私は過去に70kgのダイエットに成功しました。120kgから50kgへの大幅減量でした。
70kgって、成人男性一人分です。びっくりですよね。
どうしてそんなに痩せることにしたのか、またどうして痩せられたのかについては過去の記事をご覧ください。
70kgのダイエットに成功するまで様々なダイエット法にチャレンジしてきた私ですが、今回はその中の一つ、カロリーメイトダイエットについてご紹介します。
目次
カロリーメイトダイエットで1週間に7kg痩せた体験談
私が過去にカロリーメイトダイエットにチャレンジした時は、1週間で7kgも痩せることができました。その時の方法は少し過激で1日3食、全てをカロリーメイト2本に置き換えるというものでした。
というのも、当時好きだった人を含め、男女4人ずつのグループで遊びに行く予定があったからなのです。すでに体型はぽっちゃりを通り越していましたから、少しでも痩せてキレイにならなきゃと、その一心でのダイエットでした。
カロリーメイトダイエットを始めてからは、毎日1kgずつ痩せていきました。スルスルと落ちていく体重が本当に快感で、どんどんカロリーメイトダイエットに夢中になっていく私がいました。
しかし、ダイエット開始から1週間後の朝、驚くことが起きてしまったのです。なんと目眩でベッドから起き上がれなくなってしまいました…。
単純に食べなさ過ぎたのですね。反省して少しずつ通常食に戻しましたが、7kg痩せた体重はキープできました。
これを読んでくださっている方はここまで無理せず、これからご紹介する正しいやり方でカロリーメイトダイエットにチャレンジしてくださいね。
カロリーメイトダイエットのやり方
カロリーメイトダイエットは、1日1〜2食を普通食からカロリーメイトに置き換えるだけの簡単なダイエット法です。誰でも手軽にトライできて、栄養もしっかりとれるため、おすすめのダイエット法と言えます。
カロリーメイトに置き換える効果的なタイミング
カロリーメイトに置き換える効果的なタイミングですが、食事の比率(摂取カロリー)で考えるとよいでしょう。
食事の比率は、一般的には朝が一番軽く、夜にかけて重くなります。食事の比率が重いタイミングでカロリーメイトに置き換えれば、摂取カロリーをぐんと下げることができます。
また、夜は活動量が少なくなる時間帯でもあります。活動量が少なくなれば消費カロリーも必然的に少なくなりますから、本来あまり多く食事を摂る必要はないのです。
そのため、カロリーメイトに置き換えるのであれば「夜」がもっとも効果的で、次いで「昼」「朝」の順におすすめのタイミングとなります。
2位:昼
3位:朝
とは言え、無理して夜に置き換える必要はまったくありません。忙しくて朝食をとる時間がない日には朝に置き換えしてもいいですし、夕食をいつも通り楽しみたい日には昼に置き換えするのもよいでしょう。
日常生活に無理なくカロリーメイトダイエットを組み込むことを優先し、ストレスなく目標体重まで続けていくことが何より大切です。
効果的に痩せられるカロリーメイトの本数
カロリーメイトダイエットを効果的に行うのであれば、ブロックタイプなら1日あたり4本(1食に2本)まで、ゼリータイプ・飲料タイプは1日1本までを目安にするとよいでしょう。
腹持ちが心配という方は、カロリーメイトにプラスして噛み応えのあるサラダやカロリー低めのスープなどをプラスするのがおすすめです。食事量が減ると便秘がちになることも多いので、プラスで摂る食事はぜひ食物繊維豊富なものを意識してくださいね。
サラダチキンなど低脂質でたんぱく質豊富な食品も、腹持ちがいいのでおすすめです。
カロリーメイトダイエットのメリット・デメリット
ここまではカロリーメイトダイエットのやり方についてご紹介してきました。ここからはカロリーメイトダイエットのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
カロリーメイトダイエットのメリット
実際に1週間で7kg痩せた私が考えるカロリーメイトダイエットのメリットは、3つあります。
- ビタミン・ミネラルなどがバランスよく手軽に摂れる
- 味やタイプなど種類が豊富
- カロリーが低く計算しやすい
ビタミン・ミネラルなどがバランスよく手軽に摂れる
カロリーメイトは五大栄養素を手軽に補給することができるバランスのよい栄養食品です。そのため、ダイエットに向いていると言えるでしょう。
五大栄養素とは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルのことです。
五大栄養素 | ||
栄養素名 | 主な働き | この栄養素を多く含む食品 |
たんぱく質 | 体を作る | 肉、魚、卵、大豆製品など |
脂質 | エネルギーになる | バター、マーガリン、植物油、肉の脂身など |
炭水化物 | エネルギーになる | ご飯、パン、麺、いも、砂糖など |
ビタミン | 体の調子を整える | 緑黄色野菜、果物、レバーなど |
ミネラル | 骨や歯などを作る
体の調子を整える |
海藻類、牛乳・乳製品、小魚など |
参考:バランスの良い食生活を送るコツ、正しいダイエットのコツ-農林水産省
ダイエット中は、どうしてもビタミンやミネラルなどが不足しがちです。しかし、例えばブロックタイプのカロリーメイトの場合、4本で一日に必要なビタミン量の約半分が摂れますから、安心してダイエットに取り組めます。
カロリーメイトの栄養成分(4本・80gあたり)
味やタイプなど種類が豊富
カロリーメイトは種類が豊富なため、飽きずに続けられるのでおすすめです。
