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ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介

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昨今、フィットネスがブームになり、その中でもピラティスはとても人気が高くなっています。

そんなピラティスですが、インストラクター資格を取るための団体はたくさんあり、インストラクターを目指す方はどの団体を選ぶべきか悩む人も多いでしょう。
結論からいえば、国際資格につながるPMA認定校から選び、かつマシンとマットであればマットから始めるのがおすすめです。

PMA認定校から選ぶ理由は、日本だけでなく国際的に認められたピラティス認定資格であること(ヨガでいうRYT200です)。

マットから始める理由は、解剖学も理解しているため受講生に自信を持って適切なサポートができること、マシンスタジオがなくてもインストラクターとしてすぐに活躍できるためです。

今回は、ピラティスのインストラクター資格の種類と選ぶポイント、最後に代表的な団体をご紹介します!

1. ピラティスインストラクターの資格とは?種類・メリット・選び方

ピラティスはダイエットや美容に効果があるイメージが強いと思いますが、近年高齢者施設や、病院などの機能回復を援助する機関でも取り入れられているエクササイズとして注目を集めています。

そういった理由もあり、年々ピラティスインストラクターの需要が高まっています。

ピラティスインストラクターとして指導するためには必ずしも資格が必要なわけではありませんが、適切な指導を行うためや就職に有利になるためにも資格取得がおすすめです。

しかし、資格の種類や取得方法はあまり知られていません。

そこで、ピラティスインストラクターの資格とは何か、選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。あなたも、ピラティスインストラクターとして活躍するための第一歩を踏み出しましょう。

ピラティス資格3種類

ピラティスの資格は大きく分けて3種類あります。

・マット
・マシン
・マット+マシンのコンプリヘンシブ(comprehensive)

種類 特徴
マットピラティス ・ヨガマットの上で行う
・スタジオではグループレッスンが多い
・レッスンの単価は最も安い
・オンラインで取得できる場合が多い
マシンピラティス ・「リフォーマー」を使用する場合が多い
・パーソナルレッスンが多い
・マットピラティスよりもレッスン単価が高い
・通学して資格取得する場合が多い
コンプリヘンシブ ・マット、マシンどちらのレッスンも出来るため就職に強い
・しっかり稼ぎたい人におすすめ
・資格取得にかかる費用が最も高い

マシンを使ったレッスンは、マットよりも単価が高いため、より稼ぎたい人はコンプリヘンシブ資格がオススメです。

また、マシン資格は団体によって含まれる内容が異なります。リフォーマーのみなのか、他のマシン(チェアなど)も含むのか、事前に確認をしましょう。

ピラティス資格取得の3つのメリット

ピラティスを学び、資格を取得すると以下のメリットがあります。

・体への理解を深めることができる
・ピラティスインストラクターとして活動できる
・仕事の幅が広がる

詳しく見ていきましょう。

① 体への理解を深めることができる

営利目的ではなく、自分自身や大切な人のために解剖学・生理学的観点から身体の知識を深めたい方の取得も増えてきています。

理学療法士など医療従事者の方もピラティスの資格を取得し、ピラティスと整体を組み合わせたりさまざまなアプローチで身体の改善を行うスタジオなども人気が出てきています。

② ピラティスインストラクターとして活動できる

ピラティスインストラクターは資格がなくても働くことができます。

しかし、資格があることで自分の技術に自信が持てますし、就職する際に有利になることは間違いありません。さらに、資格を保持していると無資格者よりもお給料が月に2万円程度高い場合が多いです(ウェルネスストーリー調べ)。

そのため、仮に2万円×12ヶ月だとすると24万円多くもらえることになり(ボーナス抜かす)、将来のキャリアも考えると資格取得は大変価値があります。

③ 仕事の幅が広がる

ピラティスを副業にすることも出来ます。自宅の一室をピラティススタジオにしてレッスンをする方も増えています。他にも、イベントやセミナーでピラティスを伝えることや、講師活動を行うことも可能になり仕事の選択肢が広がります。

