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ピラティスで筋肉痛になったら休むべき?筋肉痛になる理由と対処法をプロが解説

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ピラティスで筋肉痛になる理由を知りたい!
ピラティスで筋肉痛になったときの対処法が知りたい!
そもそも筋肉痛にならないためにはどうしたらいいの?

「軽い気持ちでピラティスをしたら、筋肉痛がひどくて歩くのもままならない… 」と悩んでいませんか?

日常生活がつらくなるほどなら、ピラティスをする気になれなくなってしまいますよね。

その悩み、本記事にお任せください!

ピラティスで筋肉痛になる原因から対処法までを一挙に公開。記事の後半には、そもそも筋肉痛にならないための予防法も紹介しています。

どれも今日から実践できるものばかり。

ぜひ本記事を参考にしつつ、ピラティスライフを楽しんでくださいね!

そもそも筋肉痛は悪者ではない

前提として、筋肉痛が悪者ではないことを覚えておいてください。というのも筋肉痛は、身体が運動に適応している証拠だからです。

<適応するまでの流れ>

  1. 運動で筋肉を使う
  2. 筋肉に疲労がたまり、小さな損傷を受ける
  3. 治る過程で、筋肉の強度が強くなる

つまり、筋肉痛は身体が引き締まっていく過程で必要なことなんですね。

運動がちゃんと筋肉に効いているかの判断指標にもなるので、筋肉痛が起こるのはすばらしいことだと言えるでしょう。

筋肉痛について正しく理解ができると、運動メニューを工夫したり強度を調整したりと、ピラティスをより深く楽しめるようになりますよ。

ピラティスで腹筋や背筋が筋肉痛になる理由3つ

筋肉痛になる理由を知らないと、筋肉痛の軽減法も予防法も考えることができません。そこで本章ではピラティスで筋肉痛になる理由を一緒に考えてみましょう。

<筋肉痛になる理由3つ>

  • 筋肉量が少ないから
  • 負荷量が強すぎたから
  • 普段使わない筋肉を使ったから

それぞれ1つずつ紹介していきます。

筋肉量が少ないから

まず第一に基礎筋力がなければ、どんな運動をするにせよ筋肉痛になります。

たとえば片脚で身体を支えるのがやっとの人がいるとしましょう。自分の体重でさえギリギリなら、運動をすれば脚の筋肉がキャパオーバーしてしまうのは容易に想像がつきますよね。

最初のうちはつらいかもしれませんが、筋力がついてくれば、同じ運動をしても筋肉痛に苦しむことはありません。

負荷量が強すぎたから

次の理由は、負荷量の調整ができていないためです。がんばり屋さんな初心者ほど、当てはまりやすい傾向にあります。

<ありがちな例>

  • 初心者なのに、上級レベルの運動をした
  • 初心者なのに、いきなり1時間ピラティスをした

運動強度とあなたの身体能力の差が開くほど、筋肉痛の程度は大きくなります。

経験者と同じことをいきなりする必要はありません。あなたの運動経験や身体能力に合わせ、着実に進めていきましょう。

普段使わない筋肉を使ったから

最後にこれがもっとも知っておいてほしい理由なのですが、日常生活にはない独特な動きがピラティスにはあるからです。

そもそもピラティスの起源はリハビリ。体幹・四肢末梢ともに、本来あるべき機能を呼び起こす運動がギュッと詰め込まれています。

だからこそ身体の使い方のクセを直すことができるのです。

その過程では普段使わない関節を動かすでしょうし、動かすために眠っている筋肉に働いてもらうこともあるでしょう。

このようにピラティスは全身の関節と筋肉を総動員する運動です。あらためて「筋肉痛=悪者」ではないことも分かってもらえたと思います。

ピラティスで筋肉痛がやばいときの効果的な対処法3つ

筋肉痛は放っておいても、一週間ほどで治ります。

ですが痛みがあると、不安になるのも事実。ピラティスを続けて良いものか悪いものか、悩む人もいるかもしれません。

そこで本章では筋肉痛になったときの対処法について、1つずつ考えを深めていきます

<本章の内容>

  • 運動を休む
  • 負荷量を調整する
  • 運動メニューを変える

運動を休む

もし痛みが強く、日常生活にも支障が出るようなら、思い切って休みましょう!くり返しになりますが、人の身体は筋肉痛を通してグレードアップしていくものです。

擦りむいた皮膚が盛り上がって治るように、筋肉も筋肉痛がおさまるにつれて大きくなっていきます。

しかしながら、もし修復の最中に余計な刺激が入ると、それだけ修復に時間がかかることも。休養も運動の一環と考え、2〜3日ほどゆっくりと過ごしてみてください。

負荷量を調整する

負荷量を調整するのも大切です。

負荷量とは、「運動時間×運動強度」と考えてください。

  • 1時間の運動で筋肉痛になったのなら、今回は30分だけ
  • 応用的な運動をしたのなら、基本的な運動にとどめる

このように時間と強度を調整することで、運動をムリなく継続できます。

あなた自身でエクササイズ内容を考えられれば、自己管理能力を身につけることにもなり、今後のピラティスライフを下支えする貴重な能力になることでしょう!

