ピラティスを続けてその効果を実感していくうちに、「もっとピラティスの知識や技術を深めたい!」「ピラティスの良さをみんなにも伝えたい!」と思うようになる人も多いのではないでしょうか。
ピラティス資格の情報を検索するなかで、ピラティス教育団体の多さから何を基準に選んだらいいのか、資格取得後にレッスンできる場所はあるのかなど、さまざまな疑問や不安が出てきますよね。
そこでこの記事では、世界最大規模のピラティス教育団体であるBASI(バシ)ピラティスについてご紹介します。
この記事を読めばBASIピラティスの特徴や費用、資格取得のメリットについて知ることができます。BASIピラティスで学べば実践力が身につき、ピラティススタジオzen placeへの就職サポートも受けることができます。
ピラティスの資格取得を検討中の人は、ぜひ参考にしてください。
目次
BASIピラティスとは
BASIピラティス(Body Arts and Science International)は、1989年にラエル・イサコウィッツによって設立された、世界40カ国に展開されている世界最大規模のピラティス教育団体です。
30年以上の実績があるメソッドで、ピラティスのオリジナル様式に科学的知識などの要素が組み入れられています。
ラエル・イサコウィッツは、25年以上のピラティストレーニングをおこない、そのスタイルの機能的な美しさは世界No.1ともいわれています。
2022年には長年の功績が認められ、アメリカのPMA(ピラティス・メソッド・アライアンス)で殿堂入りを果たしました。
BASIピラティスの特徴
BASIピラティス最大の特徴は「動きに無駄を作らないFlow Work」で、メソッドには10個の原則があります。10個すべてが揃ってこそ無駄のない動きが可能になり、自分のゴールを達成できると考えられています。
- 気づき(Awareness)
- 呼吸(Breathing)
- バランス(Balance)
- 集中(Concentration)
- コントロール(Control)
- 中心(Center)
- 能率(Efficiency)
- 継続した流れ(Flow)
- 調和(Harmony)
- 正確性(Precision)
動画では、まるでダンスのように流れる美しい動きが実践されています。まさにBASIピラティスの特徴である、「動きに無駄を作らないFlow Work」です。
BASI ピラティスってどんな資格?
BASIピラティス養成コースのプログラムは、質の良さから非常に高く評価されています。ピラティス指導者のための国際的な非営利団体PMA(Pilates Method Aliance)の加盟団体であることが信頼の証です。
国内だけにとどまらず、海外での活動にも有利なピラティス資格のひとつといえます。
BASIピラティス資格を取得するメリット5選
- PMA加盟団体である
- 受講方法が選べる
- 就職サポートがある
- 世界トップクラスの講師のレッスンを受けられる
- 実践力が身につく
BASIピラティスはPMA加盟団体のため、海外でも通用する国際的な資格です。世界トップクラスの講師のレッスンを受けることができ、実践力も身につきます。資格取得後の就職サポートがあるのも魅力です。
受講方法
BASIピラティス養成コースは、通学・オンライン・ハイブリッド(通学&オンライン)の3つから受講方法を選択することができます。
養成コースの授業はzen placeスタジオで開催され、養成コースの課題である実践・見学・練習のサポートもおこなわれています。
受講内容・資格取得費用
マット指導者資格コース
BASIピラティスの資格、はマット→マシンの順番で取得します。マットコースは以下の3つが用意されています。
■動画視聴+授業通学24時間+課題+試験
特徴
- 通学コースとオンラインコースの組み合わせ
- 直接学びたい内容はリアルに学べる
- 動画学習は時間や場所を選ばずに視聴可能
■動画視聴+授業通学24時間+課題+試験
特徴
- 通学コースとオンラインコースの組み合わせ
- 直接学びたい内容はリアルに学べる
- 動画学習は時間や場所を選ばずに視聴可能
■動画視聴+オンライン授業24時間+課題+試験
■練習サポート付
- プライベートレッスン4〜6回 ※講師による
- 指導練習会 2回まで
- オンラインクラス最大5ヶ月
特徴
- オンラインをサポートする動画コンテンツ
- LIVEクラスと動画の組み合わせで効率的に学べる
- 選べる練習サポート
マシン指導者資格コース
マシン指導者資格コースは、マットコース卒業生がマシン資格を取得するためのコースです。通学コースとオンラインMIXコースの2つが用意されています。
※申込のタイミングや過去に受講したマットコースの種類により金額が異なる
■1日6時間×12日間スタジオで授業
■課題
■最終試験+Evaluationテスト
※申込のタイミングや過去に受講したマットコースの種類により金額が異なる
■1日2〜3時間×12日間オンライン授業
■1日4時間×12日間スタジオで授業
■課題
■最終試験+Evaluationテスト
コンプリヘンシブ(マット&マシン)指導者資格コース
マット指導者とマシン指導者の両方の資格が取れるコースです。
※申込のタイミングや過去に受講したマットコースの種類により金額が異なる
■総時間数 108時間+試験2日間+宿題
■ピラティスマットコース
36時間+試験1日+宿題 全20時間(約3ヶ月かけておこなう)
■ピラティスマシンコース
72時間+試験1日 全20時間(約6ヶ月かけておこなう)
身につく実践力
各コースには、授業のほかに3つの課題が与えられます。課題をこなしながら授業で学んだ知識と技術を深められるので、養成コースを卒業する頃にはしっかりした実践力が身につきます。
課題
①自己実践
マットコース/100時間 マシンコース/200時間
養成コースで習った正しいMovementの練習
②レッスン見学
マットコース/20時間 マシンコース/80時間
スタジオレッスン、Live Streamingクラス見学、BASIアメリカ本部の配信動画の視聴
③指導練習(Teaching)
マットコース/30時間 マシンコース/200時間
ピラティス未経験者や経験が少ない人に対し、1時間クラスの指導練習をおこなう
就職サポート
BASIピラティス資格取得後は、zen placeスタジオへの就職サポートがあります。働き方は2種類です。
■正社員・・・関東・関西・名古屋・札幌での就職
■フリーランス・・・関東・関西・札幌・福岡での就職
詳しい求人については下記のサイトから確認できます。
>>zen place
資格取得後のフォロー体制
インストラクター資格取得後も、ブラッシュアップは欠かせません。
BASI養成コースでは資格取得後でも学び続ける環境を重要視しているため、世界中で活躍するピラティスインストラクターを定期的に招待したワークショップが開催されています。
まとめ
BASIピラティスは世界最大規模のピラティス教育団体です。30年以上の実績を持つメソッドで、動きに無駄を作らないFlow Workが特徴です。
PMA加盟団体のため、国内外問わずに通用する国際的な資格で、実践力が身につきます。就職サポートもあるので、これからインストラクターを目指す人にもおすすめの資格です。
気になった人はBASIピラティスをぜひチェックしてみてください!