日本人に人気の飲み物の一つであるコーヒー。朝の目覚めの一杯として飲む方もいれば、仕事や勉強に集中したいときに飲む人もいて、多くの方に愛されている飲み物といえます。
私たちの生活に馴染みがあるコーヒーですが、実はダイエットにも効果があるといわれています。
普段から飲んでいるコーヒーを飲むだけで痩せることも可能なら、こんなに嬉しいことはないですよね。
本記事では、コーヒーのダイエット効果や飲み方と、人気のダイエットコーヒーについて紹介します。
日本健康ダイエット協会(JDHA)
プロフェッショナルアドバイザー
過去数十回のダイエットやファスティングを経験。
ダイエットの正しい知識や、ダイエットをするにあたっての成功マインド(考え方)を発信中。
目次
ダイエットコーヒーとは?コーヒーを飲むだけで痩せる?
ダイエットコーヒーとは、ダイエットに効果的な成分が含まれているコーヒーのことです。
実は、ダイエットに効果的な成分が多く含まれているコーヒーが販売されているため、コーヒーが好きな人であれば、十分試す価値があるといえます。
- 毎日のようにコーヒーを飲むくらいコーヒーが好きな人
- 食事前にコーヒーを飲んで空腹感を抑えたい人
- 手軽な方法でダイエット効果が得られるものを探している人
- 続けやすいダイエットを探している人
- コーヒーをブラックで飲める人
普段からコーヒーを飲む習慣がある人からすれば、「えっ、コーヒーでダイエットできちゃうの?」と思うかもしれませんね。
次章では、なぜダイエット効果が期待できるかについて詳しく解説します。
ダイエットコーヒーのおもな効果
ダイエットコーヒーにダイエット効果が期待できるのは、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」と「カフェイン」が関係しています。この2つに共通するダイエット効果について解説します。
※効果は個人差があります。
脂肪燃焼効果が期待できる
コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪燃焼効果があるといわれています。その理由は、カフェインに以下のような効果があるとされているためです。
- 交感神経を優位にし、基礎代謝をアップさせる
- 消化酵素「リパーゼ」を活性化し、脂肪分解を促進させる
- 脂肪細胞から脂肪酸を放出させ、エネルギーとして利用しやすくする
また、コーヒーを飲んだことで脂肪が燃焼し、熱を産生したことが検証されている論文もあります。
カフェインと脂肪燃焼効果の関係性については、今後の研究成果に注目していきましょう。
血糖値の上昇を抑えられる
コーヒーに含まれているクロロゲン酸はポリフェノールの一種で、血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。
クロロゲン酸は体内において、インスリン感受性を高める効果があるとされていることが理由です。
ダイエットコーヒーを飲むポイント
ダイエットコーヒーは、どのように飲むと効果的でしょうか。ただ飲むのではなく、以下のようにして飲むと効果的といわれているので、ぜひ試してみてください。
ブラックで飲む(ノンシュガー)
コーヒーには砂糖を入れず、ブラックで飲むのがおすすめです。砂糖を入れた分だけカロリーと糖質を摂取することになってしまいます。
ただ、どうしてもブラックコーヒーが苦手で、せめてミルクだけでも入れさせてほしいと思う人もいるでしょう。そのような方には「無脂肪牛乳」がおすすめです。
一般的に販売されている牛乳は、乳脂肪分が3.0%以上含まれています。
一方で、無脂肪牛乳は乳脂肪分が0.5%未満で摂取カロリーを抑えられるため、ダイエット中におすすめの牛乳です。
ただし、無脂肪牛乳は一般的に販売されている牛乳と比べると脂肪分のうま味が少なく、味が独特な一面もあります。そのため、毎日続けて飲むのに苦労する人も中にはいるでしょう。
ホットコーヒーで飲む
ダイエットコーヒーを飲む時は、アイスコーヒーではなくホットコーヒーで飲むようにしましょう。身体を温めることによって、代謝の向上が期待できます。
また、温かい飲み物は満腹中枢を刺激して食欲を抑えてくれるため、満腹感を得やすくなるといわれています。
この点においても、アイスコーヒーよりホットコーヒーにしたほうがダイエット効果を得られやすいといえるでしょう。
ダイエットコーヒーを飲むときの注意点
ダイエットコーヒーを飲むにあたり、何か注意した方がよいことはないか気になる人もいるでしょう。本記事では、ダイエットコーヒーを飲むときの注意点として、2点取り上げます。
飲む回数に注意する
ダイエットコーヒーを飲む回数に注意しましょう。理由は、コーヒーに含まれているカフェインです。
カフェインを摂取しすぎると、身体に悪影響をもたらす可能性が示唆されています。
具体的には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などが挙げられています。
