「ダイエット中にコンビニで買える飲み物って、実際どれがおすすめなの?」
忙しい毎日を送っている最中、少しでもダイエット効果があるものを手にしたいという思いから注目されているのが、コンビニドリンク活用術です。
コンビニでも「糖質ゼロ」や「トクホ」表示の飲み物を買えるので、SNSでも話題になっています。
本記事では、コンビニで買えるダイエット中におすすめの飲み物を紹介します。
目次
コンビニで買えるダイエット中におすすめの飲み物10選【セブン・ローソン・ファミマ】
大手コンビニ3社で買える、ダイエット中におすすめの飲み物は以下のとおりです。
- サントリー 特茶s
- キリン ヘルシア緑茶
- コカコーラ株式会社 綾鷹 特選茶
- コカコーラ株式会社 からだすこやか茶W+
- ネスレ日本 コントレックス
- 伊藤園 エビアン
- NL グリーンスムージー
- NL のむヨーグルトプレーン
- セブンプレミアム 強炭酸水レモン
- 7カフェ ホットコーヒーR
おもな特徴を詳しく解説します。
サントリー 特茶s
サントリーの「特茶s」は、体脂肪を減らすのを助ける特定保健用食品(トクホ)として認可されており、ダイエット中の飲み物として人気があります。
製品に含まれる成分「ケルセチン配糖体(ケルセチンゴールド)」は、体内の脂肪分解酵素を活性化し、日常生活の中で脂肪をより燃焼しやすくするとされています。
科学的な根拠に基づき、消費者庁から正式にトクホとして認められている点も信頼性の高いポイントです。
キリン ヘルシア緑茶
キリン「ヘルシア緑茶」は、特定保健用食品(トクホ)として広く認められている緑茶飲料です。350mlあたりにおよそ540mgの茶カテキンを含み、脂肪の「分解」と「消費」をサポートする酵素の働きを高めています。
実際、健康な男女を対象にした臨床試験では1本(350ml)を12週間続けて飲用した結果、腹部の内臓脂肪が有意に減少したというデータも報告されています。
参考:キリン「ヘルシア緑茶」
コカコーラ株式会社 綾鷹 特選茶
コカコーラの「綾鷹 特選茶」は、「脂肪吸収を抑えること」と「糖の吸収をおだやかにすること」の2つの働きが認められた、唯一の特定保健用食品(トクホ)緑茶として知られています。
1本(500ml)には難消化性デキストリン(※)が5g含まれています。コンビニで手軽に食事を済ませたいときにおすすめです。
コカコーラ株式会社 からだすこやか茶W+
コカ・コーラの「からだすこやか茶W+」は、食事の脂肪と糖の吸収を抑えることに加えて「内臓脂肪を減らすのを助ける」働きが評価された唯一の特定保健用食品(トクホ)です。
ほうじ茶をベースに、ウーロン茶や紅茶をブレンドした味わいになっています。どんな食事にも合い、毎日の習慣として取り入れやすいと評判です。
ネスレ日本 コントレックス
「コントレックス」は、硬度約1,468 mgの/L超硬水に分類されるナチュラルミネラルウォーターです。1リットルあたりにはカルシウム468 mg、マグネシウム74.5 mg、カリウム2.8 mgと多くのミネラルが含まれています。
ダイエット中のミネラル補給に有効ですが、独特の苦味があるため硬水に慣れていない方は胃がゆるくなるなどの体調変化に注意が必要です。
伊藤園 エビアン
「エビアン(Evian)」は、カルシウムとマグネシウムの理想的なバランス(約3:1)を持ち、飲みやすい硬水として知られているナチュラルミネラルウォーターです。
硬度はおおよそ304 mg/Lで日本の水に比べてミネラルが多く含まれており、美容や健康のサポートに役立つ水分補給の選択肢として人気があります。
NL グリーンスムージー
「NL グリーンスムージー」は、1食分に相当する118gの野菜を200gの中に凝縮したローソンで買えるスムージーです。
野菜を摂りたいけれど時間が取れない方や甘さや人工添加物が気になる方にとって、手軽に野菜不足を解消しながら健康意識にも応える一杯としておすすめです。
NL のむヨーグルトプレーン
「NL のむヨーグルトプレーン」は、酸味と甘さのバランスを追求したまろやかな飲み心地が特徴的なローソンで買えるチルド飲料です。たんぱく質が比較的多く含まれており、腹持ちの良さも期待できます。
セブンプレミアム 強炭酸水レモン
