前半では、おふたりに「やわハリボディメイク」誕生ストーリーについてお伺いしました。
後半となる今回は、仕事と家庭を円満に保つ秘訣についてお聞きしたのでぜひご覧ください!
それぞれの「仕事と家庭を円満に保つ秘訣」とは?

真理
ここでぜひ、お二人に伺いたいのが「仕事と家庭を円満に保つ秘訣」についてです。以前インスタグラムで「喧嘩ゼロ」と投稿されているのを拝見して、すごく印象に残っていたんです。どうすればそんなふうに、信頼し合いながら自然体でパートナーシップを築けるのか…。改めて、その秘訣を教えていただけますか?

河合さん
それはもう、彼女(高澤さん)が非常に心が広く、寛大だからです。まず、そこが一番大きいと考えています。もし私が別の方と結婚していたら、おそらく喧嘩ばかりだったでしょう。なぜなら、彼女は私が持っていない多くの素晴らしい資質を持っていて、まず一人の人間として深く尊敬しているからです。それに加えて、私たちは定期的に「夫婦会議」を開くという習慣を持っています。これはもともと彼女からの提案なのですが、「今、それぞれがどんな仕事をしているのか」「今後、夫婦として、また個人としてどうしていきたいのか」といったことを、定期的に時間を設けてじっくりと共有するようにしています。もっとも、最近ではかしこまった会議という形式ではなく、日常の会話の中で、より自然な形でそういった話をする機会が増えてきました。

河合さん
また、「家事や子育てを手伝う」という感覚ではなく、「夫婦で協力し合う」という意識を常に持つように心がけています。これは非常に重要なことだと考えています。特に男性の立場からすると、無意識のうちに「手伝ってあげる」という言葉を使いがちですが、それは根本的に間違っていて、家事も育児も夫婦の共同作業であるという認識を持つことが不可欠なんです。これも彼女に気づかせてもらったことですが、分担し、共同で作業するという意識ですね。やはり、言葉一つ一つが大切になってくると思います。

河合さん
さらに、お互いがそれぞれに持っている趣味や好きなことに対して、それを我慢したり、制限したりしないで、自由に時間を使えるように尊重し合っています。この「尊敬」「対話(夫婦会議)」「協力」「尊重(自由)」、これら4つが、私たち夫婦の円満の秘訣ではないかと私は考えています。ただ、こうして言葉にするだけではなく、実際にそれを日々実践し、継続していくことが何よりも重要だと感じています。まだまだ私たちも完璧ではありませんので、これからもお互いに努力し続けていきたいですね。言葉にした以上、責任がありますから、続けます。

「上手に相手にお願いする」ポイントとは?

真理
「協力する」という姿勢に、すごく愛を感じました。日々の言葉や態度って、本当に大きいですよね。 高澤さんは、パートナーシップを築くうえで、どんなことを大切にされているのでしょうか?

高澤さん
そうですね…私にとっては、もう当たり前になりすぎていて、あまり深く意識してこなかった部分もあるかもしれませんが…。でも、改めて考えてみると、「お願いすることの上手さ」というのは、もしかしたら一つのポイントなのかなと思います。現在の我が家は、私が仕事に、彼が家庭にやや重心を置くという、少し変わった形かもしれません。そのため、一般的なママとパパ、両方の気持ちが分かるような気がするのです。「これだけやっているんだから、家のことは…」と思ってしまいそうになる気持ちも理解できますし、仕事に集中したい時に子供のことで中断される状況も経験しています。

高澤さん
だからこそ分かったのは、コミュニケーションの方法です。一般的に言われる「アイメッセージ」と「ユーメッセージ」の使い分けは意識しています。「あなたはいつもこうしてくれない」と相手を主語にするのではなく、「私は~してもらえると嬉しいな」と自分を主語にして伝える。そうすることで、相手も協力的な気持ちになりやすいと感じます。実は、私の両親は私が若い頃、よく喧嘩をしていました。その姿を見て育った私は、「自分は絶対に将来、あんな風にはなりたくない」と強く思っていました。かといって自分の本当の気持ちを我慢して押し殺してしまうと、それはそれで別のストレスが溜まってしまう。だからこそ、相手を一方的に責めるのではなく、自分の気持ちを正直に、かつ建設的に伝えることが、結果的に夫婦円満につながる秘訣なのではないかと感じています。

真理
きっと今のお話、読者の方も「それ、どうやってるの?」と気になっていると思います。 “お願い上手”になるために意識されていることがあれば、ぜひもう少し詳しく教えてください。

