こちらの記事では、男性(メンズ)にピラティスがオススメな理由をご紹介します。
「最近、テレビやSNSでピラティスってよく聞くけど男性にもいいの?」
「そもそも、ピラティスって何なの?」
「ピラティスってどんな効果があるの?」
このような疑問や不安を持たれている男性の方は、数多くいらっしゃると思います。
ピラティスの効果などを踏まえながら、解説していきたいと思います。
目次
いま、流行りのピラティスとは?
ピラティスは、今から約100年ほど前にドイツ出身のジョセフ・ピラティス氏によって考案されました。
ピラティス氏は、幼い頃から病弱であり、その病弱な身体を克服するために身体のことについて調べ、様々なエクササイズを考案していきました。
そのエクササイズが、ピラティスの由来と言われております。
ピラティスを、第一次世界大戦で負傷した兵士達のリハビリテーションとして行い、そこから世界に広がっていきました。ピラティスは女性のイメージがありますが、ピラティス氏は男性であり、元々は男性のためのものだったのです。
そのため、ピラティスは身体を変えたい男性の方に特におすすめです。
男性にピラティスがおすすめの3つの理由
男性が行うピラティスは様々なメリットがありますが、ここでは3つに絞っておすすめの理由を述べていきます。
仕事のパフォーマンスが上がる
仕事をしているとなんか疲れるな、週末に向けて身体が重くなってくるなと感じたことがある社会人男性の方は多いと思います。
この「身体が疲れる・重くなる」理由は、肉体的なものだけではありません。
自律神経の乱れによるものが大きな割合を占めております。
ピラティスを行うことでこの自律神経を整えることができます。
自律神経とは、私たちの意志とは関係なく、呼吸や体温調節、血圧や内臓の調整など生命活動を維持していくために必要であり、365日休むことなく働き続けています。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経で構成されており、交感神経とは、活動する時や仕事している時などに働く神経で、副交感神経はリラックスしている時や休んでいる時に働く神経です。
この交感神経と副交感神経がバランスを取ることで私たちの日常を支えてくれており、身体に疲れがある人ほど、「副交感神経」の働きが弱くなっています。
つまり、常に交感神経が優位に働いているため、身体が疲れるのです。
ピラティスでは、呼吸を意識しながら背骨を動かしたり、体幹を使ったりと様々なエクササイズを行っていくため、副交感神経の働きも促し、自律神経を整えることで、仕事のパフォーマンスを上げることができます。
見た目が整い、姿勢が綺麗になる
ビジネスシーンでも見た目の印象で、お客様や商談相手など、受け取る側の印象が変わってきます。
また、恋愛でも猫背やぽっこりお腹の人よりも、姿勢が綺麗な人の方が印象がとてもいいと思います。
例えば、ぽっこりお腹で悩んでいる方であれば、むやみに腹筋運動してもほとんど変わりません。ピラティスの専用マシンであるリフォーマーなどを使い、背骨の動きを整えてあげることでぽっこりお腹が改善しやすくなります。
このように、ピラティスでは姿勢の改善など悩みに対して幅広く対応できるため、また自分の身体と向き合うため、姿勢改善では特に力を発揮し見た目が整っていくことで姿勢が綺麗になってきます。
インナーマッスルが鍛えられる
インナーマッスルと聞くと、何だか身体に良さそうだなと思う方もいらっしゃると思います。インナーマッスルは、身体を安定させたり、綺麗な姿勢を維持するために必要な筋肉になってきます。
ピラティスでは、このインナーマッスルを鍛えるのにもとてもおすすめです。
例えば、家を建てるということで考えると、インナーマッスルは地盤になります。地盤が緩んでいると、その上に家を建てても安定せず、グラグラすると思います。その地盤を安定させるために、ピラティスを行うことでインナーマッスルが使われ安定してきます。
また、男性の方はジムでマシンやダンベルを使ってトレーニングしている方も多いですが、トレーニングしている人こそ、ピラティスはおすすめです。
ピラティスで、インナーマッスルをしっかりと使ってあげることでトレーニングしている時のフォームの安定性が上がり、筋トレの効果を更に上げてくれます。
ピラティスってどんなことをするの?
ここまで、ピラティスの起源や効果について述べてきましたが、実はピラティスには種類がたくさんあります。ピラティスの種類やどのような方におすすめなのかもお伝えできればと思います。
大きく分けると以下の2つに分けられます。
・マットピラティス
・マシンピラティス
それぞれの効果やおすすめについてお伝えしていきます。
まずは、マットピラティスです。
マットピラティスは写真のようにヨガマットの上にあおむけや座った状態などで、体幹や下半身など、様々な運動を行っていきます。
ヨガマットやバスタオルがあれば、身一つで場所を選ばずにどこでも行えるのが特徴です。後述するマシンピラティスと比べ、自身の力で行うため、より筋力が必要となるので男性の方にもおすすめです。
マシンピラティスは、写真のようにピラティス専用のマシンを用いて行っていきます。
最近のピラティスブームはマシンピラティスの印象が強いと思います。
ピラティスのマシンは、リフォーマーやキャデラック、チェアなど様々ありますが、ここではピラティススタジオでよく利用されている、「リフォーマー」についてお伝えします。
リフォーマーは、キャリッジという台の上に寝たり、立ったりしながら運動を行っていきます。
バネの強さを変える事で負荷を調整できるため、運動が苦手な方からスポーツをしている人まで様々な方におすすめです。
また、身体が硬い人にもおすすめです。
バネのサポートで無理なくストレッチをかけたり伸ばしたりすることができるので、身体を痛めることなく柔軟性をあげることもできます。
メニューにもよりますがバネで負荷を調整できるため、マシンピラティスはマットピラティスより難易度は低いため、ピラティスを初めての方におすすめです。
どんなピラティススタジオに通ったらいいの?
ピラティススタジオは、マンツーマンで行うパーソナルレッスンと、数人〜数十人規模で行うグループレッスンがあり、いずれかのスタイルでレッスンを受けていただく形となります。
パーソナルレッスンのメリット
・自身に合わせたオーダーメイドのメニューを受けることができる
・マンツーマンのため、身体の癖などを的確に見抜いてくれる
・理学療法士など国家資格を持っているインストラクターもいるため、より身体の効果を感じやすい
パーソナルレッスンのデメリット
・グループレッスンと比較すると料金が高い
・インストラクターにより効果の出やすさに差がある
グループレッスンのメリット
・みんなと楽しくレッスンを受けることができる
・料金も安く、通いやすい
グループレッスンのデメリット
・他の受講生に合わせた内容になるため、物足りない場合がある
・インストラクターにより内容や強度の差がある
まとめ
本記事では、ピラティスの効果やピラティスの種類などについてまとめました。
ピラティスを行うことで、自律神経が整い仕事のパフォーマンスが上がることに驚かれた方もいらっしゃると思います。是非、お近くのピラティススタジオに通ってご自身の身体の変化を感じてみてください。
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