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STOTTピラティス資格のメリットとは?認定インストラクターが教えます

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ピラティスのインストラクター歴10年の富士あさこと申します。
自身の怪我をきっかけに、体幹トレーニングとリハビリを兼ねてピラティスのレッスンを受けました。レッスンを受けるにつれ、ボディラインの変化とケガからの回復を実感し、STOOT PILATESマットコースSTOOT PILATESマシンコースの認定資格を取得しました。

その後ヨガ・ピラティスのスタジオでの勤務を経て、フリーでピラティスのインストラクターとして活動してきました。

現在までのべ1000回以上のレッスンを受け持った経験から、STOOT PILATESの認定資格と資格のメリットについて、お伝えします。

STOOT PILATES(ストットピラティス)とは

STOTT PILATES(ストットピラティス)はカナダのトロントに本部があり、全世界に100か所を超える養成スクールがあるピラティス国際ライセンス発行団体です。

STOTT PILATESの養成スクールはピラティスの名門校ともいわれる程で、運動科学や解剖学ついて高いレベルのカリキュラムが学べます。

フィットネスの実践に関しても経験豊富な講師から、細かく丁寧な指導を受けることができます。そのため一人ひとりに合ったレッスンのプログラムを組めるようになるので、STOTT PILATESは、日本で大変人気のあるピラティス団体といわれています。

ピラティスの資格を持っていて役に立ったこと5選

スタイルを維持しやすくなる

インストラクターとして活動を始めると、ピラティスが生活の一部になり身体が引き締まりやすくなります。
レッスンでのデモンストレーションや個人の練習を継続的に行うので、代謝が上がり引き締まった身体を保ちやすいのです。

また自分の身体の変化に敏感になるため、日々の身体の調整がしやすくなります。
身体の仕組みを学ぶと、日常の動作でもピラティスを実践し効果を得られる数が増えるため、スタイルを維持しやすくなるのは大きなメリットです。

心身のサポートが身に付く

家族や身近な人の健康にも敏感になり、正しい身体の使い方を伝えてサポートしてあげられるのも魅力的です。

例えば肩こりや腰痛で辛そうな家族が居るとき、身体に負担の少ない動き方を伝えられます。またスポーツをしている友人に、パフォーマンスが向上するエクササイズを伝えて上手くスポーツで活かせるようにサポートできます。

人の身体を観察する力が身に付くと、心の変化にも敏感になります。
感情は身体に表れますので、動作を観察したり身体に触れたりすると心身の変化にも気付きやすくなるのです。
身体の調整による心の変化はよくありますし、気にかけて貰えるだけで人は心が楽になる場合があります。家族や身近の大切な人が、健康で楽しく過ごしてくれるのは大変嬉しいものです。

人から感謝される

ピラティスのインストラクターとして大切なのは、ケガをしないように生徒さんのサポートをしながら正しい身体の使い方をお伝えすることです。

自分の考えたプログラムで、安全にレッスンを終え、生徒さんの身体が変化するのを見れるのは大変やりがいを感じます。その上、身体が引き締まったり、心身の不調が改善したりすると生徒さんから「ありがとう」と感謝されます。

生徒さんの身体が良い方向に変化し喜んでもらえるのは、インストラクターとしてこの上ない喜びです。

ライフスタイルに合った働き方ができる

インストラクターは、比較的スケジュール管理のしやすい仕事です。
本業がある場合は休日に資格を活かしてインストラクターとして活動できます。

家族が居る場合や小さなお子様を育てていると、日程を調整するのが大変な場合があります。ですが、スタジオやフィットネスジムでレッスンを受け持つ場合、一日拘束されるわけではないので、スケジュール管理が上手くできれば、自分のできる範囲で資格を活かして働くのも不可能ではありません。

また引越しなどで転居する場合でもピラティスのスタジオは全国に多くありますので、資格を持っていれば新しい地域でも仕事を見つけやすいです。

出産や子育てで一時期仕事を離れた場合でも復職しやすく、開業という選択肢もありますので一生使える資格です。
自分のライフスタイルに合った働き方ができるのも魅力の一つといえるでしょう。