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2. ピラティスインストラクター資格の取得方法2選

以前は通学で取得する場合が多かったピラティスの資格。コロナ禍でのオンライン事業の拡大を受け、一部オンラインで資格取得ができる団体が増えました。

ライフスタイルに応じて自分に合った資格取得方法を選べるといいでしょう。

養成スクールに通い取得する

養成スクールに通って学ぶ場合の特徴は、

・実際に体に触れながら学びを深めることができる
・資格取得後のサポートが充実している

オンラインでの取得と比較すると、交通費や移動時間に費やす労力は大きいでしょう。しかし、対面の学びで得られるメリットはとても大きいものです。インストラクターとして活動する際に、スクールで人の体に触れながら学んだ経験が役立つ時が必ず来ます。

さらに、スクールでは資格取得後のサポート体制が充実しています。デビューレッスンをする機会をいただけたり、就職サポートがあったりする点が魅力ですよね。

オンラインの資格講座を受ける

オンラインで学ぶ際の特徴は、
・効率的に学ぶことができる
・スタジオから遠い距離からでも学ぶことができる

オンラインで学ぶ場合、大きく分けて2種類の方法があります。
・LIVE形式で学ぶ
・通信講座で学ぶ

項目 LIVE形式で学ぶ 通信講座で学ぶ
学習形態 動画を観て実際に体を動かしながら実施。より実技に近い方法で学ぶことができる。 送られてきた教材を使用し、自分のペースで進める。
実技指導はない場合が多い。
費用 20~50万円 2~5万円
日程 3カ月~半年 2カ月~半年
試験 口頭試験や実技試験あり マークシートの試験

オンラインでの資格講座は、ネット環境が整っていれば、全国、全世界どこにいてもピラティスを学べます。この点がオンラインを使用する場合の最大のメリットと言えるでしょう。

LIVE形式と通信講座を比較すると、費用面が大きく異なります。実際にインストラクターとして活動したい場合は、LIVE形式で実技を学ぶことをおすすめします。

3. ピラティスインストラクター資格の選び方のポイント

実際に資格取得をしようと考えた時、数多くある資格取得団体の中からどれを選べばいいか悩みますよね。

以下のように、資格取得の目的でおすすめする団体は変わります。

取得目的 おすすめの団体 理由
インストラクターとしてスタジオで働きたい MAJOLI
BASI
PHI Pilates
・資格取得後のレッスンデビューをサポート
・就職支援制度がある
・解剖学的視点をしっかり学べる
ピラティスの理解を手軽に深めたい JADP キャリカレなど通信講座で学べる
医療的な知識を深めたい BASI
POLESTAR PILATES
PHI Pilates
理学療法士・柔道整復師などを対象にした医療者向けコースがある

このように、目的によりおすすめする団体が異なります。

せっかく取得したのに、やりたいことと違った…というのは良く聞く話です。資格取得をする際は目的を明確にし、各団体の特徴を理解した上で申し込むことをおすすめします。

以下では、各団体の特徴を知るうえでのポイントをまとめます。

ピラティス資格団体を選ぶ6つのポイント

団体を選ぶポイントは5つあります。

①PMA加盟団体かどうか
②受講方法(通学・オンライン)
③費用
④日程
⑤資格取得後の就職サポート
⑥団体のメソッドや考え方

詳しくみていきましょう。

①PMA加盟団体かどうか

ピラティスにはPMA(Pilates Method Alliance)という国際団体があり、国際的な教育水準を設定しています。ヨガでいう「全米ヨガアライアンス」のようなもので、ピラティスでも「世界中どこでもインストラクターとして通用する資格」として捉えて下さい。

PMA加盟の資格でなければ就職に有利になるとは言えません。資格取得後にインストラクターを仕事にしたいと考えている方は、PMA加盟の団体で取得することをおすすめします。

②受講方法(通学・オンライン)

受講方法は通学とオンライン、もしくは座学はオンライン・実技は通学というパターンもあります。東京・大阪など都市部では多くの講座が開講していますが、地方では少ない傾向があるため、お住まいの場所も受講方法を選ぶうえで大切になってきます。

コンスタントに通うことが難しいけれど通学をしてレッスンを受けたい場合には、土日や短期集中で資格が取れるコースがおすすめです。自分の通いやすいコースを探しましょう。

