
編集部スタッフ
皆さんこんにちは!
Wellness Story編集部です。
今回は2/3(月)に、著書「ちょこっとピラティス(通称:ちょこピラ)」を出版した横幕 真理先生にお話を伺いました!
「ちょこっとピラティス」は、時間がない方でも1日たった5分のエクササイズで、美しい身体と心を手に入れることを目的とした実践型のピラティス本です。
この本の内容と魅力についてを中心にインタビューさせて頂きましたので、ぜひ最後まで読んでみてください!
横幕 真理
株式会社MAJOLI 代表取締役
一般社団法人 国際ピラティス協会 代表理事
幼少期より太っている自分への強いコンプレックスから無理なダイエットを繰り返す「万年ダイエッター」だったが、ピラティスとヨガに出合い、無理なく自然に理想のスタイルへ変化。カラダとココロを整えることで人生まで大きく変わり、「新しい自分」に出逢う経験をする。
29歳で株式会社MAJOLIを設立し、これまでに累計4,000名以上の卒業生を輩出(2025年1月現在)。2024年には銀座にピラティススタジオ「Pilates isM」をオープン。
アメリカ・ラスベガスでピラティスを学び、独自のカリキュラムを加えた1日5分でどこでも実践できる「ちょこっとピラティス(通称ちょこピラ)」を開発。
「自然に、しなやかに美しくなる」メソッドを忙しい現代人に提案し、多くの支持を集めている。
1日5分でカラダもココロも最高にキレイになれる“ちょこっとピラティス”とは?

編集部スタッフ
まずは、読者の方に向けて改めて横幕真理先生の自己紹介からお願いします!

真理先生
株式会社MAJOLIという、ピラティスとヨガのスクール運営をメインとする会社を経営しています。今から7年前の2018年に起業して、これまで4,000名以上のスクール卒業生を輩出してきました。2021年には、「New Me-わたしだけの新しい人生の見つけかた-」を出版して、この度
2025年2月3日に「ちょこっとピラティス」という本を出版させて頂きました。「ピラティスで人生をウェルネスに」をヴィジョンに掲げて、銀座でパーソナルピラティススタジオも経営しています。

編集部スタッフ
この新刊「ちょこっとピラティス」は、カンタンに言うとどんな本なのでしょうか?

真理先生
ぜひ「ちょこピラ」と呼んでください(笑)毎日たった5分、ちょこっとピラティスをするだけでカラダもココロも最高にキレイになれる、そんな秘訣がたくさん詰まった一冊です。企画・構想段階から約1年かけて完成させました。

編集部スタッフ
では、この「ちょこピラ」は、どのような方に読んで頂きたいですか?

真理先生
「とにかく痩せてキレイになりたい」「必死にダイエットをして痩せたのにリバウンドしてしまった」「ボディメイクをしたいけれど、忙しくて時間が取れない」など、現代で少しでもキレイになりたいと願うすべての方に、ぜひオススメさせてください。
キレイになりたければ、もう体重計は捨てていい!

編集部スタッフ
「もう体重計は捨てていい!」というメッセージがとても印象的ですが、この言葉に込められた意味を教えて下さい。

真理先生
今回、この本の中で伝えたいメッセージの一つは、体重という数字に捉われずに、本質的なキレイを追究してほしいということです。数字とは、誰かが決めた基準です。人は皆それぞれの骨格や筋肉量があり、身体のつくりが違うのだから、ベストな体重も人によって違います。だから、誰かが決めた基準に振り回されることなく、「自分にとってのキレイな身体」を目指してほしいんです。

編集部スタッフ
ボディメイクというと、つい体重ばかり気にしてしまいがちですよね・・・。

真理先生
もちろん、実際に体重計そのものを捨てなくてもいいんですが(笑)、他人の目や誰かの評価を気にする気持ちがあるならそれを捨てて、自分にとってのキレイの基準をつくり、自分と向き合う力を持って欲しい。そんな願いをこの言葉に込めました。なんのためにボディメイクをしたいのか?それは、体重を減らしたいからではなくて、今以上に自分を好きになりたいからじゃないですか。そのことを大切にしてほしいなって。
重要なのは体重ではなく姿勢

編集部スタッフ
そんなキレイな身体と心をつくるために大切なことを、1つ教えて下さい。

真理先生
それはズバリ、姿勢です!

編集部スタッフ
激しいトレーニングをみっちりやらないと、身体も心も変われないのではと思っていましたが、姿勢を変えるだけで本当に変わるのでしょうか?

