老若男女問わず気軽に楽しめ、屋外で身体をアクティブに動かせるパークヨガ。屋外で過ごしやすくなる春から夏にかけて、様々な公園でパークヨガが開催されていることを知っていますか?
パークヨガでは、屋内で行うヨガとは違った感覚や効果を得られます。
この記事では、パークヨガの効果や必要な持ち物、主要開催公園などをお伝えします。
目次
パークヨガの効果とは
自然の中でヨガをしている自分の姿を想像して下さい。
芝生の上で木漏れ日を浴び、鳥のさえずりを聞きながら体を動かす。想像するだけでも開放感に満ち溢れ、リフレッシュされた自分を簡単に想像できそうです。
まずは、パークヨガにどのような効果があるのか確認しましょう。
日光を浴びることで幸せホルモンが分泌
太陽光こそが最高の栄養素だと言われており、日光を浴びることは非常に簡単な健康法といえます。
具体的には、日光を浴びることで脳内でセロトニンという物質が分泌されます。このセロトニンが脳を覚醒させ、体の活動性を高めるほかに、精神の安定や安心感をもたらしストレスの発散に導きます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われ、私たちの生活の質を高めるための重要な働きをしています。
ビタミンD生成による免疫機能調整
日光浴により、体内でビタミンDも作られます。ビタミンDには、カルシウムのバランスを整え、骨粗しょう症予防、認知症予防、糖尿病予防にも効果があります。
また、免疫の機能調整や維持にも役立ちます。ビタミンDは体中の細胞に色々な指令を出す重要な働きを担っており、別名「日光ホルモン」とも言われています。
日本人の多くはビタミンDが欠如していると言われており、パークヨガを通してビタミンD生成を促すことも可能になります。
自然のパワーをダイレクトに吸収、深いリラックス効果
心地よい風、森林の香り、鳥のさえずりや風の音、大地のパワー、空の青さ、流れる雲。自然の中に居ることで、日頃では味わえない非日常空間を作ることができます。
その空間の中でヨガをすることで、呼吸を深め、自分自身と向き合っていくことが出来ます。なんと贅沢な時間でしょうか。非日常の中で深いリラックス効果を得られることは間違いありません。
世代を超えた新たな人との出会い
最近では、自宅で簡単にできるオンラインでのヨガをしている人も多くなっています。また、スタジオ開催の場合でも、特定の知り合いと話すにとどまるケースも多く、人との繋がりが少なくなっているかもしれません。
パークヨガは老若男女が参加している上に、少人数で実施されるのがほとんどです。年齢も性格も違うメンバーとヨガという共通のテーマを共有できるのも、パークヨガの楽しさにつながります。
パークヨガでオススメの持ち物
ヨガマット&レジャーシート
動きやすい服装でヨガマットさえあれば、パークヨガは行なえます。ヨガマットは主催者によっては貸し出しもあるので、参加する際は確認して下さい。
また、前日に雨が降ったり、早朝開始の場合は、朝露で芝生がぬれているケースも。芝生にそのままヨガマットを敷くことに抵抗がある方はレジャーシートを持参し、レジャーシートの上にヨガマットを敷くことをおすすめします。
日焼け対策
パークヨガでは紫外線も気になります。直射日光をさえぎる木陰でヨガを行う場合、日向と比較すると紫外線量は減少は減少しますが、ゼロではありません。油断は禁物です。
日焼け止めや帽子、サングラス、マスク、ウェアで肌を隠すなどの対策をご自身で実施しましょう。
汗対策
パークヨガは気温の低い午前中に行うことが多いですが、それでも汗は多くかきます。タオルや水分補給のための飲み物は必ず持参しましょう。
また、汗をかくことで虫が寄ってくる傾向もありますので、虫よけスプレーがあると便利です。ヨガ終了時に汗を拭くウェットティッシュなどがあると、気持ちよく帰路につくのでおすすめです。
パークヨガはどこで申し込みができる?