③費用

PMA加盟団体の受講費は高い傾向にあります。PMA加盟団体以外の資格であれば比較的安く済むケースが多いです。マットの資格、マシンの資格を取得するかによっても費用は大きく変わります。

PMA加盟団体でマシンの資格を取得する場合、リフォーマーだけでも30万はかかります。その他、キャデラック、チェアなど全てのマシンを学ぶには70万は見込んでおく必要があるでしょう。

PMA加盟団体の資格は高額に思われるかもしれませんが、世界基準の講座(技術)が学べるという点が、他の資格とは大きく異なります。

また、将来海外で働きたい方、外国人のお客さんを持ちたい方にもおすすめです。なお、働きたいスタジオが決まっている場合、事前に問い合わせをおこない必要な資格を聞くこともできます。

④日程

開講が平日のみであったり、終日の受講が必要な場合もあったりするため、事前に確認をしてから申し込みましょう。

座学などオンラインで学ぶ場合、リアルタイムで視聴できなくても後から見れるサービスを行っている場合もあります。ライフスタイルに応じて検討できるといいですね。

⑤資格取得後の就職サポート

ピラティスインストラクターとして働きたい人は、資格取得後に就職のサポートがあるか確認することをおすすめします。

レッスンデビューの機会をいただける場合や、就職先が決まった後も研修会という形でサポートを継続してくれるなど様々な団体があります。

資格取得後の支援を一切行っていない団体もありますので、事前に確認しておきたいポイントです。

⑥メソッドや考え方

団体によっては、独自の養成コースを持つ場合があります。例えば、怪我をしたクライアントへの指導や妊婦・シニア向けのピラティスなどです。

また、各団体によってレッスンの方針が変わります。「楽しくエクササイズ」「全身を使う大きな動きのフィットネス系」や、メディカル要素に重点を置き、「姿勢の調整」や「痛みの軽減」など身体のコンディショニングを図るピラティスなど内容が大きく異なります。

まずは自分が何を学びたいのか、またどのような場所で働きたいのかを明確にして各団体のメソッドや考え方と照らし合わせていくといいでしょう。

ぜひ複数のスタジオに問い合わせをして、納得のいくところを選んでください。

上記ポイントを踏まえ、おすすめの資格をまとめましたので参考にして下さい。

4. おすすめピラティス資格15選

ピラティスの資格取得には、時間と費用がかかります。だからこそ、自分に合った団体を選び資格を取得することをおすすめします。

費用や日程はもちろんですが、その団体が何を目的に講義をしているのかを知ることが大切です。

同じピラティスでも、ダイエットを重視しているのか、姿勢改善を重視しているのかでは学ぶ内容が異なります。自分の目的に合う団体を見つけましょう。

PMA加盟団体:MAJOLI(マジョリ)

Mat pilates ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
https://pilates-shikaku.com/
MAJOLI(マジョリ)はPMA公式認定校の一つです。マットピラティスとマシンピラティスをオンラインまたは対面で取得することができます(対面講座は銀座と梅田の2ヶ所)。

PMA認定資格の中では珍しくオンラインだけで完結させることができるため、近くに資格取得できるスタジオがない方、日中忙しくて出かけられない方、スキマ時間を有効活用したい方などにも向いています。

強みとしては、他の大手ピラティス団体が海外からのフランチャイズなのに対し、MAJOLIは日本発のピラティス団体であるため、日本に合わせた細かいノウハウがあります。単純に資格取得するだけでなく、卒業後の就職、副業の始め方、リスクの少ない起業方法なども相談ができます。

卒業生の事例も多数ですので、受講中に色々聞いてみてください。

なお、マットピラティスの費用も237,000円から早割キャンペーンで5万円引きとなるので、PMA加盟団体の中では実質最安値となっています。

以下は実際のオンライン受講の様子です。

取得可能な資格 RRT30、RPT30、その他RYT200、500
学ぶ内容 ピラティスの歴史、基本原理、指導方法とキューイング、解剖学、トークスキル、クラスの作り方など
資格取得までにかかる期間(目安) オンライン約2ヶ月〜
対面講座2日
受講方法 マット&マシン:オンラインまたは銀座・梅田にて対面
費用 マットオンライン講座の場合:
237,000円→早割キャンペーン5万円割引あり
分割月々7,000円〜
団体のメソッド ダイエット・ボディメイク
従来のピラティスと現代論の融合

