「今年こそ痩せたいと思っているんだけど…」
「ピラティスって効果あるの?」
「マットとマシンって何が違うの?」
年初めに「今年の目標はダイエット!」と決意を新たにしたものの、明日から、来月から…と先延ばしにして行動せずに1年がおわってしまったことはありませんか?
ピラティスに興味はあるけど、効果やどのぐらいの頻度でやればいいのかわからない。それが理由で一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ピラティスの効果やマットとマシンの違い、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
知ることも行動のひとつです。まずはピラティスを知ることからはじめていきましょう!
目次
ピラティスとは
ピラティスとは、ドイツ人のジョセフ・ピラティスが、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したプログラムです。
インナーマッスルや体幹を意識的に鍛えることを目的にしています。
ピラティスの効果
次に、ピラティスの主な効果について紹介します。
痩せやすい身体づくり
インナーマッスルを強化すると、身体の筋肉量が増えて代謝が上がります。代謝が上がることで痩せやすい身体をつくることができます。
ボディラインが整う
運動不足や加齢に伴いボディラインが崩れてきます。ピラティスは全身をまんべんなく鍛えるので、身体が締まってボディラインが整います。
骨盤の歪みを改善
足を組む、片足に体重をかけて立つ、いつも同じ手でバックを持つ。日常の身体の使い方のクセが原因で骨盤が歪んでいるケースが少なくありません。
ピラティスでは骨盤のバランスを整え歪みを改善します。
内臓の活性化
ぽっこりお腹の原因は、腹筋が衰えて内臓の位置が下がり代謝が落ちて脂肪がつきやすくなるからです。
インナーマッスルを強化すると内臓の位置が本来の位置に戻り、内臓が活性化します。そのためお腹まわりもスッキリしてきます。
肩こりの改善
長時間のデスクワークやスマホが原因で、首や肩の血流が悪くなってこりが生じます。ピラティスで首や肩周りの筋肉をほぐすことで、血流の流れがよくなり肩こりが改善されます。
自立神経が整う
人間関係や仕事の悩み、環境の変化に伴うストレスが原因で自立神経のバランスを崩します。
自律神経は背骨と密接に関わっており、ピラティスは背骨を中心にした動きが多いため、神経系にアプローチして自律神経を整えます。
どのぐらいの頻度や回数をやればいいの?
「10回やると気分が変わり、20回やると見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」ピラティスの有名な言葉です。
まずは週1回程度のレッスンを3ヶ月続けてみましょう。3ヶ月経つと10回をクリアしたことになり、この頃になると姿勢の変化や筋肉量が増えて身体が締まってきたことを実感できます。
回数を週に2〜3回に増やすことで、ピラティスの効果をより高めることができます。
効果がでるまでには個人差はありますが、運動習慣を身につけて続けることがとても大切です。まずは10回を目標にして、クリアできたら20回、30回と無理なく積み上げていきましょう。
効果を実感できるとモチベーションが上がり継続しやすくなります。
マットとマシンの違い
ピラティスの種類は、大きくわけるとマットとマシンの2種類があります。
マットピラティスは、少人数〜大人数でのグループレッスンを中心としたマット上で行うトレーニング。マシンピラティスは、マンツーマンか少人数でマシンを使ったトレーニングです。
マットとマシンの効果を比較
マットピラティスは、インナーマッスルを意識して全身をまんべんなく鍛えるため、続けているうちに身体が締まりボディラインが整います。
いっぽうで、自重でのトレーニングのため大きな筋肉がある太ももは痩せにくい傾向にあります。
マシンピラティスは負荷を調整して、鍛えたい部位をピンポイントで鍛えることができます。マンツーマンレッスンでは自分の身体の状態に合わせたレッスンを受けられるため、より効率的に鍛えることができます。
マット | マシン | |
全身 | ◯ | ◎ |
お腹 | ◯ | ◎ |
太もも | △ | ◎ |
お尻 | ◯ | ◎ |
二の腕 | △ | ◎ |
背中 | ◯ | ◎ |
マットのメリット・デメリット
マットピラティスはレッスンを行っているスタジオが多いため、気に入ったスタジオを選ぶことができます。
自宅で動画を見ながらできるため続けやすいのも魅力です。マット1枚あれば場所を選ばないので、公園やキャンプ場など自然の中でも行えます。
デメリットとしては、初心者には正しい姿勢の維持が難しく、正しく身体を使えていないと効果がでるまでに時間がかかります。
メリット | デメリット |
マシンに比べてレッスン料が安い | 正しい姿勢の維持が難しい |
レッスンを行っているスタジオが多い | 意図しない筋肉を使ってしまう |
自宅でできるので続けやすい | マシンに比べると効率が悪い |
フリープランがある |
マシンのメリット・デメリット
多くのスタジオでは「リフォーマ」と呼ばれるマシンを使います。可動性のあるベッドにバネやロープ、フットバーがついており、各パーツを調整してレッスンを行います。
自分の可動域やレベルに応じて負荷を調整することができるので、狙った部位を効率的に鍛えられるでしょう。
デメリットとしては、レッスンを行っているスタジオが限られており、マットに比べると料金が高いです。自宅ではできないため、継続するには少しハードルが高くなるかもしれません。
メリット | デメリット |
---|---|
正しい姿勢が身につく | マットに比べてレッスン料が高い |
負荷を調整できる | レッスンを行っているスタジオが限られる |
部分的な強化ができる | 自宅でできない |
効率的に鍛えることができる | フリープランがないスタジオが多い |
ピラティスに関するQ&A
マシンで動きをサポートをしてもらい正しい姿勢を身につけて、効かせたい部位にしっかりアプローチできます。
ヨガは呼吸や瞑想でメンタルにフォーカスしてます。腹式呼吸をしながらポーズをとることで、副交感神経が優位になってリラックス効果が高まります。
マシンで正しい身体の使いかたを身につけ、自宅でマットレッスンを行うことでより効果的に身体を鍛えることができます。
まとめ
ピラティスは、日常的な身体の使い方のクセが原因で生じた歪みを整え、痩せやすい身体をつくることができます。
座っている時や歩いている時に姿勢を正す。普段の生活の中でもインナーマッスルを意識するようになり、見た目の印象も変わってきます。ピラティスを始めて、今年こそ理想のボディを手に入れましょう!
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