コーヒーの種類や量、製造方法などにより違いがあるものの、カフェインの含有量は100mlあたり60mg(インスタントコーヒーだと100mlあたり57mg)といわれています。
日本では1日のカフェインの摂取量について、明確な基準を設けていません。
ただし、海外では年齢や体格、妊娠・授乳の有無などによって推奨量を挙げている国もあります。
たとえば、欧州食品安全機関(EFSA)では、18歳から65歳の成人において1日あたり400mgまでのカフェイン摂取は、健康上問題がないとしています。
1杯あたり200mlのカップで飲むとすれば、約3杯程度となります。
ダイエットコーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。そして、カフェインの感受性は人それぞれなので、気分が悪くなったときには、杯数に関係なく飲むのを控えたほうがよいでしょう。
就寝前に飲まない
就寝前にダイエットコーヒーを飲むのは控えましょう。カフェインには覚醒作用があるため、睡眠前に飲んでしまうと眠りの質が低下するリスクがあります。
ただ、夜にダイエットコーヒーを飲むのが決して悪いわけではありません。
コーヒーを飲むことでリラックス効果が期待できるため、少量であればむしろ安眠へつなげやすいともいえます。また、カフェインレスのコーヒーであれば、覚醒作用を和らげることも期待できます。
ダイエットコーヒーの選び方
コーヒーは「嗜好品」に分類されるため、好みが分かれることが多いのが特徴です。その中でも、一般的なダイエットコーヒーの選び方について、ポイントとなる点を解説します。
味(自分の好みかどうか)
さまざまなメーカーからダイエットコーヒーが販売されていますが、続けるためにはコーヒーの味が自分好みでないと「飲みたい!」とは思えません。
逆にいえば、美味しければ飲み続けられる可能性が高まります。
自分好みの味のコーヒーであることが、第一条件ではないでしょうか。本記事でも複数のダイエットコーヒーを紹介しますので、色々と試してみることをおすすめします。
カフェインとクロロゲン酸の含有量
好みの味だけ追っていたら、ダイエット効果が高いコーヒーに辿り着けない可能性があります。
ダイエット効果が得られるおもな成分はカフェインとクロロゲン酸なので、この2つが多く含まれるダイエットコーヒーを選んでみましょう。
ダイエットサポートが期待できる成分
ダイエットコーヒーに含まれている成分の中には、ここまで解説できていないものがあります。
以下で紹介するものは、ダイエット効果が期待できるものとされているため注目しておきましょう。
- MCTオイル:中鎖脂肪酸が多く含まれていて、脂肪が蓄積されにくい
- グラスフェッドバター:牧草のみを食べて育った牛のミルクから作られていて、通常のバターより脂肪が蓄積されにくい
- チャコール:活性炭や竹炭で、体内の老廃物や有害物質を排出する
以上で挙げたもの以外でも、ビタミン類やカテキン、コラーゲンなど健康や美容に関係する成分が含まれているダイエットコーヒーもあります。
価格
ダイエットは、継続することが大事になります。そのため、ダイエットコーヒーも継続できる価格のものを選ぶようにしましょう。
ダイエットコーヒーの相場は、1か月あたり2,000〜6,000円程度といわれています。商品によっては、定期購入すると安くなるものもあります。
おすすめのダイエットコーヒー5選
では、本記事でおすすめするダイエットコーヒーを7つ紹介します。価格については、以下の表を参考にしてください。
※表記価格は、税込価格です。
商品名 | 公式サイト | Amazon | 楽天市場 |
りそうのコーヒー | ・通常価格:6,000円 ・定期価格:1,980円(初回限定) ※2回目以降、9,960円(2ヶ月おき2箱ずつ) |
・通常価格:5,408円 ・定期購入:5,204円 |
5,478円〜 |
スリモアコーヒー | ・通常価格:4,968円(初回に限り4,471円) ※定期価格は初回に限り2,484円 ※継続購入で最大20%OFF |
・通常価格:4,968円 ・定期価格:4,720円 |
4,968円 |
カフェリーチェ | 4,800円 | ・通常価格:4,800円 ・定期価格:4,320円 |
4,800円〜 |
フィルカ グリーンコーヒー | ・通常価格:5,940円 ・定期価格:5,346円 |
・通常価格:5,940円 ・定期価格:5,346円 |
5,940円 |
リセットコーヒー | ・通常価格:4,536円 ・定期価格:4,082円 |
ー | 4,536円 |
りそうのコーヒー
画像引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B09R7MKFBR