PMA加盟団体:Peak Pilates

Peak Pilates
公式サイト:https://www.pilates-all.com/training/program

Peak Pilatesはアメリカのピラティス団体の中でも中心的な存在で、セレブリティなども実践している流派です。日本ではピラティス専門のスタジオ「Pilates Alliance」が唯一のトレーニングセンターとなっています。

取得可能な資格 マットとエクイップメント資格(=コンプリヘンシブ資格)の2つがあり、それぞれの資格は3段階に分かれている
学ぶ内容 エクササイズ、呼吸、レッスンの組み立て方、姿勢の評価など
資格取得までにかかる期間(目安) マット認定資格:3段階それぞれにつき1ヵ月~
エクイップメント認定資格:3段階それぞれにつき、5~10時間の受講と60~120時間の課題
受講方法 基本的に通学のみ
費用 マット認定資格:¥334,300~
エクイップメント認定資格:¥1,058,200~
団体のメソッド アメリカのピラティス団体
クラシカルピラティスと現代の理論を融合

PMA加盟団体:FTP Pilates

FTP Pilates
公式サイト:https://ftpjapan.amebaownd.com

FTP Pilatesはイギリスで創設されたピラティス教育団体で、「最高の効率と実践性」をコンセプトにインストラクター育成を行っている団体です。

マタニティピラティス・シニアピラティスの養成コースがあることが大きな特徴です。

日本国内には複数の認定アカデミーがあり、そこで開催される養成コースを受講します。

取得可能な資格 マットピラティスを中心にレベル・専門別に8つの資格を取得することができます。マタニティピラティス・シニアピラティスの資格も取得可能
学ぶ内容 ピラティスのコンセプト、呼吸法、エクササイズ、姿勢のチェックの仕方、解剖学、妊娠中/産後におけるピラティスエクササイズ(マタニティピラティス資格コース)など
資格取得までにかかる期間(目安) ベーシックマットピラティス養成コースの場合:30時間の講習+試験
受講方法 通学のみ
費用 公認アカデミーのSATOKOピラティススクールの場合、ベーシックマットピラティス養成コースの6日間集中コース:¥191,400~
団体のメソッド 動きの目的、動きの正確性、個人のニーズを重視する

PMA加盟団体:PHI Pilates

PHI Pilates
公式サイト:https://phipilatesjapan.com

PHI Pilatesは姿勢改善に強みを持ち、病院でのリハビリテーションからトップアスリートのコンディショニングまで、幅広く対応できることが特徴のピラティスメソッドです。

取得可能な資格 マット資格1つ、各道具・マシン別に7つの資格、腰背部痛に特化したYUR® BACK プログラム
学ぶ内容 呼吸法、姿勢の評価、エクササイズ、グループセッションの指導法など
資格取得までにかかる期間(目安) マット:1ヵ月~
マシン(リフォーマーIコースの場合):2週間~
受講方法 Propsコース以外は通学が必要です
費用 マット:¥254,100~
マシン(リフォーマーIコースの場合):¥231,000~
団体のメソッド 姿勢の改善を重視している

PMA加盟団体:BASI

BASI
公式サイト:https://www.pilates-education.info

BASIは世界最大級のピラティス教育団体です。BASIの養成コースは、その質の高さで評価されており、PMAでは理事を務めています。

また、資格取得後の就職サポートを手厚く行っている団体です。

取得可能な資格 BASIでは「マット」「マシン」「コンプリヘンシブ」の3つの資格を取得することができます。 また、医療従事者向けのコースも開催されています。
学ぶ内容 ピラティスのコンセプト、呼吸法、エクササイズ、姿勢のチェックの仕方、解剖学など
資格取得までにかかる期間(目安) マット:6ヵ月~
マシン:1年半~
受講方法 通学、通学とオンラインのハイブリット、オンライン(近くにスタジオがないエリアのみ)
費用 マット資格:¥298,000~
マシン資格:¥640,000※変動あり
コンプリヘンシブ資格:¥450,000~(セット割引)
団体のメソッド ダイナミックな動きが多く、筋力アップ・ダイエット目的重視

