金が異なる
詳しくお伝えします。
①資格更新の手続きと費用が掛かる
1年間を通して講習を何度か受ける必要があるため、忙しい方にはデメリットとなるでしょう。
FTPのライセンスは1年ごとに更新をする必要があります。
インストラクターとして、より良い指導が行えるように能力の維持向上を図っていくことを目的としています。
資格の更新には、年会費1万円を納めることが必要です。さらに、1年間で6ポイントの継続教育単位を取得する必要があります。
継続教育単位とは、先程もお伝えした資格取得後のサポートであるブラッシュアップ講習会などに参加することで得られます。
年会費1万円は、他の団体と比較しても平均的なお値段です。
資格更新に必要な手続きは、団体によって異なるので比較することをおすすめします。
デメリットに挙げましたが、インストラクターとして学びを継続することは、クライアントと関わる上で必要なことなので素晴らしいシステムだと思います。
②アカデミー校によって受講料金が異なる
以下で詳しく料金をお伝えしますが、アカデミー校や講師によって料金が若干異なります。
行けるスタジオが複数ある場合は、料金を比較することをおすすめします。
5. FTPの資格取得について
【FTPベーシックマットピラティスプラス養成コース】
受講方法 | 講義はオンラインor対面 実技は対面のみ |
受講内容 | 30時間+試験(筆記・実技) 【理論】
【実技】
|
受講場所 | お近くのアカデミー校にて申し込み |
受講料 | 18万(税込) |
資格取得後のサポート | あり |
資格更新制度 | あり |
受講対象者 |
|
【FTPマタニティピラティス養成コース】
受講方法 | 講義はオンラインor対面 実技は対面のみ |
受講内容 | 24時間+試験(筆記・実技)
|
受講場所 | お近くのアカデミー校にて申し込み |
受講料 | 132,000円(税込) |
資格取得後のサポート | あり |
資格更新制度 | あり |
受講対象者 | FTPピラティスに限定せず、マットピラティスインストラクター資格保持者(30時間以上履修・最終試験があるものに限る) |
6. FTPが気になったらまずは見学をしてみよう!
各アカデミー校で見学が可能です。
学ぶ内容は同じでも、学ぶ場所の雰囲気や講師との相性を確認してみましょう。その際に、自分がなりたいインストラクター像をはなしてみるのもいいでしょう。
FTPで叶えることができるのかなど、実際に資格を取得している方に話を伺えるチャンスです。まずは、お近くのアカデミー校をチェックしてみてください。
7. まとめ
FTPはジョセフピラティス氏の考案したピラティスの伝統を引継ぎながら、体幹の強化と柔軟性改善に着目したメソッドを提唱しています。
初心者でも資格取得後は即戦力となれるような内容なので、すぐに就職を考えている方に人気のある団体です。
日本でも年間500人以上の方が受講しており、信頼のある団体といえるでしょう。
受講料金が比較的安く、受講時間も他と比較すると短いので、学生や主婦・お仕事をされている方などにおすすめです。
全国各地にアカデミー校があるため、気軽に受講できる点がメリットです。
気になった方はぜひ、見学に行かれることをおすすめします。
PMA団体に加入しているピラティス養成講座はこちらで詳しく紹介しています。
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