朝のピラティスで素敵な1日をスタート!
十分に睡眠を取って頭と身体がフルに充電された朝の時間帯を、自分を高める目的で使うことは非常に有意義です。
そして今大きく注目を集めたのが、朝にピラティスを行って一日の始まりを素敵にスタートさせることです。
「朝にピラティスをしたいけど実際に効果はあるの?」
「朝にピラティスを行うのに適したポーズがわからない…」
「ピラティスを継続できるか不安」
本日はこんなお悩みにお答えするために、有資格で現役のピラティスインストラクターが朝ピラティスのメリットや効果的なポーズ・習慣化のコツまでを詳しくご紹介いたします。
「ピラティスを習慣化させて、朝の時間を効果的に過ごしたい!」
このように考えている方に役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
朝のピラティスで得られる効果
まず、朝にピラティスを行うことで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
改めて国際資格を保有しているピラティスインストラクターの目線から詳細に紹介していきます。
基礎代謝が上がることで太りにくい身体になる
朝にピラティスを行うことで基礎代謝が向上して、太りづらい体質になります。
朝に運動することによって、自律神経の一部である交感神経が刺激され身体が活動モードに入ります。それにより、一日の活動量が上がり、カロリー消費量の高いライフスタイルになります。
また、朝は夕方に比べて体内にあるエネルギー保有量が少ないため、体脂肪を燃焼しやすい時間帯です。夕方に運動するよりも効率的に体脂肪を燃焼させることが出来て、痩せやすく太りにくい身体を作ることが期待できます。
身体のバランスが整い、キレイな姿勢になる
ピラティスはストレッチや筋力トレーニングなどの様々な要素を兼ね備えた運動です。全身を満遍なく動かすことによって身体の歪みが改善し、日常から美しい姿勢になることができます。
特に猫背や反り腰の方は体幹や骨盤周りの筋肉が弱っている事が多く、ピラティスを行うことで改善していくのを、実際にピラティスを指導させて頂いても多く感じております。
一日の生産性が向上する
毎日朝に起きることによって、家事や仕事などの時間に追われることなく自由な時間を確保することができます。
特に朝一番の時間帯は十分に睡眠を取れている状態ですので、一日の中で一番体力がある状態で運動に望めるので、成果の出しやすい時間帯といえます。
さらに朝に運動を行うことによって自律神経が活性化して活動的な気分を保つことが出来るので、運動後の生活も意欲的に取り組めるようになります。
自律神経を整えて、心に余裕ができる
ピラティスは胸式呼吸をエクササイズに用いることで自律神経を刺激します。
自律神経には大きく副交感神経と交感神経があり、それぞれの精神状態によって活性化する神経が切り替わります。
睡眠中は身体をリラックスさせる副交感神経が働いており、朝にピラティスを行うことによって身体を活動的な状態へと向かわせる交感神経へとスムーズに切り替わります。
メリハリをつけて自律神経を活性化させることにより、精神的に自律して心に余裕を持つ事ができるのがピラティスのメリットです。
朝に行うと効果的なピラティスポーズ
続いて朝に行うと効果的なピラティスのポーズについて紹介します。
スパインストレッチ
スパインストレッチは座った状態から背中を丸めて脊柱の柔軟性を上げるエクササイズです。
自律神経の通り道である脊柱を動かすことによって、リラックス効果や姿勢の改善が期待できます。
2.つま先は天井に向け、両腕は前に揃えて床と平行に並べます
3.息を吸いながらお腹をへこませる動きで背中を丸めて腕を前方に突き出していきます。
4.息を吸いながら、骨盤から背骨を順に戻していき、長座の姿勢に戻ります。
注意点
・骨盤が丸まらないように立てた状態で行う(柔軟性の問題で難しい場合は膝を緩めてもOK)
ペルビック・リフト