PMA加盟団体:balanced body

body
公式サイト:https://balancedbody.co.jp

balanced bodyはピラティスマシンのトップシェアメーカーが運営する教育団体です。ピラティスマシンメーカーが母体のため、マシンを使ったエクササイズの充実度に強みがあります。

取得可能な資格 「マット」「リフォーマー」「マット&リフォーマー」「コンプリヘンシブ」「コアラインコース」「3D解剖コース」
学ぶ内容 体の動きの原則(ムーブメントプリンシパル)、エクササイズ、解剖学など
資格取得までにかかる期間(目安) マット:6ヵ月
マシン(リフォーマーコースの場合):3ヵ月(別途課題あり)
受講方法 体の動きの原則(ムーブメントプリンシパル)クラス、マットクラスのみオンライン可、他は通学が必要
費用 マット:¥335,000~
リフォーマー:¥360,000~
コンプリヘンシブ:¥890,000
団体のメソッド 体の動きの原則に基づき、解剖学的に学ぶ

PMA加盟団体:Club Pilates

Club Pilates
公式サイト:https://career-clubpilatesjapan.jp

Club Pilatesが行っている、ピラティス資格養成講座です。世界800店舗以上展開するノウハウとメソッドが学べるのが特徴です。

取得可能な資格 コンプリヘンシブ資格コース
マット指導者資格コース
リフォーマー指導者資格コース
キャデラック指導者資格コース
チェア指導者資格コース
バレル+プロップ指導者資格コース
学ぶ内容 コンプリヘンシブ資格コースではPMA認定国際基準の内容で、500時間の授業。
資格取得までにかかる期間(目安) 資格の種類によって異なるが最短2日間~
受講方法 通学
費用 コースにより異なるがコンプリヘンシブ資格コースは¥770,000
団体のメソッド マット、リフォーマー、キャデラックなどPMA認定国際基準に沿った内容

PMA加盟団体:STOTT PILATES(英語サイト)

STOTT PILATES
公式サイト:https://yoko-so-pilates.co.jp/academy

STOTT PILATESの特徴は、ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏のオリジナルメソッドに、生物力学・科学を取り入れているという点です。

創始者の一人がプロのバレエダンサーであったことから、バレエ界と関わりが深く、世界中のバレエ団やスクールで取り入れられているメソッドです。

日本国内にはSky Pilates Tokyo(東京)、ZONE(大阪)など、複数のアカデミーがあります。

取得可能な資格 レベル別にマット、マシン資格があるほか、
・怪我のあるクライアントに対してのピラティス指導に特化したコース
・マインドフルネスに特化したコース
・筋膜に特化したコース
学ぶ内容 姿勢の評価、エクササイズ、プログラムの構成方法など
資格取得までにかかる期間(目安) IMPコース(初級/中級マットコース):40時間の受講と課題55時間
IRコース(初級/中級リフォーマーコース):50時間の受講と課題75時間
受講方法 通学のみ
費用 IMPコース(初級/中級マットコース):¥233,700
IRコース(初級/中級リフォーマーコース):¥276,250
団体のメソッド 従来のピラティスに忠実。
解剖学など、現代的な要素を取り込んでいる

PMA加盟団体:POLESTAR PILATES

POLESTAR PILATES
公式サイト:https://polestarjapan.org

POLESTAR PILATESはリハビリテーション医学をベースにしたピラティスで、ピラティスの原理原則に、整形外科やスポーツ医学、運動科学などの科学的知見を融合しています。また、教育の中で「対話」を重視することも特徴です。

取得可能な資格 「マット」「リフォーマー」「コンプリヘンシブ」の3つ
学ぶ内容
資格取得までにかかる期間(目安) マット:9ヵ月~
リフォーマー:9ヵ月~
コンプリヘンシブ:1年~
受講方法 通学のみ
費用 マット:¥280,000(認定試験別途¥55,000)
リフォーマー:¥360,000(認定試験別途¥65,000)
コンプリヘンシブ:¥710,000(認定試験別途¥75,000)
団体のメソッド 整形外科やスポーツ医学、運動医学などの科学的知見を融合

