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コロナ禍の今求められるヨガインストラクターとは?ヨガ資格講師ができること

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皆様こんにちは、kouです。

今回私は、この時代(コロナ禍)に求められるヨガインストラクターについて、私のこれまでの経験や、今感じていることも含めてお伝えしていきたいと思います。

個人的な見解も含まれますが、皆様の何かのお役に立てると幸いです。

今、起きていること

コロナ
2020年になってから世界中、日本でも大きな問題となっているコロナウイルス感染。なかなか終息とは行かないようですね。

皆様も、以前のように外出をする機会が減っているのではないでしょうか?

今まで普通にやっていたことが出来なくなったり、様々な制約が生まれたりと、窮屈に感じることも多いのではないかと思われます。

お仕事についても、今までと変わらない状態で頑張っている方、逆にこれまで通りのやり方では続けていけなくなり方針を変えて活動されている方、またお仕事の機会が減って、生活が大変になっておられる方など様々な状況が予測されます。

ただ全体的に見ると、これまで通りにお仕事や生活をしていけなくなった方のほうが多いのではないでしょうか?

特に私は、子育て中の母親でもありますので、子どもさんのいるお母さんたちが今どんな生活をされているのかがとても気になっています。

最近では少しずつ落ち着いてきたようにも見えますが、ある女性の方は保育園で子どもさんを預かってもらえないため、雇用を打ち切られるかもしれないと思いながら長期でお仕事を休んで、子どもさんのお世話をしているという現状をテレビで拝見しました。

勿論そういったことは、今は珍しいことではないかもしれません。

ただ、どんなに厳しい状況であってもお仕事を継続していかなければ、収入が減って生活に対する不安が膨らんでくると思います。

このように、今世の中がコロナウイルス感染拡大によって大きく変化し、その変化によってお仕事や生活、人間関係にストレスや不安を感じて悩んでいたり、体調を崩されている方が非常に多いのではないでしょうか?

そんな時代だからこそ

そんな時代だからこそ、どう生き抜いていけばいいか、勇気を持って前向きに考えていくことが必要だと思うのです。

私も多くの方々と同じように、コロナウイルス感染拡大によってお仕事が大幅に減少し、今も以前のような生活には戻ってはいません。

そのため、しばらく前は生活が元に戻らないかもしれないと思い、先々のことまで不安になって悩んでいました。

しかしながら、そう思い悩んでいても事態が急に変わるわけでもないと考え直し、「困ったときの神頼み」と昔から言われるように、ある日近所の神社を参拝して、「どうか世の中の人たちのために、私を使ってください」と神様にお願いしたこともありました。

今の私が出来ることをして、世の中の1人でも多くの人たちに喜んでもらいたい、そして生活が良い方向へと変わっていくことを願っていました。

皆様は、今のご自身の現状をどう考えていますか?

私は今、私たちは、個人の力がどこまで発揮できるかを試されているのではないかと感じています。

1人1人がそれぞれの与えられた環境の中で、これまで培ってきた智慧や経験を使ってどう工夫して行動するか、どう生きていくかだとも思っています。

私には出来る、乗り越えていけると信じて前向きに進んでいきたいものです。そうやって自分自身が幸せになっていくことで、周りの人たちにもその幸せを分けてあげましょう。

私は今、私の出来ることをして、幸せな明るい人の輪を作っていきたいと思っています。

ヨガの教えを今の時代に生かすこと

リラックスヨガ
またこのような考え方は、ヨガの教えにも通じています。

ヨガという言葉は、ユジュというサンスクリット語が語源となっていて、繋ぐという意味があります。心と身体を繋ぐ、人と人とを繋ぐ、生きている環境や自然そのものに繋がっていく。そういった意味があります。

私はこのヨガの教えを、コロナによって生活が大きく変化し、悩んだり不安になったりしている人たちに伝えていきたいですし、また、ヨガの力によって心と身体を繋げて健やかな状態に整えていくことで、安心感や幸福感を感じてもらいたいと願っています。

何故なら、心や身体が元気になれば、どんなことも明るく乗り越えられると信じているからです。

ヨガインストラクターを目指す皆様も、多くの人たちにヨガの素晴らしさを伝えて明るく笑顔で生活していけるようサポートしていく、そんなヨガを広める活動をしていきませんか?

