毎朝バタバタで忙しい時間を過ごすことになるものの、ダイエット中の食事を適当に済ませたくないと思っている方は多くいます。
自炊すればいいとは分かっているのに。毎日自炊する気力は湧かなくてつい外食に頼ってしまうこともあるでしょう。
そんなとき、実は強い味方になってくれるのがコンビニの朝ごはんです。
「セブン・ローソン・ファミマ」など大手コンビニには、低カロリーでたんぱく質を多く摂れるメニューが多数揃っています。
本記事では、コンビニで買えるダイエット中におすすめの朝ごはんを紹介します。
コンビニは健康志向の食品が多く並んでいるので、本記事を参考にコンビニで朝ごはんを選んでみてください。
目次
ダイエット中にコンビニで買えるおすすめの朝ごはん15選【セブン・ローソン・ファミマ】
「ダイエット中にコンビニで朝ごはんを選んでもいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、最近の各コンビニでは健康志向の食品が数多く販売されています。
以下では大手コンビニ3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)で、ダイエット中にもおすすめできる朝ごはんを解説します。
セブンイレブンで買えるおすすめの朝ごはん
セブンイレブンで選ぶおすすめの朝ごはんは、以下の5つです。
ぷちもち食感!もち麦おむすび 塩こんぶ枝豆
引用:セブンイレブン「ぷちもち食感!もち麦おむすび 塩こんぶ枝豆」
もち麦のぷちぷち食感と枝豆のたんぱく質が摂れるおにぎりです。もち麦は白米よりも精製度が低く、血糖値の急上昇を抑えて腹持ちのよさも期待できます。
全粒粉たんぱく質が摂れるチキン&エッグ
引用:セブンイレブン「全粒粉たんぱく質が摂れるチキン&エッグ」
全粒粉パンにチキンとたまごが入った、高たんぱく&低GIのサンドイッチです。朝に必要な栄養をバランスよく摂れるので、時短派の方にもおすすめです。
枝豆とひじきの豆腐バー
豆腐をベースにしたバーで、大豆由来の植物性たんぱく質と食物繊維を手軽に摂取できます。コンビニで買える高たんぱく食品としても人気です。
7プレミアム 味付めかぶ
めかぶはミネラル・食物繊維が豊富な低カロリー副菜です。脂質・糖質が少なく、腸内環境を整えるのにも役立ちます。
7プレミアム だし巻き玉子
やさしい味付けのだし巻き玉子は朝でも食べやすく、高たんぱくな一品です。和風で胃にやさしいため、おにぎりなどほかの主食と組み合わせやすいです。
ローソンで買えるおすすめの朝ごはん
ローソンで選ぶおすすめの朝ごはんは、以下の5つです。
たっぷり食物繊維が摂れる 梅しそごはんおにぎり(国産もち麦入り)
引用:ローソン公式サイト「たっぷり食物繊維が摂れる 梅しそごはんおにぎり(国産もち麦入り)」
もち麦と梅しその爽やかな風味が朝にぴったりの一品です。白米よりも低GIで、食物繊維も多く含まれています。腹持ちを重視したい方におすすめです。
NL ブランパン2個入〜乳酸菌入〜
引用:ローソン公式サイト「NL ブランパン2個入〜乳酸菌入〜」
小麦ふすまを使った低糖質パンで、糖質コントロール中の強い味方になります。乳酸菌入りで腸活もサポートします。具材を挟んでアレンジも可能です。
たんぱく質30.3g サラダチキンプレーン
引用:ローソン公式サイト「たんぱく質30.3g サラダチキンプレーン」
シンプルな味付けで他の食材を組み合わせやすく、1食で30g以上のたんぱく質が摂取できます。朝のたんぱく質補給として、糖質を抑えたい方にも最適です。
たんぱく質が摂れる 国産鶏むね肉のサラダ
引用:ローソン公式サイト「たんぱく質が摂れる 国産鶏むね肉のサラダ」
サラダで野菜を摂りつつ、鶏むね肉でたんぱく質も補給できます。味付けも控えめで、朝の胃にもやさしい一品です。
おにぎり浅草宿六監修 こだわり味噌の豚汁
引用:ローソン公式サイト「おにぎり浅草宿六監修 こだわり味噌の豚汁」
野菜とたんぱく質を一度に摂れる、栄養バランスのとれたスープ系メニューです。温かい味噌汁が、寝起きの身体をやさしく整えてくれます。
ファミリーマートで買えるおすすめの朝ごはん
ファミリーマートで選ぶおすすめの朝ごはんは、以下の5つです。
もち麦 枝豆ゆかり®
もち麦と枝豆で、植物性たんぱく質と食物繊維が一度に摂れるおにぎりです。ゆかり®の酸味も食欲を引き出します。
半熟ゆでたまご 1個入
手軽に高たんぱく・低糖質な朝ごはんを取り入れたいときに最適です。シンプルながらも栄養価が高く、他のメニューと組み合わせやすいのもおすすめポイントです。
高地栽培バナナ(1本)
自然な甘みがあり、カリウムやビタミンB群などの栄養素が多く含まれています。朝にフルーツをプラスしたい方におすすめです。
たんぱく質が摂れる!根菜入り鶏つくねのサラダ
引用:ファミリーマート「たんぱく質が摂れる!根菜入り鶏つくねのサラダ」
