なか卯は、丼ぶりと京風うどんを主力メニューにしているチェーン店です。
リーズナブルな価格で美味しいメニューを数多く提供しているため、利用したことがある人も多くいるのではないでしょうか。
カロリーや糖質量などを気にすると、ダイエット中に外食を利用するのを不安に感じる人も多いでしょう。
ただ、ダイエット中でも選び方さえ間違わなければ、外食を利用してもダイエットができます。
本記事では、なか卯のダイエット中におすすめのメニューについて解説します。
目次
なか卯のダイエット中でも食べられるメニュー5選
本記事において、なか卯のダイエット中でも食べられるメニューとして紹介するのは、以下の5つです。
- 炙り鶏丼
- 漬けブリ丼(期間限定)
- とり天そば
- 鶏レバニラ親子丼
- 親子丼
それぞれについて、一つずつ詳しく解説します。
炙り鶏丼
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/5128.html
「炙り鶏丼」は、鶏肉を香ばしく焼き上げて特製のタレを加えた、食欲をそそるメニューです。ネギやしば漬けが添えられることで、食感や味わいのアクセントになります。
他の丼メニューと比較するとカロリーが低く、高たんぱく質のメニューとなっているためダイエット中の人にもおすすめできます。
カロリー | 553kcal |
たんぱく質 | 25.9g |
脂質 | 5.9g |
炭水化物 | 104.0g |
食塩相当量 | 3.8g |
漬けブリ丼(期間限定)
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/5158.html
「漬けブリ丼」は、脂のりがよい九州産のブリを特製のタレに漬け込み、ご飯の上に盛り付けた期間限定のメニューです。
ブリは低カロリーで高たんぱく質の食品であることに加えて、DHA・EPAという良質な脂質が含まれています。
DHA・EPAは意識しないと普段の食事では摂りにくい栄養素なので、バランスよい食事を心がけるという意味でもおすすめできます。
カロリー | 583kcal |
たんぱく質 | 23.4g |
脂質 | 10.1g |
炭水化物 | 100.2g |
食塩相当量 | 2.2g |
とり天そば
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/4859.html
「とり天そば」は、温かいそばつゆに本格的な二八そばを使用し、鶏天ぷらをトッピングしたメニューです。
サクッとジューシーな天ぷらは鶏肉を使用しているため、多少の脂質は摂取してしまうものの、たんぱく質が摂取可能です。
また、蕎麦には食物繊維が含まれていることもあり、満腹感を持続させる効果が期待できます。薬味ネギとの相性もよく、風味や食感のアクセントとなっています。
カロリー | 439kcal |
たんぱく質 | 22.2g |
脂質 | 6.8g |
炭水化物 | 71.8g |
食塩相当量 | 7.1g |
鶏レバニラ親子丼
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/5156.html
「鶏レバニラ親子丼」は、鶏レバーとニラを甘辛の特製ダレで炒めて、卵でとじたメニューです。
鶏レバーにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、栄養バランスを整える上で適した食材といえます。
独特の風味があるニラと特製ダレの相性も良く、食欲をそそります。他の丼メニューと比較すると低カロリーの丼です。
カロリー | 768kcal |
たんぱく質 | 36.8g |
脂質 | 21.7g |
炭水化物 | 104.6g |
食塩相当量 | 5.2g |
親子丼
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/4818.html
「親子丼」は、たんぱく質豊富な鶏肉と卵を甘辛特製ダレで煮てご飯の上に乗せた、なか卯の定番メニューです。
卵にはこだわりがあり、特別に開発した飼料を用いて飼育した鶏の卵を使用しています。弾力感とコクがあり、濃いオレンジ色に近いのが特徴です。
鶏肉は、徹底した衛生管理のもとで加工された安全な鶏肉のみ使用しています。
何を頼めばいいかわからず困ったときには、親子丼をおすすめします。
カロリー | 673kcal |
たんぱく質 | 31.5g |
脂質 | 17.8g |
炭水化物 | 99.7g |