今この時代は、ヨガの教えを必要としている人たちは多くいるはずです。きっと皆様がヨガインストラクターになって活動することで、多くの方々が救われると思います。

ただ、ここで1つ新たに取り組んで行きたいことは、私たちはより高みを目指して、今の時代に合ったヨガインストラクターになるということです。

コロナウイルス感染のリスクがある今、スタジオでの3密を避けながらヨガをお伝えすることも必要なことかもしれませんが、これから状況がどう変化しても、このリスクを回避して安心してヨガを伝えていけるオンラインでのヨガクラスも、これからは必要なことだと思います。

今、世の中の人たちが何を求めているのかを知ってその求めていることを提供していくことは、お仕事としてもきっと成立するでしょうし、世の中を明るくすることにも繋がっていきます。

では今、私たちに求められていることは何なのか、一緒に考えてみましょう。

呼吸法と瞑想

例えば、人は不安になるとリラックスして深い呼吸が出来なくなり、浅い呼吸を繰り返すようになります。呼吸を調整すると、リラックス出来ることは医学においても立証されているので、少し取り上げてみますね。

人間は1日に約3万回呼吸をするらしいです。その呼吸の1回1回が浅い呼吸になると、十分な酸素を身体中に行き渡らせるために、更に回数を増やして忙しく呼吸をする必要が生じてきます。

そうなると、自覚があるかないかはその方に寄りますが、とても非効率で疲れやすい状態となっていきます。

実際に2つの呼吸方法を比べてみましょう。椅子に座っている方、一緒にやってみて下さいね。

例えば椅子に座っているとき、お尻が座面前方に滑って背中の真ん中を椅子の背もたれにもたれさせるように、背中を丸くした状態で呼吸をしてみてください。呼吸がしづらく努力的で、呼吸そのものが浅くなりませんか?また、お腹が圧迫されるようで不快に感じるかもしれません。

一方、背中を背もたれから離して、お尻を起こし背中を真っすぐに伸ばします、胸を開いて顔は前を向くようにして呼吸をしてみてください。どんな感じがしますか?

おそらく、先に行った背中を丸くして呼吸をした時よりも、呼吸が深く入りゆったりと落ち着いてくる感覚があるかもしれません。

お腹もつぶれないので、お腹が圧迫されることもないでしょう。この身体の感覚、特に呼吸や内臓感覚は、心にも作用します。姿勢はとても大切なことなのです。

このように姿勢を整えて、目を閉じ深い呼吸に集中していくことで、意識がざわざわとした外界からご自身の内側へと向いていきます。

そして呼吸という1つのことに集中することで、要らない思いや不安などが消されていきます、これを瞑想といいます。

世の中は今、ストレスで溢れているように思います、姿勢を整えて深い呼吸をしてリラックスすることや、瞑想をすることで、ご自身の内面に意識を向けて幸せな感覚を得ることは非常に有意義なことだと思うのです。

また、ヨガのアーサナ(ヨガのポーズや体操)を行うときも、同様に、ご自身の呼吸や身体の状態に意識を向けて、それだけに集中していきます。

動いてポーズをとってはいますが、ご自身の内側にあるエネルギーの流れや呼吸を感じて動いていくと、瞑想している時のように、心と身体がだんだん穏やかになっていきます。

世の中がどんな状況であっても、ヨガや呼吸法、瞑想をすることで、自分の内側にいつも変わらない平和で幸せな感覚があることがわかると安心することが出来ると思います。  

ヨガインストラクターとして、呼吸、心、身体に集中し、瞑想をしたり、心地よくヨガのポーズを練習し動いていく、そんなことが提案できると、素晴らしいと思いませんか?

