1.簡単な自己紹介と糖質制限ダイエットを始めたきっかけ
数年前に私が実際に行って成功した、ダイエット方法を紹介させていただきます。
元々、標準体重よりも少し多めのぽっちゃり体型だったのですが、子供を出産して色々な人間関係や育児にストレスを感じ、うつ状態になり過食して劇太りしてしまったのです。
うつの診断を受けたとき、子どもを連れてしばらく実家に帰ったのですが、実家は田舎なのでどこにも行くところはありません。
人と会う気力もなく毎日家の中でだらだらと過ごし、ソファで寝てばかり。やることもなかったので、将来の不安とか余計なことばかり考えていました。
そんな生きているのがつらくなってしまっていたとき、心の不安を埋めてくれたのが食べることでした。
朝起きて普通にご飯を食べ、食後すぐにお菓子屋さんで売っているような個包装のお菓子を2~3個ぺろり。横になりながらスマホを見て、お昼になるとまた普通に一食食べてからお菓子をつまんでいました。
一日中ソファに横になり常に何かを食べていて、夕食後ももちろんお菓子を食べる生活。そんな生活を1年以上続けていたら、あっという間に体重が増えて行き、気づけば75kgももう目前に迫っていました。
それでもやっぱりうつ状態なので、身体を動かそうという気も起きず、ダイエットを頑張ろうという気も起きず、お菓子を貪る毎日。
人とも会わないので外見も何も気にしていませんでした。
ただ、子どもがいるので通園の準備をしなければならない日がやってきます。伸ばし放題だった髪を整えるため美容室を予約して行ったとき、美容師さんが全体のイメージをつかむため、全身鏡の前に立たされました。
その時に見た光景が衝撃!!
誰? このもっさい太ったおばさんは?
太りすぎてパンツがウエストから下がって、脚が短くなっているwww
いままで胸から上しか映らない鏡だけ見ていたから、自分の本当の姿から目を背けていられたのです。
このままではマズイ。恥ずかしすぎて外に出られない。そこから急激に焦りを感じ、本気でダイエットをする決意ができました。
そのころ、ちょうど糖質制限ダイエットが流行っていて調べたところ、糖質を摂らなければお肉などはたくさん食べてもいいという情報をゲット。
食べることが好きな私は、お腹いっぱい食べられる糖質制限ダイエットを始めることにしました。さらに、いままでお菓子を食べすぎていて血糖値が高くなっていたので、糖質制限ダイエットは健康のためにも最適だったのです。
2.実際に効果があった糖質制限ダイエットのやり方
糖質制限ダイエットでは、一日に摂取する糖質量をどれくらいにするか目標を決めます。
私の場合はいままでかなりの量の糖質を摂取していたから、体内に糖質をため込んでいると思っていたし、血糖値が心配だったので、一日の糖質摂取量を20g以下に抑えるハードな糖質制限を行いました。
綿密には摂取する食物の量を計測して、食物に含まれている糖質量を調べ計算しなければならないのですが、ずぼらな性格のため「いま摂取した量で100gくらいかな」と適当に決めて糖質量を計算。
あとはとにかく主食は食べない、甘いお菓子も食べない、糖質量が比較的多いとされているいも類やかぼちゃ、フルーツなども食べなければ20g以下で収まるだろうと考えて、結構適当に食べていました。
その結果、効果は抜群。
最初の5日間くらいで2.5kgほど痩せたと思います。
でも調べてみると、これは脂肪が減ったのではなくて、いままで体内にため込んでいた水分が減っただけらしいので、ここからが勝負でした。
その後も主食はもちろん、糖質が多いとされているものはほとんど食べません。
糖質制限ダイエットが流行っていたころだったので、ネットで調べれば同じように糖質制限をしている人たちのブログやSNSなどで、どんな食事をしているのか見られたのでそれを参考にしていました。
といっても、まだまだうつ状態だったため手間のかかる料理など作れるはずもなく、朝は目玉焼きと納豆、豆腐などの簡単メニュー。
