私は副業でフリーのピラティスインストラクター、本業はフルタイム勤務で正社員として活動しています。
この記事は、実際にフリーで活動するにあたって私が先に知っておきたかったことをFAQ形式でお伝えしていきます。
・キャンセル対応に悩んでいる
・自分の体調不良時はどうしたらいいのか知りたい
これらの悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
私も悩んだことなので、今の私の対応策をお伝えします。
この記事が、クライアントとの関りのヒントになると幸いです。
目次
開業する前に知っておきたいFAQ
クライアントの急なキャンセル連絡、どう対応する?
当日キャンセル100%請求にしたら、急なキャンセルが減りました。
フリーで活動し始めた頃、キャンセルポリシーを挙げていませんでした。
レッスン当日、「他のスケジュールがはいっていたことを忘れていました」このようなメールが来てキャンセルされてしまうことが何度かありました。
自宅レッスンのため、入念な準備をしている私にとって当日のキャンセルは精神的にもダメージが大きくストレスが溜まってしまいました。
そこで、キャンセルポリシーを作りました。キャンセルポリシーとは、予約の取り消しに関する規約や条件のことです。
内容は、当日キャンセル100%お支払いを提示させていただきました。
私は、単にお金が欲しいからキャンセルポリシーを設定したわけではありません。クライアントとの信頼関係構築のためにも設定して良かったと思います。
「とりあえず予約しておこう」
「だめだったらキャンセルすればいいや」
このような気持ちで予約して下さる方も一定数いらっしゃいます。私は限られたレッスンの枠で活動しているので、クライアントとの時間は貴重です。
「レッスンに行く日を心待ちにしている」
「レッスンに行くために仕事のスケジュール調整をした」
このようなお気持ちで受けに来て下さるクライアントを大切にしたいという思いもあり、キャンセルポリシーを提示しました。
キャンセルポリシーを提示してから、ドタキャンが物凄く減りました。開業前にキャンセルポリシーを提示することも視野に準備をすることをおすすめします。
とはいえ、体調不良などでのキャンセルは仕方ないことだと思うので、適宜対応を変えている部分もあります。この辺は自分の匙加減で調整できるのもフリーで活動するメリットではないでしょうか。
自分が風邪をひいてしまったらレッスンはどうする?
当日キャンセルの場合、必ず振替日をご提案いたします。
出来る限り当日キャンセルはしないでいいように、体調が悪いなと感じたらすぐに振替日のご相談をさせていただきます。
振替日は出来るだけクライアントの希望に沿えるように調整します。
自分の子供が急に風邪をひいたなんてことも良くあります。どんなことがあっても対応できるよう、レッスンの日は夫にスケジュール調整をしてもらうなど事前の対策をしっかりしています。
副業でピラティスインストラクターをする場合、職場に申し出る?
申し出ることをおすすめします。
まずは、企業が副業を認めているか否かを確認しましょう。副業NGであれば、そもそも副業をすることは出来ないため注意が必要です。副業OKであれば副業の収入有無に関わらず、必ず副業申請をする必要があります。
副業申請をしてから副業をして下さいというルールの企業で、申請をしなかったらペナルティがあったということを聞いたことがあります。
まずは勤め先のルールを確認しましょう。
副業申請した後は、会社に不利益を与えることのないように活動をしましょう。そして本業に支障が出ない範囲で副業の量をコントロールすることが大切です。
クライアントの自宅でレッスンする場合、気を付けていることはある?
①匂い、②持ち物が汚れていないか、③お手洗いを借りないようにすること
これらに気を付けています。
①匂い
香りのある柔軟剤は使用していません。匂いが苦手な方って意外に多いと思います。少しでもクライアントにとって不利益が生じないように出来る限りの配慮はしています。
②持ち物が汚れていないか
これはかなり重要だと思います。持ち込むピラティスレッスンセットに髪の毛や、埃がついていないか必ず確認しています。私は車移動なので、車にコロコロ(汚れ取り)を常備しています。
③お手洗いを借りない
手は洗わせてもらいますが、トイレはお借りしないでいいようにレッスン前の飲水量に気をつかいます。借りちゃダメというクライアントはいませんが、出来る限り必要スペース以外の空間には立ち入らないように気を配っています。
勝手な想像ですが、これらに気を配ることでクライアントとの信頼関係の構築、リピートに繋がっていると思います。少しでも「いやだな」と思われてしまうと、リピートは得にくいので、事前に注意できる点に関しては配慮できるといいですよね。
本業をしながらの副業インストラクター、気を付けていることは?
大変なので、副業は欲張らずやっています。
私の場合、本業は月に10日前後休みがあります。その休みのうち、子どもとの時間も取りたいので4.5日程度を副業の日に当てています。
はじめの頃は8日ほど活動していた時期もありましたが、疲労困憊になり辞めました。
副業でインストラクターをする場合、頑張りすぎないことがおすすめです。
クライアントが増えてくると当然4.5日では日数が足りなくなってきます。だからといって、焦って活動日を増やすと自分が疲れてしまい悪循環。
「月に〇回、何時間だけ」このように、自分が元気に副業できる量を把握してみましょう。副業は、心も体も元気にいれる量に留めることが大切だと思います。
まとめ【副業ピラティスインストラクターはおすすめ!】
フリーで活動する場合、組織に守られていないため自分のことは自分で守る必要があります。もちろん大変な面もありますが、その分自分のペースで働くこともできるフリーでの活動は充実感を得ることが出来ます。
事前に注意できるポイントは対策を練っておき、ストレスの少ない状態で活動できると良いと思います!
みなさんのインストラクターライフが楽しいものになることを願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。