食塩相当量 | 3.8g |
なか卯のダイエット中は控えたほうがよいメニュー
美味しいメニューがたくさんあるなか卯ですが、ダイエット中には控えたほうがよいメニューもあります。
ついつい手を出したくなる気持ちも十分に理解できますが、ここはグッとこらえましょう。
カツ丼類
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/4821.html
一般的に、カツ丼は高カロリー・高脂質の食べ物として考えられています。なか卯のカツ丼も、例外ではありません。
カツに使われている豚肉は脂身が多いため、カロリーが高くなります。
小麦粉やパン粉を油で揚げているため、衣は油を多く吸収してしまっています。
また、カツ丼のタレは砂糖や醤油が含まれているため、どうしても多くのカロリーを摂取してしまうのが原因といえるでしょう。
<なか卯のカツ丼(並)のカロリーと栄養成分>
カロリー | 991kcal |
たんぱく質 | 32.8g |
脂質 | 40.9g |
炭水化物 | 123.8g |
食塩相当量 | 4.4g |
鶏から丼類
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/4843.html
鶏から丼もカツ丼類とほぼ同様に考えられます。高カロリー・高脂質のメニューとなっているため、ダイエット中の人には積極的におすすめできません。
<なか卯の鶏から丼(並)のカロリーと栄養成分>
カロリー | 971kcal |
たんぱく質 | 32.8g |
脂質 | 36.2g |
炭水化物 | 130.1g |
食塩相当量 | 4.7g |
カレー類
画像引用:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/4838.html
なか卯のカレーは、「和風カレー」というメニュー名になっています。かつお節や昆布などのだし汁が加えられていて、一般的なカレーとは異なる風味に仕上がっているのが特徴です。
ただ、なか卯のカレーも一般的なカレーと同様に、高カロリーな食べ物といえます。カレーのルーには油や小麦粉が含まれているため、どうしてもカロリーが高くなってしまいます。
また、糖質量と比べると、たんぱく質量が少ないことも気になる点です。
<なか卯の和風カレー(並)のカロリーと栄養成分>
カロリー | 572kcal |
たんぱく質 | 11.7g |
脂質 | 12.6g |
炭水化物 | 107.4g |
食塩相当量 | 4.6g |
なか卯ダイエットの効果的なやり方
ここまで、なか卯のダイエット中でも食べられるメニューと控えたほうがよいメニューについて紹介してきました。以上の内容を踏まえて、具体的にどのように食べていけばよいのかを解説します。
大盛りの注文はしない
なか卯ダイエットを成功させたいのであれば、大盛りの注文はしないようにしましょう。おもな理由は、以下の3点です。
カロリーオーバー
当たり前のことではありますが、並と比べると大盛りはカロリー数が大幅に増えます。以下では、本記事でおすすめした5つを例にして紹介します。
メニュー | 並盛のカロリー(kcal) | 大盛のカロリー(kcal) |
炙り鶏丼 | 553 | 692 |
漬けブリ丼(期間限定) | 583 | 866 |
とり天そば | 439 | 575 |
鶏レバニラ親子丼 | 768 | 889 |
親子丼 | 673 | 812 |
ダイエット成功のためには、消費カロリーより摂取カロリーを減らすことが大事です。
大盛りを注文するようだと摂取カロリーをオーバーしてしまう可能性が高いため、注文する場合は「並」または「小盛」をおすすめします。
糖質過多
大盛りは、ご飯の量が増えます。ご飯は糖質が多く含まれているため、大盛りを注文することで、糖質過多になりやすい可能性が高まります。
決して糖質が「悪」というわけではないのですが、過剰に摂取すると脂肪として蓄積されやすくなるため、ダイエット中は摂取量を意識することが大事です。
満腹感の麻痺
大盛りの量に慣れてしまうと、少量の食事では満腹感を感じにくくなる可能性があります。
満腹感を感じにくくなると食べ過ぎにつながることが考えられるため、ダイエット中はゆっくりと食材の味を感じつつ食事することが大切です。
よく噛んで食べる
お腹が空いている状態で食事すると、ついつい勢いよく食べてしまいがちです。なか卯での食事も例外ではないでしょう。