定番のブロックタイプに加え、ゼリータイプ、リキッドタイプもありますし、ブロックタイプならチーズ味やチョコレート味、メープル味など5種類もの味があります。ダイエット中でも、気分やシチュエーションで選べるのは嬉しいですよね。
携帯に便利で保存期間も長い
カロリーメイトはなんといっても携帯に便利です。会社で昼食代わりに食べたいときでも、持ち運びしやすいので助かります。保存期間も長く、常温で保存できるので、多めに買いだめしても安心です。
カロリーが低くカロリー計算しやすい
カロリーが低く計算しやすいところも、カロリーメイトダイエットのメリットの一つです。
ブロックタイプなら一本100kcal
4本入りタイプで400kcalと低カロリー
カロリー計算もしやすく、まさにダイエット向きの食品と言えるでしょう。
カロリーメイトダイエットのデメリット
カロリーメイトダイエットには2つのデメリットがあります。
- 肌が荒れる可能性がある
- 食べ過ぎると太る可能性がある
肌が荒れる可能性がある
カロリーメイトを食べ過ぎると吹き出物などができやすくなり、肌が荒れる可能性があります。これはカロリーメイトダイエットのデメリットの一つと言えるでしょう。
カロリーメイトには多くの脂質が含まれています。その量はブロックタイプ4本で約22gです。成人の1日あたりの脂質摂取目安が約50gと言われているので、カロリーメイトを4本食べるだけで半分近くを摂取することになってしまいます。
脂質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌などを起こし肌荒れの原因となるため、ダイエット中のカロリーメイトの食べ過ぎには注意しましょう。
食べ過ぎると太る可能性がある
ヘルシーなイメージが強いカロリーメイトですが、食べ過ぎると太る原因にもなり、ダイエットにはマイナスです。
手軽に栄養を補給できるうえに味も美味しいカロリーメイトは、つい食べ過ぎてしまいそうになることもあるかもしれません。しかし、カロリーメイト2本分(200kcal)はご飯軽く一杯分(234kcal)のカロリーとほぼ同じです。
ブロックタイプのカロリーメイトでダイエットするならば、1食あたり2本を目安に、食べ過ぎないように気を付けてください。
カロリーメイトダイエットで1週間7kg痩せた私からアドバイス
最後に、実際に1週間で7kg痩せた私から、カロリーメイトダイエットでより効果的に痩せるためのアドバイスを3つお送りしたいと思います。ぜひ参考にして、理想の体型を手に入れてくださいね。
身体に異変を感じたら通常食に戻してみて
カロリーメイトダイエットは、栄養も補給しながら痩せられるダイエット法ではありますが、そのやり方によっては一日あたりの摂取カロリーが低くなりすぎて体に異変を感じる場合もあります。
現に、私はカロリーメイトダイエットで無理をしすぎて、目眩やベッドから起き上がれないといった異変を感じました。
体を壊してしまってはキレイとはほど遠くなってしまいますから、目眩や貧血などの異変を感じたら無理せず通常食に戻して、体調が戻るまで様子をみることをおすすめします。
カロリーメイトダイエット中は飲み物にも気を付けて
カロリーメイトというとブロックタイプを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。ブロックタイプのカロリーメイトは、水分が少なめでのどが渇きやすいですよね。そのため、飲み物を一緒に摂る方も多いと思います。
この時、カフェオレやジュースなどの甘い飲み物を一緒に飲むのは避けましょう。一緒に飲むなら、緑茶や無糖の紅茶、ミネラルウォーターなどがおすすめです。
上手にカロリーカットして、より効果的にカロリーメイトダイエットを行いましょう。
通常の食事ではたんぱく質を多めに摂るように心がけてみて
カロリーメイトは栄養バランスの整った食品ではありますが、一点だけ気になる点があります。それは、たんぱく質が圧倒的に少ないということです。
ブロックタイプのカロリーメイトに含まれるたんぱく質は、1本あたり2g。1食2本として考えると、1食あたりのたんぱく質は4gになります。本来、1食あたりのたんぱく質は約20gが目安とされていますから、カロリーメイトだけでは全く足りないのです。
たんぱく質は筋肉を作る材料になるだけでなく、皮膚や爪、血液、髪などのもとにもなるもの。不足すれば筋肉が落ち、痩せにくい体になってしまうだけでなく、ガサガサの肌やパサついた髪になってしまう可能性もあります。
ダイエット中はカロリーや脂質を気にして肉や魚を控えてしまう方もいますが、赤身の肉や脂質の少ない魚、大豆製品など、良質なたんぱく質を積極的に摂るように心掛けてくださいね。
カロリーメイトダイエットであなたも1週間でキレイ痩せしませんか
今回は、私も過去に1週間で7kgのダイエットに成功した経験のある、カロリーメイトダイエットについてご紹介しました。
カロリーメイトダイエットは、1日1食〜2食を普通食からカロリーメイトに置き換えるだけの簡単なダイエット法です。
カロリーメイトは1食あたり、ブロックタイプなら2本(200kcal)を目安にしてください。
普段の食事をカロリーメイトに置き換えるベストなタイミングは、「夜」「昼」「朝」の順です。
カロリーメイトに置き換える効果的なタイミング
1位:夜
2位:昼
3位:朝
ヘルシーなイメージのあるカロリーメイトですが、食べ過ぎると次のようなデメリットがあるので気を付けましょう。
- 肌が荒れる可能性がある
- 食べ過ぎると太る可能性がある
ここまで読んでくださったあなたなら、1週間でスリムになるのも夢ではありません。ぜひカロリーメイトダイエットにチャレンジして、キレイ痩せを目指してみてくださいね!