理学療法士としても感じていること

オンラインヨガ
また、理学療法士としても感じていることがあります。ヨガはとても尊い教えですが、私は日本人なので、日本の文化や日本人に合ったヨガがあるはずだとも思っています。

何故なら、よくヨガクラスが始まるとき、一般的に胡坐姿勢から始めることが多いのですが、お客様の中には「胡坐姿勢が取れない」「股関節が開かないから座っているのが苦痛だ」と教えて下さる方々がおられます。

私も最初はあまり楽ではありませんでしたし、皆様のお話することは無理のないことだと思うのです。

何故ならインドでは、胡坐をかいて左手を使って食事をすることが多いかもしれませんが、日本では特に女性は、足を開いて座ることは礼儀作法から反するとされ、どちらかということ正座をしたり横座りをすることを強いられてきたという古くから続く文化があるからです。

それ故、胡坐で座ることに慣れていない。更に、幼い時期は骨格が形成されていきます。

子どもの頃に股関節を大きく開くような運動をする機会が少ない場合、股関節の形や骨格は、そのままの状態で、骨を硬く密にしながら成長し、その結果、股関節の動く範囲も狭いままとなってしまうことが予想されるからです。

成長過程でそのように過ごすことで、インドの方々のように日常的に胡坐をかいて座る習慣も無ければ、ヨガをするとき股関節は十分に開きにくい状況かもしれません。

そのため、私はお客様に「楽に座ってください、正座でも足を投げ出して座ってもいいですよ」と伝えるようにしたり、座りやすくなるようにヨガブロックやクッションなどを使用することを提案しています。

こういった文化の違いや、日本人の身体に合っているのかどうかと考えることは他にも多くあります。そのためヨガポーズの練習をしている時にも、お客様それぞれの骨格や姿勢を観察して、苦痛でないか安全であるかどうかを見て、声をかけることが必要だと思っています。

特にオンラインでは、お客様と離れた場所で行うことや、声が届きにくいということが前提であることを認識しておくことが重要です。より姿勢や動きを観察して、無理をさせないよう声をかけながら少しずつ進めていくことも必要なことです。

また、ヨガクラス全体に話しやすい環境を作り、始める前にも体調をお聞きしたり、終わった後にはお客様それぞれに感想を聞いて、それを参加者全体でお互いにシェアをしてみんなで一緒に取り組んでいくことも大切ですね。

離れている場所だからこそ、親しみやすさや話しやすい雰囲気作りはとても必要なことだと思ってます。

明るい未来を目指して

これからの時代は、皆それぞれに自分自身の心と身体を健康に保ち続ける方法を学び、個々の力を発揮していく時代だと思います。

私たちヨガインストラクターは多くの方々が健康になり、ご自身らしく活動が出来るよう、また外では色々大変なことがあってもヨガクラスに来るといつも変わらず安心できると感じて頂けるような、そんな安心シェルターのような場所を提供することも私たちの役割ではないかと思うのです。

多くの人たちを健やかに、そして幸せにしていく活動を広げていきましょう。

皆様1人1人の活動がいつか大きな力となって、明るい未来を作ることができると私は信じています。皆様のご活躍を心から楽しみにしております。

ヨガインストラクターの資格一覧です。コロナ禍でオンラインに切り替えるのもよし、さらなる高みを目指して勉強期間として色々な資格を取るチャンスでもあります。キッズヨガやマタニティヨガなど、様々な資格があるので是非色々と取得してみてくださいね。
ヨガインストラクター資格【一覧表】種類・費用・オンライン取得方法まで完全ガイド

Kou
Kou
<経歴>
4年制大学を卒業後、会社員となるが、数年後、理学療法士を目指して、専門学校に通い理学療法士となる。その後、手術後から慢性期、在宅ケアまで、リハビリテーション全般を経験する。
その後、体調不良となり、一度、理学療法士を辞めて、ヨガインストラクター養成校に通い、ヨガインストラクターとして活動を開始する。
現在は、主にヨガインストラクターと理学療法士、ライターとして活動している。1男の母。

<資格>
理学療法士
RYT200ヨガインストラクター

<得意なテーマ>
①理学療法士として
主に整形外科的な肩こり、腰痛、膝痛などの痛みに対しての治療が得意で好きな治療分野です。身体の捻じれや姿勢不良などに対して、骨格や骨盤矯正、姿勢を整えて痛みの緩和 や改善を目指す治療を行っております。

②ヨガインストラクターとして
ハタヨガを中心に行っております。理学療法士としてのスキルも活かせるものが得意だと 個人的には思っております。そのため、肩こり改善、腰痛改善ヨガや骨盤矯正ヨガなどの体調不良や姿勢改善のためのヨガを得意としております。
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