ただし、ダイエット中の場合は、よく噛んで食べることをおすすめします。理由は、以下のとおりです。
満腹中枢の刺激
よく噛んで食事することで、満腹中枢が刺激されやすくなります。満腹中枢は、食べ物が胃に入ってから約20分後に反応するといわれています。
早食いしてしまえば、満腹中枢が刺激される前に食事を終えてしまう可能性もあるでしょう。
その点、よく噛んでゆっくりと食事すれば、満腹中枢が十分に刺激されやすくなります。少量でも満腹感を得やすい食事となるでしょう。
消化の促進
よく噛んで食べると口の中で食べ物が細かく砕かれ、唾液と混ざりやすくなります。
唾液には消化酵素アミラーゼが含まれており、食べ物の消化をサポートします。よく噛んで食べることで、消化器官への負担を軽減し、効率的な消化が促進されるでしょう。
また、消化がスムーズにされると栄養素が効率的に吸収されるようになるため、代謝の向上も期待できます。
血糖値の上昇抑制
よく噛んで食事すると、血糖値の急激な上昇を抑えられるといわれています。
早食いすることで血糖値が急激に上昇し、インスリンが大量に分泌されます。
血糖値を下げる働きがあるインスリンですが、過剰に分泌すると脂肪の蓄積を促進してしまい、太りやすい体質になる原因になりかねません。
よく噛んでゆっくりと食事すれば、血糖値の急激な上昇を抑制するだけでなく、インスリンの過剰分泌も抑えられます。
チートデイとして利用する
なか卯で食事する日を「チートデイ」として利用するのもおすすめです。
チートデイとは、英語の「cheat」(ズルする、だます)を語源としていて、ダイエット中を緩める日という意味合いで使われることが多い用語です。
チートデイを設けることで、以下のような効果が期待できます。
- ストレスの解消:好きなものを食べることで、ストレスの解消が期待できる
- 停滞期からの脱却:カロリー摂取量を一時的に増やすことで、身体が飢餓状態ではないことを認識させる
- モチベーションの維持:我慢せず好きなものを食べる日を設けることで、ダイエット継続のモチベーションを維持する
ただし、チートデイには以下のような注意点もあります
- ご利用は計画的に:衝動的にチートデイを設けるのではなく、事前に計画を立てて行う
- 食べ過ぎに注意:チートデイとはいえども食べ過ぎには注意しましょう
- 翌日以降の食事を調整:チートデイで大量に摂取したカロリーは、翌日以降の食事で調整する
サプリメントを活用する
なか卯ダイエットを効果的に進めるため、サプリメントを活用することも一つの手段です。
サプリメントを使用することで不足しがちな栄養素を補給できるため、健康的なダイエットをサポートすることにつながるでしょう。
おすすめのサプリメントの種類は、以下のとおりです。
- マルチビタミン・ミネラル:代謝のサポートや身体の機能を正常に保つために必要
- 食物繊維:満腹感を高めて食べ過ぎを防ぐ効果や、腸内環境を整えて便秘を解消する効果も期待できる
- αリポ酸:糖質や脂質の代謝を促進し、エネルギー消費量を増やす効果が期待できる
- Lカルニチン:脂肪燃焼をサポートする効果が期待できる
ただし、あくまでサプリメントは補助食品として考えましょう。メインは、毎日の食事を整えることや運動習慣をつけることです。基本的なダイエット方法を疎かにしてはいけません。
また、効果を高めようとして過剰に摂取するようなことはやめましょう。可能性は少ないとしても、健康に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
そして、持病やアレルギーがある場合は、医師や栄養士に相談してからサプリメントを摂取するようにしてください。
なか卯は工夫次第でダイエット中でも利用できます!
本記事では、なか卯のダイエット中におすすめのメニューについて解説しました。おすすめできるメニューは、以下の5つです。
- 炙り鶏丼
- 漬けブリ丼(期間限定)
- とり天そば
- 鶏レバニラ親子丼
- 親子丼
一方で、カツ丼類や鶏から丼類、カレー類は、高カロリーで高脂質のため、ダイエット中は控えましょう。
また、なか卯ダイエットを成功させるためには、以下のことを意識すると効率化できます。
- 大盛りの注文はしない
- よく噛んで食べる
- チートデイとして利用する
- サプリメントを活用する
なか卯は工夫次第でダイエット中でも利用できます。本記事を参考にして、ダイエット中でもなか卯の食事を楽しんでください。
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