Yoga Story編集長の横幕 真理です。
ヨガインストラクター・女優の松本 莉緒先生のインタビュー記事の前半はもう読んで頂けましたでしょうか?
前半は、莉緒先生の”今まで”を中心に話を伺って来ましたが、後半では、”これから”についてお話して頂きました。
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
1、松本 莉緒(まつもと りお)先生
芸能生活22周年の女優・ヨガインストラクター。
代表作はドラマ「聖者の行進」「ガラスの仮面」「エースをねらえ」「東京フレンズ」「モテキ」など。数多くのドラマや映画、CMに出演する。2014年、ヨガの国際ライセンス「RYT200」を取得し、ヨガの講師として活動をスタート。
ヨガの専門誌ヨガジャーナルでレギュラー出演後、日本最大のヨガイベント「オーガニックライフ」や「YOGAJAPAN」、JTB主催の「世界遺産ヨガイベント」など大きなイベントにレギュラー出演。
昨年10月にヨガインストラクター事務所「PeacebergStyle」をリスタートし代表を勤めインストラクターの教育、活動マネージメントを自ら行っている。「今後も日本の健康を応援するヨガティーチャーとして社会貢献につながる活動を精力的に行って行きたい」とヨガ講師として邁進していく。
2、ヨガインストラクターが活躍できるお仕事を繋ぐ
最初の質問ですが、莉緒先生がヨガスタジオの面接をする際に、どんなインストラクターの方を選んでいたのでしょうか?何を大切にして選んでいましたか?
たくさんの先生たちと出逢ってお話しするなかで、多くの先生に共通する背景があることに気がついたんです。
もちろん仕事だからという面もありますが、それ以上に何かを伝えたいという思いが、そうした活動を支えているように感じられました。
平和な世界を築きたいとか、「そんなに頑張らなくていいんだよ」と誰かを癒してあげたいとか、そうした思いが原動力になっているインストラクターさんがたくさんいるんですよね。
だけど、個人で活動する=フリーランスだからこそ、レッスン数をこなして生計を立てていて、それを長期的に継続していくのは体力、精神力に限界があるんじゃないかな?とインストラクターの皆さんから感じたんです。
全員が全員そうかといったら全く違いますし、副業的にインストラクター活動をしているインストラクターもいます。自分の人生の隙間にヨガだけをしている子もいれば、大々的にヨガをしている子もいます。
いずれも、私含め地道に自分のヨガを伝えるお仕事をしている、インストラクターという職種自体を底上げ出来たら幸せだなぁと思いました。
なので、ちゃんと、その人のヨガや特徴を理解しないといけなかったので、スタジオで出会ったインストラクターさんと仲を深めていきながらまた違う角度から一緒にお仕事出来るかどうかを見つめていました。
ですから、スタジオで働いていただくインストラクターさんを選ぶというよりは、そのスタジオで出逢ったインストラクターの先生たちと一緒に今、インストラクター事務所をやっているという形なんですよね。
みんな私との出逢いがあって、話していくなかで「一緒にやらない?」と声をかけさせてもらって、今は同じフィールドで定期レッスンに加えてイベント出演、web CMの出演、サプリメント広告出演、ヨガウェアデザインなど、ヨガにまつわるお仕事の幅を広げ、精力的に活動をしています。
3、一緒にハッピーを届けられる人かどうか
なので、ある程度精神的に安定していて、自分も向上しながら、ヨガを学びながら、周りの方にもヨガの魅力を伝えることができるインストラクターさんが望ましいですね。
あとは、人への姿勢ですかね。私に対してだけではなく、同じ土俵で活動している他のインストラクターの先生とかと、お互いにコミュニケーションを良好にとれることは大切ですね。
ヨガの技術はもちろんですが、どちらかというとパーソナルの部分を重視することで、今の仲間が集まって事務所に所属しています。
今のお話を聞いていると、莉緒先生がやっていることは、ヨガを受けに来た受講生や生徒さんだけではなく、PEACEBERG YOGA STUDIOで働くインストラクターさんたちもハッピーにしているんだなと思えて、素晴らしいスタジオだと感じました。
「PEACEBERG YOGA STUDIOで働きたいんですけれども、募集していますか?」というお便りをいただいて、その方のお写真を見ると、ヨガをされているからもちろんスマートなんですけれども、それ以外にも、すでに所属している先生たちのもつ雰囲気と不思議と似ているなぁと感じることが多いんです。
でも、メールとか、写真とか、履歴書とかで判断するよりも「よかったらスタジオにヨガをしにいらしてください」と返しています。やはり、会った際のフィーリングとか、波動をたしかめて、一緒にハッピーを届けられる人かという所を、見ているのかもしれません。
4、Peaceberg Styleに所属している先生たちの3つの魅力とは?