BESJ

BESJ
公式サイト:https://www.body-element.org

BESJピラティスは日本初のピラティスメソッドで、日本人の体格に合わせたエクササイズが特徴です。

取得可能な資格 マット、マシン
学ぶ内容 エクササイズ、解剖学、生理学、指導法、修正法など
資格取得までにかかる期間(目安) マット:3ヵ月
マシン:3ヵ月
受講方法 通学のみ
費用 マット:¥187,000
マシン:¥286,000
団体のメソッド 医療要素の多いメディカルピラティスでリハビリへの活用
ダンサー向けメソッド

IBMA

IBMA
公式サイト:https://ibma.asia/pilates.html

国際ボディメンテナンス協会(IBMA)が発行するピラティス資格で、「解りやすい、面白い」をモットーにした養成コースです。

取得可能な資格 「ベーシック」「アドバンスド」「マスター」の3段階に分かれたマットピラティス資格
学ぶ内容 歴史、呼吸法、姿勢、エクササイズなど
資格取得までにかかる期間(目安) 3級:27時間
2級:27時間
1級:15時間
受講方法 通学のみ
費用 ピラティス3級:¥207,900
ピラティス2級:¥237,600
ピラティス1級:¥132,000
団体のメソッド 美容やヘルスケアなどボディメンテナンスに特化

アグニヨガ

アグニヨガ
公式サイト:https://agniyoga.jp/agnischool/medical-yoga-and-pilates/

ヨガスタジオ「アグニヨガ」が主催するピラティス資格です。ピラティスの知識だけでなく、アロマテラピー、ハーブについても学びます。

取得可能な資格 「メディカルピラティスインストラクター」の資格
学ぶ内容 ピラティスのエクササイズ、解剖学、医学、心理学、メディカルハーブ、アロマテラピーなど
資格取得までにかかる期間(目安) 3ヵ月~
受講方法 座学部分はオンライン、実技は通学
費用 ¥283,800(入学金込み)
団体のメソッド クリニティカルピラティスのに加え、メディカルハーブ、アロマテラピーなどを融合

JAPICA

JAPICA ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
公式サイト:https://pilates.co.jp/japica/

JAPICAは、それぞれの専門知識の集結と徹底的なリサーチを行い、ピラティスの指導に必要となる確かな技術と医科学的根拠に基づいたピラティスメソッド開発。このメソッドをもとにピラティスの優秀な指導者育成をしている団体です。

取得可能な資格 マットピラティス、マシンピラティス、ゴルフピラティス、ランナーズピラティス、マタニティピラティス、マスターコースなど
学ぶ内容 ピラティスの歴史、原則、機能解剖学、姿勢評価、約50種類のエクササイズなど
資格取得までにかかる期間(目安) 最短15時間〜
受講方法 東京での通学
費用 マットピラティス・ベーシック:¥88,000+入会金 ¥11,000
マットピラティス・アドバンス:¥22,000+入会金 ¥11,000
マシンピラティス:¥715,000
団体のメソッド 従来のピラティスを日本人の骨格に合うエクササイズにしたもの

YUZU ACADEMY

YUZU ACADEMY
公式サイト:https://yuzu-pilates.com/academy/

パーソナルマシンピラティスYUZUとネバダ州立大学公認DKピラティスの共同開講のインストラクター養成スクールです。

取得可能な資格 ネバダ州立大学DKピラティス指導者(マットⅠ・Ⅱ)
ネバダ州立大学公認DKピラティス指導者(リフォーマーⅠ・Ⅱ)
ネバダ州立大学DKピラティス指導者
(トラピーズテーブル・キャデラックⅠ・Ⅱ)
ネバダ州立大学DKピラティス指導者(チェアⅠ・Ⅱ)
ネバダ州立大学公認DKピラティス指導者(イクイップメント)
学ぶ内容 お客様に合わせたオーダーメイドレッスンができるようにな多岐にわたる内容
資格取得までにかかる期間(目安) 1か月半程度
受講方法 通学
費用 ¥77,000~550,000
団体のメソッド アメリカの医療機関や公的機関、さらにはシルクドソレイユのトレーニングメニューにも起用されているメソッド