「りそうのコーヒー」とは、毎日のコーヒーを「りそうのコーヒー」に置き換えるだけで手軽に減量できる機能性表示食品のダイエットコーヒーです。
※機能性表示食品:事業者の責任において、食品の安全性と機能性に関する科学的根拠に基づき特定の保健の目的が期待できる旨を表示した食品
「りそうのコーヒー」に含まれている機能性表示成分「葛の花由来イソフラボン」は、BMI23から30の方を対象とした試験で「体重・お腹の脂肪・ウエスト周囲径・内臓脂肪・皮下脂肪」が減少したと報告されています。
- 日本初の機能性関与食品を取得したコーヒー
- MCTオイル、ブラックジンジャー、乳酸菌、植物発酵エキス48種を配合
- 1杯あたり11カロリー、プロのバリスタもお墨付きの美味しさ
スリモアコーヒー
画像引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CWTX7RVQ
「スリモアコーヒー」は、コーヒー由来クロロゲン酸類が含まれている機能性表示食品のダイエットコーヒーです。糖の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
また、「スリモアコーヒー」は一般的なインスタントコーヒーと比較すると、2〜4倍のクロロゲン酸が含まれるとされています。
- コーヒー由来クロロゲン酸類が含まれている機能性表示食品
- 一般的なインスタントコーヒーの2〜4倍のクロロゲン酸を含有
- 体重減少とBMIの改善をサポート
カフェリーチェ
画像引用:https://wellness.sokuyaku.jp/product/detail/766
「カフェリーチェ」は、1杯あたり1億個の乳酸菌が含まれていて、菌活や美活などを取り入れているダイエットコーヒーです。
ビタミンB1、B6やGABA、αリポ酸など、他のダイエットコーヒーには含まれていない成分が多く含まれているのが特徴です。
- 菌活、美活、巡活に着目したダイエットコーヒー
- 日本一のバリスタも絶賛したコーヒー
- チャコール配合で、美容コンディションをサポート
※巡活:成分が身体を巡ること
フィルカ グリーンコーヒー
画像引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXPQBWZ7
「フィルカ グリーンコーヒー」とは、スウェーデンの暮らしに根付く「fika(フィーカ)」と「orka(オルカ)」という2つの言葉から生まれた機能性表示食品のダイエットコーヒーです。
※fika:息抜きや日常のゆとりを大切にする文化
※orka:内側から元気が満ち溢れること
コーヒー由来クロロゲン酸類を多く含んでいて、内臓脂肪や体重の減少のサポートとBMIの改善に役立ちます。
- 一般的なインスタントコーヒーの約8倍のクロロゲン酸を配合
- フラクトオリゴ糖を1杯あたり約50mg配合
- 個々のライフスタイルに合わせて楽しめるダイエットコーヒー
リセットコーヒー
画像引用:https://www.shop.rohto.co.jp/category/supplement/reset/
「リセットコーヒー」とは、製薬会社のロート製薬とエムジーファーマが共同開発した、日本初のグロビンペプチド配合のダイエットコーヒーです。
※グロピンペプチド:食後の中性脂肪上昇を抑制する効果があるとされる成分
また、200種類以上もある銘柄から厳選したものをブレンドしていて、アロマの香りと風味が引き立つ味わいを楽しめます。
- 機能性関与成分としてグロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンを配合
- 日本初のグロビンペプチド配合のダイエットコーヒー
- おいしく飲みやすく満足感のある、こだわりの味
おすすめのダイエットコーヒーを飲んで、効率よくダイエットを成功させよう!
本記事では、コーヒーのダイエット効果や飲み方と、人気のダイエットコーヒーについて紹介しました。
ダイエットコーヒーとは、ダイエットに効果的な成分が含まれているコーヒーのことです。
ダイエットコーヒーに含まれる「クロロゲン酸」と「カフェイン」などによって、脂肪燃焼効果や血糖値の上昇を抑える効果が期待されています。
カフェインを摂取しすぎると、身体に悪影響をもたらす可能性が示唆されています。日本では1日のカフェインの摂取量について明確な基準を設けていませんが、1杯あたり200mlのカップで飲むとすれば約3杯程度に留めておきましょう。
本記事でおすすめするダイエットコーヒーは、以下の5つです。
- りそうのコーヒー
- スリモアコーヒー
- カフェリーチェ
- フィルカ グリーンコーヒー
- リセットコーヒー
味や含有成分、価格などを考慮し、飲み続けられるダイエットコーヒーを選んでください。本記事の内容を参考にし、効率よくダイエットを成功させましょう。
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