先日、インストラクターの子が私のクラスに頻繁に来てくださる生徒さんへ「どうして松本莉緒さんのレッスンに来ているのですか」と聞いたところ、シンプルに「会いたいから」「言葉に感動して涙が溢れる」と答えてくださったそうなんです。
私が大切にしてるのは、来てくださった方々お一人お一人とその時間を一緒に生きる事。その一瞬の時間はその方にとって貴重な大切な時間であって、その時間をなるべく明るさに変えてレッスンを終えた時に、あー楽しかった♪なんか心がスッキリした♪というような気持ちになって帰ってもらいたいんです。
だけども、パーソナルな部分で毎回彼女たちと接していて、誠実で強く優しいな、と思うんです。メールのやり取りを見ているだけでも、そう感じますね。
見た目だけ美しいヨガのインストラクターの先生はたくさんいますが、見た目では判断したくないから、しっかり逢ってお話をして、これまでの人生背景を聴いて、その人を感じたいですね。
5、レッスンには、その人のすべてが出る
大変な思いをして一生懸命努力をしてやっているからこそ、傍から見てきれいに映るのだと思います。ヨガはまだまだ見た目で判断をされることが多い気がしますが、それについては全然違うから、と伝えたいですね。
泥臭く、みんな精一杯頑張っているんですよと……。1か月40レッスン以上やって生計を立てているインストラクターさんも、いっぱいいるんです。
だから、PEACEBERG STYLE としては、そういうところも伝えたいなと思っています。彼女たちと会ったら、見た目と全然違って、みんなすごく芯があると、そんなふうに感じていただけると思います。
皆さん見た目は華やかですが根が真面目で、ブロック、ベルトなどのプロップス運びなどもやってくれています。裏側では、私もそうですが、結構泥臭く頑張っています。
それで台車を使っていますが、自分のレッスンの前には毎回、参加人数に合わせて必要な分のブロックを積んで、みんなで運び出しています。そういうお洒落さとはかけ離れたことも、裏ではやっています。
だから、自分らしく伝えたいヨガを前面に出せるのではと思いました。とても素晴らしいです。
6、松本莉緒先生にとって、“ヨガ”とは?
というのも、母がチャクラを学んでいたため、私がお腹が痛くなると、お腹に手を当てて気で治すみたいな、そういうことをしてもらったときもあるからです。
だから、自分では意識していませんが、ヨガとは深く関わってきたのかなと思います。そういった意味で、ヨガとは人生そのものだと感じてます。私のこれまでを振り返ってみても、節目、節目にヨガと出会っていましたからね。
今のところ私は、自分らしさというものが穏やかな空間のなかにあると思っています。優しさも強さも誠実さも、すべてそこに詰まっています。だから私にとってヨガは、なくてはならないものになりました。
今、結婚していますが、主人には「私はあなたと出逢う前にヨガと結婚したから、よろしくね」と言っています。そこだけは譲れないところですので! なので、主人はヨガに対しても、とても理解があって感謝しています。
7、ヨガ初心者の方、これからヨガを始めるかたへのメッセージ
出産って緊張するものだし、身体的な面だけで言えば事故に遭ったようなものだと思うんですよね。事故に遭うも同然の負担がかかるからこそ、自分の体を整えておく必要があります。
それと、身体以上にメンタルの部分で、ヨガをやり続けてほしいとも思いますね。ヨガを始めてすぐに効果は出なくても、1年後の自分、2年後の自分と考えたときに、やっていて絶対に損はありません。私自身、ヨガをやっていて損をすることは、これまで何一つなかったんですよね。プラスしかありません。
だから、事務所としては今後、体制が整い次第ですがいつかスタジオ運営と合わせてスクール事業、インストラクター教育へ力を入れられたらいいなと考えています。
ただ、1歳の息子がおり、まだまだ手がかかるので生活ペースを整えていく事も同時に考えたいです。スタートした時には是非、皆様PeacebergStyleへいらしてくださいね!
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