JSADA(日本技能開発協会)

JSADA
公式サイト:https://jsada.org/index.php/pilates-specialist/

通信資格のラーキャリが行っている講座と認定試験がセットになっている、ピラティススペシャリスト資格。学んだ内容を活かして、インストラクターを目指すことも可能です。

取得可能な資格 ピラティススペシャリスト資格
学ぶ内容 ピラティスの「歴史」、「呼吸法」、「カラダのつくり」、「エクササイズ方法」など
資格取得までにかかる期間(目安) ご自身のペースで取得可能
受講方法 オンライン
費用 ¥60,500(現在キャンペーン中で¥39,500)
団体のメソッド インストラクターとしての知識だけでなく、医療関係の方の患者へのプラスαのスキルなども身に着くメソッド

5. FAQ(ピラティス資格に関して良くある質問)

ピラティス初心者ですが、インストラクターの資格を取得することができますか?
できます。初心者の方でもしっかり練習し、学べばインストラクターになることはできます。ですが、資格取得=収入を得られるわけではありません。指導者としての実力を付けるためにも、実際にレッスンを受けてみることをおすすめします。
ピラティスの資格取得する場合、講座受講以外に自分で何か学ぶ必要はありますか?
団体によっては自主学習として時間を設けている場合もあります。
解剖学的な学びを深めることや、受講前に指導実技練習をしておく必要がある場合などさまざまです。
他にも受講前に指導内容をまとめておくことや、小テストのために自己学習をすることはどの団体でも必要になってくると思います。
団体によって変わるので、事前に問い合わせをして確認しておくことをおすすめします。
ピラティスの資格は何歳から受けることができますか?
年齢制限はありません。受講時間が長いものや、実技指導が熱心な団体など様々ありますので、ご自身の体調やスケジュールに合わせて取得できる団体を選ぶことがポイントです。
就職に強い発行団体はどこですか?
BASI(PMA加盟団体)です。マット、マシン、両方のコースを選択できます。国際的に認められている団体で、資格取得後の就職サポートが十分にあります。
スタジオで働きながら、インストラクターの資格取得ができますか?
できる場合もあります。スタジオによっては、職員は割引価格で資格取得ができる制度があるなど、福利厚生が充実している場合もあります。
自分で資格取得する前に、働きたいスタジオに問い合わせてみることをおすすめします。
オンライン受講する場合、必要なものはありますか?
受講コースにより異なりますが、ヨガマットやピラティスボールなどは自分で準備する場合が多いです。また、インターネット環境がある場所での受講が必須と提示している団体もあるので事前に確認することをおすすめします。