セブンプレミアムの「強炭酸水レモン」は、天然水と炭酸、香料のみを使った無糖の炭酸水で、レモンの香りが心地よく広がる刺激的な飲み心地が特徴です。カロリーや糖質はゼロで、食事中やお風呂上がり、仕事の合間にもぴったりの飲み物です。
7カフェ ホットコーヒーR
セブンイレブンの「7カフェ ホットコーヒーR」は、コスパに優れた定番ホットドリンクです。
しっかりとしたコーヒー感がありながら、わずか7kcalという低カロリーになっています。
専用のタッチパネル式マシンでは、「軽め」「ふつう」「濃いめ」の3種類から抽出の濃さを選べるため、その日の気分や好みに応じて味を調整できる点が好評です。
ダイエット中にコンビニで飲み物を買うときのコツ
コンビニで飲み物を買うにしても、選び方さえ間違えなければ手軽に栄養を補給できたり空腹感を抑えたり、脂肪の吸収を穏やかにする効果も期待できます。
ただしコンビニには高カロリーな甘い飲料や、意外と糖質が多い商品も並んでいるため注意が必要です。以下では、ダイエット中にコンビニで飲み物を買うときのコツを解説します。
低カロリー・低糖質のものを選ぶ
ダイエット中に飲み物を選ぶ際は、できるだけ「低カロリー」「低糖質」であることが重要です。
摂取カロリーを抑えることで脂肪蓄積を防ぎ、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。とくに糖分の多いジュースや加糖入りカフェラテなどは1本で200kcalを超えることも珍しくなく、日常的に飲み続けると太る原因にもなります。
一方で無糖の炭酸水やお茶、食物繊維が加わったトクホなどはほぼ低カロリー・低糖質です。
選ぶときには「カロリーゼロ」や「糖類ゼロ」と記載されている商品をチェックしつつ、成分表示も確認すると安心です。
許可表示をチェックする(トクホ・機能性表示食品)
飲み物のパッケージに「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性表示食品」と書かれているかどうかを確認しましょう。
- 特定保健用食品(トクホ)
特定の保健の目的が期待できると消費者庁長官が許可した食品で、科学的根拠に基づき特定の保健効果が表示されています。
- 機能性表示食品
事業者の責任で、科学的根拠に基づいて商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。
「脂肪の吸収を抑える」や「内臓脂肪を減らす」など、ダイエットに関係する機能が明記された製品も多く、目的に合わせて選びやすくなっています。
ただし過信は禁物で、あくまで補助的な位置づけとして捉えておきましょう。
自分に必要な栄養素が入っているものを選ぶ
飲み物を選ぶときは、自分に必要な栄養素が補えるかも大切な視点です。たとえば以下のような成分が挙げられます。
栄養素 | おもな特徴・含まれている飲み物 |
たんぱく質 |
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食物繊維 |
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ミネラル(カリウム・マグネシウムなど) |
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自分の体調や悩みに合わせて補うべき栄養素が含まれている飲料を選べば、より実用的にダイエットを進められるでしょう。
ダイエット中にコンビニで買い物するときの注意点
コンビニはいつでも立ち寄れる便利な存在ですが、ダイエット中に利用する場合はいくつか注意点があります。
飲み物や食品の選び方を間違えると、無意識のうちに摂取カロリーが増えてしまったり、予定外の出費につながったりすることもあります。
ここでは、ダイエット中にコンビニで買い物するときの注意点をみていきましょう。
ほかの食品の誘惑が多い
コンビニで飲み物だけを買うつもりが、ついスイーツや揚げ物に手が伸びてしまった経験はありませんか?とくにお腹が空いているときは誘惑に負けやすくなり、予定外の高カロリー食品を買ってしまいがちです。
これはコンビニの戦略で、レジ横のホットスナックや目につきやすいスイーツ棚など、購買意欲をそそる商品が常に視界に入るよう設計されています。