ベルビックリフトは仰向けの状態からお尻を持ち上げて下半身や体幹を鍛えるピラティスのエクササイズです。ヒップアップや体幹の強化に最適なエクササイズです。
2.息を吐きながら、骨盤を巻き込んでゆっくりとしたペースでお尻を持ち上げていく。
3.身体が一直線になる所まで持ち上げたら、背骨を一つ一つ順番に降ろす。
注意点
・膝同士が離れないようにお尻の筋肉を締める
・腰を高く持ち上げて太ももや足の付け根がストレッチされるように行う
ハンドレッド
ハンドレッドは両足を持ち上げた体勢から、腕を小刻みに動かす有酸素運動を含めたピラティスのエクササイズです。
運動量を増やすことで体幹の強化や体脂肪燃焼に繋がります。
2.指先を遠くに伸ばす意識を保ちながら、手の平で水面を叩くようなイメージで腕を上下に振ります
3.手の上下に揺らす間隔で息を吸って5秒、吐いて5秒の10秒間を1セットとして10セット行います。
注意点
・呼吸を止めないようにリズムに注意する
・負荷が強すぎる場合には足を床に降ろした状態からエクササイズを始める
朝ピラティスを習慣化させるコツ
「実際にメリットや方法は理解したけど続けることが難しい…」
「どうしても朝ピラティスを習慣にできない…」
今回は上記の問題を解決するために、朝ピラティスを習慣化するためのコツについても以下で紹介していきます。
前日の就寝時間や睡眠の質に気をつける
朝に活発に物事に取り組むためには、その前日の睡眠を充実させることが非常に大切です。
睡眠時間を削ってまで朝にピラティスを行うのは効果が著しく半減してしまうどころか、逆効果になってしまいますので、最低でも6〜7時間の睡眠が確保できる様に朝のピラティスの前日は注意しましょう。
また、就寝時に固形物の飲食やスマートフォンの使い過ぎなども、睡眠の質を落とし習慣化を阻害する要因になりますので同じく気を付けてください。
前日の夜に準備を済ませておく
朝にピラティスを行うことを習慣化させるためには、行う用具や内容を前日の夜にあらかじめ決定しておくことが大切です。
朝は一番頭が冴えている分、細かなことに気を遣ってしまうと余計に精神力を消耗してしまいます。
ピラティスのメニューやマット・道具などは前日の就寝前に揃えておいて、起きたらすぐに朝ピラティスを実施できる状態で一日を終えるのが大事です。
朝ピラティスを行う仲間を見つける
人間はどうしても一人だと怠けてしまいがちです。ですが、他人と約束することによって物事の達成率を格段に上げる事が出来ます。
朝にピラティスを行うにあたって、同じくピラティスをしたい友人等と約束してZOOMなどを使用してオンラインで一緒にピラティスをする方法がおすすめです。
時間を決めて約束している以上、怠けたら相手に申し訳ないという罪悪感が自身にルーティーンを守らせる強制力になります。
ネガティブな理由だけでなく、一人で行うよりも気の合う友人と運動する方がピラティスもより楽しめますので一石二鳥です。
ただ、中々スケジュールの合う仲間を見つけるのが難しいので、上記2つと比べると難しい方法ですが非常に有効な手段です。
今年こそは朝ピラティスで心も身体も健康なライフスタイルを!
本日の内容を以下にまとめます。
朝のピラティスで得られる効果
- 基礎代謝の向上によるダイエット効果
- 姿勢改善効果
- 自律神経の活性化
朝のピラティスにオススメのメニュー
- スパインストレッチ
- ペルビックリフト
- ハンドレッド
朝にピラティスを習慣化させる方法
- 睡眠時間や睡眠の質に注意する
- 前日にピラティスの準備を済ます
- 一緒に行う仲間を見つける
朝は一日の始まりですので、朝から良いスタートを切れるとその後の一日がとても有意義になります。
そんな中で朝にピラティスを行うことはとても良い習慣です。
ぜひ朝ピラティスを継続的に、そして効果的に行って理想のライフスタイルを過ごしてください。
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