パークヨガは全国各地で頻繁に開催されていて、参加費もリーズナブルです。1クラスは10人〜20人程で、インストラクターにじっくり見てもらえる規模のものがほとんどです。
SNS
現在は、SNSでのパークヨガでの申込みが主流となっています。「#パークヨガ」「#○○公園パークヨガ」などで検索をかけると、開催情報を得ることができます。
基本的にインストラクターが個人で実施しているケースが多いため、トラブルにならないよう金額や待ち合わせ場所、中止になった場合の連絡手段などは事前に確認しておきましょう。
コミュニティサイトや自治体の観光情報サイト
様々なコミュニティサイトや、各地域の観光サイトなどでもパークヨガの情報を得ることができます。
国内最大級の店舗・施設検索・口コミサイト「エキテン」で検索が可能です。
その他、各自治体の観光情報サイトに掲載されている場合もあるので、チェックしてみましょう。
ヨガスタジオ主催
ヨガスタジオが非定期で開催している場合もあります。
通常のクラスだと会員しか参加できませんが、パークヨガ開催の場合のみ一般参加者を募っている場合もありますので、お近くのヨガスタジオのホームページで確認したり、直接問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
主要都市でのパークヨガ開催公園の紹介
札幌:円山公園
北海道神宮境内に隣接する円山公園。グランドや野球場・テニスコートなど様々なスポーツ施設があるのも特徴です。また、円山公園主催で青空ヨガ教室を開催していますので、お近くの方は要チェックです。
https://maruyamapark.jp/
仙台:榴岡(つつじがおか)公園
桜の名所として知られ、しだれ桜が有名で400本近くの桜を愛でることができる公園です。仙台駅からのアクセスもよく、大きな広場やベンチもあり、憩いの場所として市民から親しまれている公園です。
https://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/041.html
東京都内:代々木公園
23区の都立公園の中で5番目に広い公園。道路を挟んで森林公園のA地区と、陸上競技場、野外ステージなどを備えたB地区に分かれています。もちろん、パークヨガはA地区で行われます。四季折々の花を見ることもでき、様々なイベントも行われますので、パークヨガだけでなく一日中楽しめるのも特徴です。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html
横浜:山下公園
山下公園は、関東大震災のがれきを埋め立てて作られた老舗の公園です。港にあるので、海を見ながらヨガを行うことができます。また、山下公園はバラの名所でもあるため、毎年春と秋の時期には、バラ園にたくさんの花が咲いています。
https://www.welcome.city.yokohama.jp/spot/details.php?bbid=190
名古屋:鶴舞公園
約110年の歴史ある、名古屋を代表する総合公園です。鶴舞公園主催でのパークヨガが無料で開催されていたりもします。現在、一部リニューアル工事中となり、2023年4月にゆったりくつろげるカフェやレストラン、こどもの遊び場など誰もが立ち寄れる公園に生まれ変わる予定です。
https://tsurumapark.info/
大阪:大阪城公園
大阪城天守閣を中心とし、四方に広がる広大な公園です。公園内には多くの樹木が植えられ、花見シーズンには梅・桃・桜の名所になっています。その中の杉山地区は森林公園となっており、この公園でヨガをするケースが多いです。
https://www.osakacastlepark.jp/?lang=ja
福岡:舞鶴公園
福岡城跡がある舞鶴公園は、歴史と文化とスポーツと憩いの場として多くの方に利用されています。四季折々の花が咲くのはもちろん、福岡城天守台からは市内が一望できるのも魅力です。
https://www.midorimachi.jp/maiduru/abouts/feature/#sec0
まとめ
気持ちの良い季節は、屋内でのヨガだけでなく、屋外でのヨガにも挑戦してみてはいかがでしょうか。場所を変えることで、ヨガの新たな発見があるかもしれません。
屋外で実施するヨガには、パークヨガ以外にも、海辺で行うビーチヨガや森の中で行う森林ヨガ、海の上で行うサップヨガなど、バラエティ豊かなヨガがあります。
自然のパワーは無限大です。自然からパワーをもらい、自然の中で自然な自分を見つめてみましょう。
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ヨガインストラクター向け!レッスン自主開催の方法とメリット・デメリット、注意点まとめ
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