こうした環境では「飲み物だけ買う」と決めていても、意識的な制御が必要です。
買い物前に目的の商品を決めておくか、時間帯を選んで空腹時を避けることで余計な買い物を防げます。
割高になりやすい
ダイエットに適した飲み物はコンビニで手軽に買える一方で、毎日のように購入していると意外と出費がかさむというデメリットもあります。
たとえば、特定保健用食品(トクホ)やプロテイン飲料、スムージー系の商品は1本150〜250円程度することが多く、1週間で1,000円を超えることもあります。
これはスーパーやドラッグストアと比べて、コンビニの価格設定が基本的に高めであることが理由です。
コンビニは利便性を重視しており、在庫回転や配送コストが上乗せされています。そのため、同じ商品でも他店舗より割高になる傾向があります。
経済的負担を減らすためには、以下のように利用方法を決めておくことが大切です。
- 緊急時・外出時のみにする
- 週に数本だけ購入して、ほかは自宅で用意する
必要なときだけ利用する意識を持つことで、コストを抑えてダイエットを継続しやすくなります。
ダイエット中にコンビニで買える飲み物に関するよくある質問
ダイエット中にコンビニで買える飲み物に関するよくある質問は、以下の4つです。
飲めばどんどん痩せるようなものは市販されていますか?
市販されている飲み物だけでどんどん痩せるようなものは存在しません。
飲み物の中には、特定保健用食品(トクホ)のように脂肪の分解・燃焼をサポートしたり、糖の吸収を穏やかにする成分を含んでいたりするものもあります。
しかしあくまで脂肪の分解・燃焼をサポートするだけであり、食事や運動を無視して飲むだけで劇的に痩せるような飲み物ではありません。
広告やSNSで見かける「飲むだけで痩せた」などの表現は、過剰表現の可能性が高いため注意が必要です。
セブンイレブンで飲み物と一緒に買うダイエット食のおすすめはなんですか?
セブンイレブンで飲み物と一緒に買うダイエット食のおすすめは、以下の3つです。
商品名 | 特徴 |
ほぐしサラダチキン |
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全粒粉たんぱく質が摂れるチキン&エッグ |
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グリーンスムージー |
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飲み物と組み合わせて栄養バランスを意識すれば、コンビニでも手軽にダイエットをサポートする食事が整えられます。
飲み物ダイエットだけで痩せた人がいるのは本当ですか?
飲み物ダイエットだけでも痩せた方はいますが、あくまで一時的なもので長期的・健康的な減量としておすすめできません。必要な栄養素が不足すると代謝が落ちたり、便秘・肌荒れ・免疫低下などのリスクも高まります。
また、その後のリバウンドや体調不良につながるケースが多く、栄養バランスを考慮しない飲み物だけのダイエットは長続きしません。
脂肪燃焼をサポートする飲み物はコンビニで買えますか?
一部のトクホ・機能性表示食品は、脂肪燃焼をサポートする成分を含んでいます。以下のような飲み物は、脂肪の燃焼・分解をサポートする機能があるといわれています。
- サントリー 特茶s
- キリン ヘルシア緑茶
これらはあくまで、食事の一部として継続的に取り入れることで効果が期待されるものです。飲むだけで脂肪が燃えるわけではなく、食事や運動と組み合わせることで初めて機能が発揮されます。
ダイエット中の飲み物はコンビニを上手に活用して手に入れよう!
忙しい日常でも、コンビニにはダイエットをサポートしてくれる飲み物が数多く揃っています。目的や体調に合わせて選ぶことで、より効果的なダイエットにつながります。
ただし、選び方や飲み方を誤ると逆効果になることもあるため、選ぶときは成分表記を確認して飲むタイミングなどにも注意しましょう。また、コンビニは便利であるがゆえに誘惑も多い場所です。
あらかじめ利用する目的を決めておかないと、不要なものまで買ってしまいコストがかかってしまいます。
コンビニを上手に活用することがダイエット成功の秘訣なので、我慢することなくコンビニで飲み物も選んでくださいね!