まとめ

ピラティスの資格は自分の目的や受講スタイルに合わせた団体を選ぶことが大切です。

複数の団体を比較しながら検討することをおすすめします。

こちらに表でまとめましたのでご覧ください。

団体名MAJOLI
MAJOLI
BASI
BASI
pilates studio8 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
balanced body
pilates studio1 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
PHI Pilates
pilates studio4 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
Peak Pilates
pilates studio5 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
FTP Pilates
pilates studio6 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
STOTT PILATES
pilates studio9 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
POLESTAR PILATES
pilates studio7 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
BESJ
pilates studio2 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
IBMA
pilates studio3 ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
アグニヨガ
JAPICA ピラティスインストラクター資格はどこがいい?種類、選び方、PMA団体をご紹介
JAPICA
PMA加盟団体××××
受講方法マット:オンライン完結
マシン:随時都内で開講
通学、通学とオンライン
のハイブリット、
オンライン(近くにスタ
ジオがないエリアのみ)
マット:オンライン
マシン:通学
通学通学
オンライン
通学のみ通学のみ通学のみ通学のみ通学のみ座学部分はオンライン
実技は通学
通学
費用187,000円
→早期割引キャンペーン適応後
マット資格:¥298,000~
マシン資格:¥640,000※変動あり
コンプリヘンシブ資格:
¥450,000~
(セット割引)
マット:¥335,000~
リフォーマー:
¥360,000~
コンプリヘンシブ:
¥890,000
マット:¥254,100~
マシン:¥231,000~
マット:¥334,300~
コンプリヘンシブ:¥1,058,200~
マット:¥191,400~マット:¥233,700
マシン:¥276,250
マット:¥280,000
(認定試験別途
¥55,000)
マシン:¥360,000
(認定試験別途
¥65,000)
コンプリヘンシブ:
¥710,000
(認定試験別途
¥75,000)
マット:¥187,000
マシン:¥286,000
ピラティス3級:¥207,900
ピラティス2級:¥237,600
ピラティス1級:¥132,000
マット:¥283,800マットピラティス・
ベーシック:¥88,000+
入会金 ¥11,000
マットピラティス・
アドバンス:¥22,000+
入会金 ¥11,000
マシンピラティス:
¥715,000
分割払い分割月々7,000円~Paypalでの決済後の
み、クレジットカード
での分割払い可能
記載なし
日程2か月~マット:6ヵ月~
マシン:1年半~
マット:6ヵ月
マシン(リフォーマーコー
スの場合):
3ヵ月(別途課題あり)
マット:1ヵ月~
マシン:2週間~
マット:3段階それぞれ
につき1ヵ月~
コンプリヘンシブ:3段
階それぞれにつき、5~10
時間の受講と60~120時間
の課題
マット:30時間の講習
+試験
マシン:18時間の講習
+試験
(※マットを取得した人
に限る)
マット:40時間の受講と
課題55時間
マシン:50時間の受講と
課題75時
マット:9ヵ月~
リフォーマー:9ヵ月~
コンプリヘンシブ:1年~
マット:3ヵ月
マシン:3ヵ月

マット
ベーシック/27時間
アドバンスド/27時間
マスター/15時間
マット:3ヵ月~
マット:
15時間~87時間
資格取得後の
就職サポート
MAJOLIのオンラインコミ
ュニティでレッスンデビュ
ーをフォロー
インストラクターデビュー
までサポートあり
・zen place pilates
スタジオ
フリーランスオーディション
・デビュー支援
就職サポートなし
資格更新があり、
教育継続制度あり
就職サポートなし
資格更新があり、教育継続
制度あり
就職サポートあり
資格更新があり、
教育継続制度あり
就職サポートあり
資格更新があり、
教育継続制度あり
就職サポートなし
資格更新があり、
教育継続制度あり
就職サポートなし
教育継続制度あり
就職サポートなし
教育継続制度あり
アグニヨガスタジオでの
就職を優遇
なし
マシンorマットマット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:〇
マット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:〇
医療従事者向けのコース
あり
マット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:〇
マット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:〇
マット:〇
コンプリヘンシブ:〇
マット:〇
マシン:〇
マット:〇
マシン:〇
マット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:〇
マット:〇
マシン:〇
マット:〇
マシン:×
マット:〇
マシン:×
マット:〇
マシン:〇
コンプリヘンシブ:×
団体のメゾットや
考え方
ダイエット・ボディメイク
クラシカルピラティスと現
代論の融合
ダイナミックな動きが多
く、筋力アップ・ダイエ
ット目的重視
体の動きの原則に基づき、
解剖学的に学ぶ
姿勢改善を重視しているアメリカのピラティス団体
クラシカルピラティスと現
代の理論を融合
動きの目的、動きの正確
性、個人のニーズを重視
する
クラシカルピラティス
に忠実。解剖学などお現代
的な要素を取り込んでいる
整形外科やスポーツ
医学、運動医学などの
科学的知見を融合
医療要素の多いメディカ
ルピラティスでリハビリ
への活用
ダンサー向けメゾット
美容やヘルスケアなど
ボディメンテナンスに特化
クリニティカルピラティ
スのに加え、メディカルハ
ーブ、アロマテラピーなど
を融合
従来のピラティスを日本人
の骨格にあう
エクササイズへしたもの
公式サイト公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ 公式サイトへ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ピラティスの資格取得について悩む皆様の参考になれば幸いです!

ピラティスの内容に関する説明はこちら。
>>ピラティスとは【徹底解説】ヨガとの違い、効果、おすすめスタジオ一覧表まで

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