鶏つくねと根菜が組み合わさったサラダで、動物性・植物性たんぱく質を同時に摂取できます。しっかりと食べ応えがあるにもかかわらず、糖質は控えめです。
鶏の旨み広がる参鶏湯風スープ
朝の身体を内側から温めつつ、たんぱく質やミネラルも摂れるスープです。脂質は少なく、低カロリーでヘルシーな一品です。
ダイエット中の朝ごはんをコンビニで買うメリット
忙しい朝でも食事を抜かずに健康的なダイエットを続けたい方におすすめなのが、コンビニの朝ごはんです。自炊の手間を省きながらも、栄養バランスを管理できるのが魅力です。
以下では、ダイエット中の朝ごはんをコンビニで買うメリットを解説します。
いつでも手軽に購入できる
コンビニは自宅の近くにあることが多く、通勤・通学途中に立ち寄れるためいつでも手軽に購入できます。朝はとにかく時間がないという方にとって、24時間営業のコンビニは心強い味方です。
朝食を抜くことは、代謝の低下や過食の原因にもなりかねません。だからこそ、いつでも手軽に購入できるコンビニはダイエット継続のためにもうまく活用しましょう。
自炊する手間が省ける
毎日忙しい方にとって、自炊する手間が省けるようになることは大きなメリットです。ダイエット中の食事管理では、何を食べるかを考えてから調理して片付けるまでの時間と手間が大きな負担になることもあります。
その点、コンビニに行けばすぐに食べられる商品が揃っているため、時短しながら食事ができます。
ダイエット食が充実している
近年はコンビニ各社がダイエット・健康志向の商品を積極的に展開しており、ダイエット中の朝ごはんにもぴったりな商品が充実しています。
栄養価に配慮した商品が年々増加している背景には消費者庁が推進する「栄養成分表示の義務化」があり、メーカーも意識的に対応を進めています。
その結果、わざわざ専門店に行かなくてもコンビニで十分に栄養バランスを意識した朝食を揃えることが可能になりました。
コンビニは今や「利便性」だけがメリットではなく、健康志向な方やダイエットしたい方でも買い物する選択肢の1つになっています。
栄養成分表示の記載があるためわかりやすい
コンビニの商品はほぼすべてに栄養成分表示があり、パッケージを見ればすぐに数値が確認できます。
具体的には、以下の項目が食品表示法の規定により表示が義務化されています。
- 熱量
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物
- 食塩相当量
さらに、セブンイレブンでは「糖質」「食物繊維」なども見やすく表示している商品が増えています。数字で可視化されていることにより商品を選びやすくなっていることは、コンビニを利用するメリットの1つです。
ダイエット中の朝ごはんをコンビニで買うときのコツ
忙しい朝を迎えていたとしても、朝食を摂ることは大切です。コンビニ食を選んだ場合、中にはカロリーや糖質が高い商品も紛れ込んでいます。
以下では、ダイエット中の朝ごはんをコンビニで買うときのコツを解説します。
栄養成分表示をチェックする
コンビニでダイエット向きの朝ごはんを選ぶときは、パッケージに記載された栄養成分表示を必ず確認しましょう。とくにダイエット中は、以下のポイントを意識してチェックするのがおすすめです。
- 糖質や炭水化物が多すぎないか
- たんぱく質がしっかり摂れるか
- 脂質や塩分が過剰ではないか
パッケージ裏の確認を習慣にすれば、ダイエットの成功に近づくだけでなく普段からの健康意識も高まるでしょう。
精製されていない食材を使った商品を選ぶ
ダイエット中にコンビニで朝ごはんを選ぶなら、精製されていない食材を使った商品を選ぶことが重要です。
精製された白米や小麦粉は、加工の過程で食物繊維やビタミン・ミネラルが失われています。血糖値が急上昇しやすく、空腹感を早く感じやすくなるのがデメリットです。
一方で「もち麦入りおにぎり」や「全粒粉パン」などの精製度の低い炭水化物は、食物繊維が多く含まれていることもあり血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
そのため腹持ちがよく、間食の防止にもつながります。以下のようなものが、精製されていない食品です。
- もち麦や雑穀入りのおにぎり
- 全粒粉を使用したパン
- 大豆やひじきなどの素材を活かした惣菜
パッケージや商品名に「もち麦」「雑穀」「全粒粉」などの表記があるかをチェックすることで、加工度が低く栄養価の高い商品を見極められます。
たんぱく質が豊富な商品を選ぶ
ダイエット中の朝ごはんにおいて、たんぱく質は欠かせない栄養素の1つです。たんぱく質をしっかり摂ることで以下のような効果が期待でき、脂肪を落としつつ健康的に痩せるため。
- 筋肉量の維持
- 基礎代謝のサポート
- 満腹感の持続
最近ではコンビニでも、以下のようなたんぱく質が豊富な商品が充実しています。