新しい知識とスキルが身に付く

資格を取得すると、さまざまなワークショップに参加できるようになります。今まで学んだ知識以外にも新しい知識と技術を学べるチャンスが増えます。
そして生徒さんとの関わりの中で、コミュニケーションの取り方や人を観察する力が身についていきます。

生徒さんは成長の機会を与えてくれる一番の先生です。知識や技術を伝える以上に学びも多く、人間的な成長にもつながります。

STOTT PIRATES資格取得の流れ

STOTT PILATES認定の資格には大きく分けてマットピラティスとマシンピラティスの2つの種類があります。マットピラティスの資格を取得した後でマシンピラティスの資格の取得に進めますので、今回は基本的なマットピラティスについての資格取得方法の流れをこちらで紹介します。

●スタジオかオンラインで個別の説明を受け申し込みをする
●解剖学講座を受講する(事前に解剖学について少しでも知識を頭に入れておきましょう)
●実技・座学の講座を計8日間(40時間)受講する
(この間に最低10時間の見学、最低30時間の自主練習、最低15時間の指導実習をクリアしておくことが認定試験を受ける条件になります)合計:55時間
●コース終了日から6ヶ月以内に認定試験(実技・筆記)を受ける
●試験(実技・筆記)に合格するとSTOTT PILATESの認定資格を取得できます

STOTT PILATESの取得に当たっての注意点やアドバイス

事前にピラティスのレッスンを受ける

コースが始まると、ピラティス・エクササイズを実際に行う授業があります。
コースで学ぶピラティス・エクササイズは60種類以上にものぼります。
資格のコースを申込みした際に、レッスンのチケットがついていますので、コース受講前にピラティスレッスンを受けられると良いでしょう。

説明会で今の状況をしっかり伝える

STOOT PILATESの資格を取得するにあたり、解剖学の知識、30時間以上のピラティス経験、3年以上の運動指導経験という条件があります。初心者にはサポートが受けられるシステムがありますので、説明会の際に現在の状況をしっかり伝えておきましょう。

ある程度の時間を確保する

講座を受講してから認定試験を受ける前に、見学、自主練習、指導練習が必要になります。上記でお伝えした通り、講座の40時間以外に55時間の課題があります。
講座が始まってから認定試験を受けるまでは、ある程度の余裕を持って、時間を確保しておきましょう。

よくある質問

沢山あるピラティスの資格から、どうやって選べばいい?

ピラティスの資格は国家資格ではなく民間資格です。ですので資格を取らないとインストラクターとして働けないわけではありません。
しかしピラティスのレッスンを行うには身体の仕組みについての専門的な知識が必要です。国際ライセンスを発行しており、ある程度の講座時間を設けしっかりとしたカリキュラムを組んでいる団体を探すのが良いでしょう。

STOTT PILATES以外では、「PMA」「Pilates Method Alliance(ピラティスメソッドアライアンス)」というアメリカに本部がある国際的な団体に加盟している施設が日本にも多くあります。

Balanced body(バランスド・ボディ)
BASI PILATES(バシ・ピラティス)
PEAK PILATES(ピーク・ピラティス)
PHI PILATES(ピーエイチアイ・ピラティス)
FTP PILATES(エフティーピー・ピラティス)
POLESTAR PILATES(ポールスター・ピラティス)
MAJOLI PILATES(マジョリ・ピラティス)

上記の施設が現在PMAに加盟しているとされています。一定の教育水準を設けている、「世界でも通用する水準のピラティス団体である」といえるでしょう。

また、ピラティスを本格的ではなく自分で気軽に学びたい方や、近くにピラティス資格取得の施設がない方はオンラインでの養成スクールもありますので、調べた上で説明会や体験レッスンの受講をおすすめします。

まとめ

STOTT PILATESについての資格取得についての詳細と、ピラティスインストラクターとして、役に立ったことをお伝えしました。

始めるより継続するのは難しいですが、資格を取得しインストラクターとして活動すると継続が可能になります。
そして自分だけでなく、周りの人の身体作りや健康のサポート力が身に付くのは、一生使えるスキルになります。

ピラティスに興味のある方はこの情報をきっかけに、一歩前に踏み出してみてください!

WSアンバサダー
WSアンバサダー
ヨガ・ピラティスの講師、ダイエット経験者など、さまざまな方々からのゲスト投稿および口コミ体験談です。
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