昼はお肉を焼いて塩こしょうで味付けしただけのものに、キャベツの千切り、ブロッコリー、トマトなどのサラダや茹で卵などを食べていました。
マヨネーズはカロリーが高くてダイエットには不向きというイメージがありましたが、調べてみると意外と糖質量は少なく、糖質制限中でも使える調味料だったので重宝していました。
夜は家族と一緒に食事をしていたので、普通に家族が食べる料理を作り、私は主食なしのおかずだけ。
それでもカロリーはあまり考えず、糖質量だけを考えていればよかったので、お腹が満足するだけの量を食べられて、しばらくの間はこのような食事で満足していました。
ただ、1~2ヶ月もこのような食事を続けていると、さすがに糖分が欲しくなるんですよね。そんなときは、糖質オフのパンやプリンなどを探して食べていました。
ローソンには糖質量10g以下の低糖質パンが数種類売っていて、よくそれを買って食べて満足していました。あとはフルーツをたくさん切って、ヨーグルトをかけて食べていたかな。
ほんとはフルーツは糖質量が多いから糖質制限には向いてないのですが、たまに食べると美味しくて満足度が高く、しばらくはまた頑張れました。
結果的に最初の2.5kgを落とした後は、約10日間くらいで0.5kg痩せていき、3カ月でトータル8kgは痩せたと思います。
この糖質制限を行っている間、うつ病はまだまだ治っていなかったので、運動するような気力はなく、運動はほとんど行っていません。
3.糖質制限ダイエットをやってみて感じた注意点やデメリットは?
ネットなどで調べると、糖質制限を行うと頭痛や眠気、体臭がきつくなるなどのデメリットの記事が出てきます。
私に限って言えば、そのような症状はありませんでした。
ただ、少し便秘気味になったくらいでしょうか。
元々、毎日便通があったのですが、2日に一回になったり、出ても量が少なかったりなどの症状があったと思います。
それと、あまりにも糖質を制限しすぎたため、たまに欲望を抑えられず甘いものを一気に食べてしまうことが何回かありました。
でもたまに食べる分には特に太ることもなく、これはチートデイと考えて、また次の日から糖質制限するので順調にダイエットできていました。
そして血糖値もあっという間に落ちて正常値。
糖質過多の生活を送り、ずぼらで運動もしたくなかった私には、とても適したダイエット方法だったと思います。
4.続けるコツやアドバイスなど
私は面倒くさがりの性格なため、綿密にカロリー計算をして行うダイエットや、毎日のように運動をしなければならないダイエットは絶対に無理。
今回、紹介させていただいた糖質制限ダイエットは、糖質が多い食品を避けて食べれば、食べる量もそれほど制限されず、綿密な計算も不要で簡単に行えるものでした。
空腹感を我慢することもなく、うつ状態だった私でも行えたので、比較的手軽に始められると思います。
糖質を抜くのって辛くないの?と思うかもしれませんが、意外と最初は辛くないのです。むしろ、糖質ばかり摂取していた私は、甘いもの断ちをすると体調が良くなりました。
身体も気分も鬱々としていたのが、体が軽くなり気分も上向いてきたのです。
ただ、その状態からしばらく続けると、さすがに糖分を欲してきます。そのようなときは、前述したように食べてしまえばいいのです。一日くらい食べてしまっても太りません。
私の場合、白米は血糖値が上がりやすいと思い込んでいたので白米は食べず、GI値が低いとされているさつまいもなども結構食べており、かなり満足度が高かったです。
このような生活を続けていると、お菓子などの砂糖が入っているものが甘すぎていらなくなってしまいました。
サツマイモのような自然な甘さで十分。
味覚が変化していきました。
うつ状態だった私でもあまり我慢することなく、このような生活を続けて8kgのダイエットに成功することができました。
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