- サラダチキン(サラダフィッシュ)
- ゆで卵
- 豆腐バー
- たんぱく質が摂れるサラダ
- プロテイン飲料・プロテインバー
また、たんぱく質は消化に時間がかかるため、間食防止にもつながります。
コンビニで朝食を選ぶ際にはたんぱく質のグラム数をチェックし、1食で15〜20g程度を目安にすると理想的です。
コンビニで買う朝ごはんのおすすめの組み合わせ3選
コンビニには単品でもダイエット向けの食品が多くありますが、栄養バランスの取れた組み合わせを意識することで、より健康的で満足感のある朝ごはんにできます。
以下では、コンビニで買う朝ごはんのおすすめの組み合わせを紹介します。
おにぎり(鮭)+サラダチキン+飲むヨーグルト
この組み合わせは、バランスのよい朝食を手軽にコンビニで揃えたい方におすすめです。
鮭のおにぎりで「炭水化物」と「良質な脂質(オメガ3系)」を補いつつ、サラダチキンで高たんぱく・低脂質な主菜を確保できます。
さらに飲むヨーグルトで「乳酸菌」や「カルシウム」などの栄養素も補えるため、消化を助けたり腸内環境の改善をサポートしたりします。
とくにダイエット中は血糖値の急上昇を避けたいところですが、たんぱく質を一緒に摂ることで血糖値の上昇が緩やかになり、腹持ちもよくなります。
忙しい朝でもこの3品で、主食・主菜・乳製品の3つを手軽にカバーできる理想的な内容です。
サンドイッチ(たまご)+サラダ+ヨーグルト
バランスを重視した朝食をとりたい方に、おすすめの組み合わせです。たまごサンドで「炭水化物」と「たんぱく質」を同時に摂取し、サラダでビタミン・ミネラル・食物繊維を補えます。
そこにヨーグルトを加えることで、「カルシウム」や「乳酸菌」など腸内環境を整える栄養素もプラスされます。
朝は糖質だけのメニューになりがちですが、サラダやヨーグルトを加えることで血糖値の急上昇を防ぐと同時に腹持ちも良くなります。
サンドイッチはコンビニごとにさまざまな種類がありますが、たまごサンドは比較的たんぱく質が多くて脂質も控えめなのでおすすめです。
全粒粉入りパン+ゆで卵+野菜ジュース
ダイエット中でも腹持ちよく、栄養バランスを意識した朝ごはんにしたい方におすすめの組み合わせです。
全粒粉入りのパンは白いパンと比べて、食物繊維やビタミンB群・ミネラルが多く含まれています。消化も穏やかで、エネルギーの持続しやすさが特徴的です。
そこに、良質なたんぱく質源であるゆで卵を加えることで、筋肉量の維持や代謝促進が期待できます。また、野菜ジュースを組み合わせることで、手軽にビタミン・ミネラルを補えるのもポイントです。
ただし、選ぶ際は「砂糖不使用」や「野菜原料100%」など、成分表示をチェックして糖質の摂りすぎに注意しましょう。
コンビニで買えるダイエット中の朝ごはんに関するよくある質問
コンビニで買えるダイエット中の朝ごはんに関するよくある質問は、以下の2つです。多くの方が気になっている質問なので、参考にしてください。
コンビニで売っているパンはダイエット中も朝ごはんとして食べていいですか?
コンビニのパンは、ダイエット中でも選び方次第で朝ごはんとして食べても平気です。ダイエット中でもパンを完全に避ける必要はありません。
大切なのは、パンの種類や原材料、栄養成分表示を確認して以下のようなパンを選ぶことです。
- 全粒粉パン
- ブランパン(小麦ふすま)
- たんぱく質が多く含まれているサンドイッチ(卵・チキンなど)
また、具材として卵やチキン、ツナなどのたんぱく質が多く含まれているタイプを選べば栄養バランスも整いやすく、朝から満足感も得られます。
ただし、以下のようなパンは控えましょう。
- 菓子パン:糖質・脂質・カロリーが高め
- 揚げパン:脂質が多くカロリー過多になりやすい
- ジャムパンやフルーツ系の甘味パン:砂糖が多く血糖値を急上昇させやすい
成分表示を見て糖質とたんぱく質のバランスを意識することで、コンビニのパンもダイエット中の朝ごはんとして活用できます。
低糖質パンはコンビニで買えますか?
コンビニでも低糖質パンは購入可能です。糖質オフやブランパンなど健康志向商品が多く販売されています。
商品のラインナップや在庫状況は店舗や時期によって異なる場合がありますので、お近くの店舗で確認してみてください。
ダイエット中の朝ごはんはコンビニを利用して、充実した朝を過ごそう!
ダイエット中でも朝ごはんを抜かずにしっかり食べることは、代謝の促進や暴食防止につながるためにも大切な習慣です。
そして、忙しい朝でも手軽に利用できるコンビニはダイエットをサポートしてくれる商品が充実しているため、健康的な朝食の強い味方になります。
選び方のコツや組み合わせを意識することで、さらに健康的な朝ごはんを食べられます。あなたのライフスタイルや好みに合ったメニューを見つけて、毎日のスタートを充実させましょう!