運動メニューを変える

鍛えたい部位を変えてみるのも良いでしょう。負担が分散され、意外にスッと運動ができます。

たとえば腹筋や背筋など、上半身が筋肉痛だとします。デッドバグスのような下半身だけを動かすメニューでも良いでしょうし

視点を変えてウォーキングに切り替える方法だってあります。考えを絞ることはありません。大切なのはあなたの身体と会話をしながら、エクササイズを変えられる柔軟さです。

ピラティスで筋肉痛にならないための予防法5つ

前章では筋肉痛になったときの対処法を紹介してきました。

読者のみなさんの中には、「そもそも筋肉痛にならないためにはどうしたらいいの?」と疑問に思った人も多いかもしれません。

そこで本章では筋肉痛を予防するために実践してもらいたいことを5つ紹介します。

<筋肉痛の予防法5つ>

  • 睡眠
  • 入浴
  • 筋トレ
  • ストレッチ
  • マッサージ

どれもお金がかからず、今日から実践できるものばかり。ぜひ取り入れて、ピラティスをより快適にできるようにしてくださいね!

睡眠

どれだけスポーツ科学が進歩しても、睡眠に勝るコンディショニング法はありません。

成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復を早めてくれます。

理想の睡眠時間は8時間。少なくとも7時間は寝るようにしたいところです。

とはいえ「そんなこと言っても、忙しくて6時間睡眠がやっと!」という声がバンバン聞こえてきそうです。

もし時間を確保できないなら、質を重視していきましょう。入眠後、最初の90分が睡眠のゴールデンタイムと言われています。寝る直前のスマホやゲームを控え、スムーズに入眠できるように心がけてください。

入浴

入浴は温熱療法のひとつです。

身体を温め、血流をよくすることで、筋肉の疲労が吹き飛びます。

気をつけてもらいたいのは、シャワーだけで済ませないことです。

たとえば夏になれば、暑さのためお風呂からササッとあがりたいこともあるでしょう。そのようなときは「湯船で温める→シャワーで冷水を浴びる」というように、交代浴を実践してみてください。

サウナと水風呂をくり返すときと同じように、「整う」を実感できます。

筋トレ

ビックリするかもしれませんが、ピラティスとは別に筋トレをするのも手です。

<筋トレ例>

  • 背筋
  • スクワット
  • かかと上げ など

筋トレによって、筋肉痛が出るのはたしかです。

しかしながら筋肉が強化されるほどに、ピラティスの負荷に対する耐性が積み上がっていくことも事実。筋トレはアウターマッスル、ピラティスはインナーマッスルに刺激を入れる目的もあるので、役割分担ができて一石二鳥です。

ストレッチ

ジワ〜っと伸ばすようにストレッチをしましょう。

<タイミング>

  • 入浴のあと
  • ピラティスのあと

特に入浴後に行えば、筋肉がすでにユルユルな状態なので効果的です。一つの部位につき、「30秒×4回」を目安にしてください。

マッサージ

手全体をつかい、筋肉を揉みほぐしましょう。

<ポイント>

  • 手のひらで筋肉を軽く圧迫する
  • 手全体で筋肉を掴み、軽く引っ張る

圧迫と牽引を交互に行うことで、血流が改善しやすくなります。

またマッサージに関して注意点を一つだけお伝えします。

指やテニスボールで、筋肉をグリグリと強く押さないでください。強い刺激を受けたそのときは気持ち良く感じるかもしれませんが、後々揉み返しになる可能性があります。

ピラティスと筋肉痛に関してよくある質問

本記事の最後に、ピラティスと筋肉痛に関して読者のみなさんが感じやすい疑問点をまとめました。それぞれ答えているので、参考にしてくださいね!

ピラティスと筋トレ、どっちがいい?

目的によります。

<目的の違い>

  • ピラティス→姿勢改善、身体の使い方を覚える
  • 筋トレ→筋肉を大きくする

引き締まった綺麗な身体をめざすならピラティス、マッチョをめざしたいなら筋トレです。

ピラティスで筋肉痛になるのはどこですか?

腹筋や背筋、肋骨の間など、運動メニューによってどこでも筋肉痛になります。くり返しになりますが、大切なのは狙った筋肉が筋肉痛になっているかを確認することです。

もし狙い通りなら、正しく運動できている証拠。自信を持ってピラティスを続けてください。

まとめ:ピラティスで筋肉痛になるのは、身体がレベルアップしている証拠!

本記事ではピラティスで筋肉痛になる原因と対策についてお話してきました。

ピラティスで筋肉痛が起こるのは、身体がトレーニングに適応し、成長している証拠です。

「身体が健康になりつつあるんだな」と、前向きに向き合ってみましょう。

とはいえ筋肉痛で日常生活に支障が出れば、つらいこともあります。

そのようなときは本記事を読み返し、セルフケアに取り組んでみてくださいね!

PS. ピラティスを続けるなら資格取得がおすすめ!以下の記事で詳しくご紹介しています。
ピラティス資格はどこがいい? PMA認定校の一覧表はこちら

chitose / ピラティスインストラクター
chitose / ピラティスインストラクター
現役理学療法士。10年程病院で勤務しています。
ピラティスインストラクターの資格を取り、副業としてピラティスインストラクターをはじめて約8年経ちました。
リハビリ発祥のピラティス。どちらも通ずる部分が多く楽しく仕事をしています。
私の経験や知識をもとに記事を書かせて頂きます。

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