真理先生
たとえば、自信がないときにはつい下を向いたり、落ち込んでいる時は自然と背中が曲がって猫背になってしまいますよね?逆に、自信に満ち溢れている人は、背骨はピンと伸びて胸も肩も開き、堂々と見えます。どちらが美しいと思いますか?

編集部スタッフ
それはもちろん、後者です。

真理先生
そうですよね。心と姿勢ってとても深く繋がっているんです。心が崩れているときは姿勢も崩れがちになる。でも、逆を言えば姿勢を変えるだけでメンタルを変えていくこともできるんです。そして、身体が太ってしまった・・・と思っている方の多くは、内臓の位置が下がったり血流が悪くなったりしていることが原因。これも、姿勢を変えるだけで大幅に改善できるんですよ。

編集部スタッフ
痩せたい方にとっても姿勢が重要なんですね。

真理先生
こういうケースの大半は、実は太っているわけではないんです。姿勢を整えることで、身体を本来の状態に戻す。これだけで、仮に体重は変わらなくても見た目は確実に変わります。そして、姿勢を変えることは、ハードなトレーニングと違って、誰でも今すぐにでも出来ることですよね。だから、まずは姿勢を意識してほしいです。そしてその姿勢の改善にとても効果的なのがピラティスなんです。

“ちょこピラ”おすすめエクササイズとは?

編集部スタッフ
まだピラティス未経験の方や初心者の方もお読みになると思いますが、ピラティスをはじめるにあたってまず気を付けることはなんでしょうか?

真理先生
まずは呼吸ですね。呼吸がしっかりできていないとエクササイズの効果が半減します。初心者はぜひ胸式ラテラル呼吸を意識することからはじめてください。

編集部スタッフ
具体的にはどのような呼吸なのでしょうか?

真理先生
ラテラルというのは拡げるという意味です。おなかを引き締めた状態をキープしながら胸を拡げていく、ピラティスの基本となる呼吸ですね。

編集部スタッフ
本の中でたくさんのエクササイズを紹介して頂いていますが、特に初心者の方におすすめのエクササイズを1つ教えて下さい。

真理先生
いっぱいあるけど、キャットストレッチですかね。ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスの言葉で「若さとは背骨の柔軟性で決まる」という言葉があります。このキャットストレッチは、ゆっくり背骨をひとつずつ動かしていくエクササイズで、初心者の方でも始めやすいと思います。

ピラティスで人生をウェルネスに

編集部スタッフ
1日5分のちょこピラでも続けられるか、不安に感じている読者の方もいるかもしれません。そんな方のために、習慣化の秘訣を教えて下さい!

真理先生
習慣化の秘訣は、やる気を出さないことです。やる気を無理に出すから、いつか下がってしまうんですよね。たとえばハミガキは誰でも日々継続していることですが、それってやる気を出してやっている訳ではないですよね。ピラティスやボディメイクも、やる気なんてなくても毎日当たり前のように、無理なくやれるタイミングでやっていくことが大切です。

編集部スタッフ
本にも“やる気を出さない”という言葉が出てきましたが、目から鱗でした。

真理先生
そのために、ちょこピラは「1日5分」にしています。最初から毎日1時間やる!という大きな目標を掲げるとやる気を出さないとできないですよね。だからまず、1日5分間、大きなやる気を出さずに日常の中にピラティスを取り込んでみてほしいです。たった5分でも毎日続ければ身体は必ず変わります。そして5分間できた自分を毎日褒めてあげてください。


編集部スタッフ
ありがとうございます。それでは、最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

真理先生
皆さんにお伝えしたいことは、「自分をあきらめないでください」ということです。もしかしたら皆さんも今まで、何かを続けることが出来ずに挫折して自分はダメだと自分を責めてしまったことがあるかもしれません。わたし自身がそうでした。わたしは太っていた自分が大嫌いで、自分を少しでも好きになりたくてダイエットしてリバウンドを繰り返して、結局痩せられない万年ダイエッターでした。いつも自分を責めてばかりいました。

編集部スタッフ
真理先生にもそんな時期があったんですね・・・。

真理先生
そんなわたしが身体と心が変わり、自分自身が変わった。そして起業して、4000名もの生徒様に選ばれるスクールを経営して、今回「ちょこっとピラティス」という本を出版もできるようになった。それはなぜなのか?それは、わたし自身がわたしを諦めなかったからだと思います。だから、あなたもあなた自身をあきらめないでください。そうすれば、あなたはもっとキレイになれる、いえ、こうして本を手に取り何かに挑戦をしようとしているあなたは、もう充分にキレイです。ぜひこの「ちょこっとピラティス」を通じて、カラダもココロも最高にキレイで幸せな人生を歩むための一歩を、踏み出してみてください。