河合さん
彼女は、私が妻だからとか、子供を見て母親だからといった役割に縛られず、自分ができない時には「お願いしてもいい?」と素直に頼むのが上手いと思います。

高澤さん
確かに、お願い上手かもしれませんね。彼は少し頼むのが苦手なところがありますが。

河合さん
(苦笑)それは仕事においても言えることだなと思っています。

「助けて」という言葉を言えるかどうかが大事

高澤さん
仕事でも家庭でも円満の秘訣として、以前彼とも話したのですが、「助けて」という言葉を言えるかどうかが大きいと思います。

河合さん
そうですね。

高澤さん
たとえば家庭内だったら、「今自分はこれを一生懸命やりたいから、ちょっと助けて」とか、「こういう点で困っているから、この面を助けてもらえないかな」と具体的に伝えるようにしています。私はそれが得意なので、家庭内でも言えるようになりましたし、仕事でも「自分一人では限界だから」と、最初は投資して講座に参加したり、コミュニティで助けを求めたりしました。そこで出会った先輩に「ビジネスパートナーを探しているんです」と相談し、実際に素敵な方と繋がることもできました。「ちょっとしんどいな」と思ったら、「手伝ってもらえませんか?」と声をかける。頭を下げるということができた方が、結果的にうまくいくことが多いと感じます。

高澤さん
そして、誰かに助けてもらった際には、必ず何かしらの形で感謝の気持ちを伝え、恩返しをする。「恩義」をとても大事にしているので、その「助け合い」と「感謝」の循環を大切にしていくことで、自分自身も人間として成長できますし、周りの人たちとの関係性もより豊かになり、結果的にみんなが幸せになれるのではないかと信じています。その話をしてから、彼も少しずつですが、私に助けを求めてくれるようになってきたように思います。

河合さん
言えるようになってきましたね。実は、僕は子どもの頃、非常に厳格な父のもとで育ち、「子どもは黙って親の言うことを聞いていればいいんだ」という教育を受けてきました。そのため、大人になってもなかなか自分の意見をはっきりと言ったり、人に助けを求めたりすることができなかったんです。でも、彼女と出会ってから、少しずつその考え方を手放して、自分の気持ちを素直に表現できるようになってきたと感じています。

真理
素晴らしいですね。本当に、お互いの理解と信頼、そして丁寧なコミュニケーションが夫婦円満の基盤なんだなと感じました。私自身も、仕事に情熱を注いでいる分、パートナーとの会話やちょっとした気遣いの大切さに改めて気づかされることがあります。今日のお話を聞いて、改めて「言葉を選ぶこと」「素直に頼ること」の大切さを実感しました。
「綺麗になりたい」なら、まずは素直に動いてみて

真理
最後に、「もっと綺麗な体をつくりたい」「変わりたい」と願っている読者の皆さんに向けて、ぜひお二人からエールをいただけたら嬉しいです。私自身もこのお話を聞いて、内側から整えることの大切さを改めて感じました。今まさに一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

河合さん
「綺麗になりたい」と本気で思ったなら、まずは素直に動いてみてください。考えてばかりでは進みません。失敗は経験です。私たちの活動に共感したり、「必要かも」と感じたら、安心して飛び込んできてください。否定はしませんし、新しい自分に出会えるよう全力でサポートします。自分を信じて一歩踏み出してください。

高澤さん
綺麗な体を手に入れたい皆さん、「やわハリボディメイク」にぜひ一度いらしてください。私はこの講座を「最後の砦」として全力で向き合っています。私自身、一般的なダイエット法は全て試しました。それでも効果が出なかった方、「何をしてもダメだった」方にこそ、最後の一歩を踏み出してほしいです。私たち以外にも素晴らしいトレーナーはいますが、本質的なアプローチを大切にし、クライアントの長期的健康と自立を考える指導者の元で学ぶことは価値ある経験です。迷う時間はもったいないです。一度プロに教わり、身体を根本から整え、本当にやりたいことに時間とエネルギーを注いでください。綺麗な体はゴールではなく、人生を豊かにする通過点です。皆さんの人生が、この「やわハリボディメイク」との出会いを通して、より一層輝きを増しますように。心からそう願っています。

ちょこっとピラティス好評発売中!

>>
書籍販売ページへ
★もう体重計は捨ていい!★
★ 1日5分でキレイになれる「ちょこピラ」メソッド★
今まで4000名以上に指導してきた著者の経験のすべてを注ぎ込んで、誰でもピラティスを日常に取り入れることで健康的に1日5分で「キレイ」を手にすることができるエクササイズ「ちょこっとピラティス/通称:ちょこピラ」のメソッドを開発。
ピラティスを通じて、健康で、自分らしく、幸せな人生を歩むための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。