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ヨガ哲学で人間関係がラクになる | 不安や誤解を手放す言葉の伝え方

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みなさん、こんにちは!ヨガ講師のHarukaです。

今回から新しいヨガ哲学コラムが始まります。

生徒さんやフォロワーさんからいただいた「リアルなお悩み相談」に、私なりの視点や哲学的な考えを交えてお答えしていくコーナーです。

のんびりラジオを聴くように、気軽に楽しんでいただけたらうれしいです。

第一回はこんなお悩みから。

「自分の伝えた言葉がまっすぐ相手に伝わらず、誤解されたり嫌われたりするかもしれないと不安になります。そんな場合、どうしたらいいと思いますか?」

うんうん、この気持ちすっごくよくわかります!

私も以前は自分に自信がなくて、常に他者からの承認や評価を求めていたので、「自分の言葉が正しく伝わらなかったらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」という不安でいっぱいでした。

実は、この不安の正体って「言葉の伝え方」ではなく、「相手にどう思われるか」という期待や恐れなんだと思うんです。

「伝え方」と「捉え方」を分けて考えてみる

ヨガ哲学では、私たちの心(チッタ)は常に揺れ動くと言われています。

誰もが自分の「色眼鏡」を通して世界を見ているので、同じ言葉でも受け取り方は人それぞれ。

例えば、「ありがとう」という言葉ひとつをとっても、ある人は素直に感謝として受け取り、またある人は「社交辞令かな?」と勘ぐるかもしれません。

別にどちらが正しいか・間違っているかということではなく、自分がどちらで捉える選択をしているか?という話。

だからこそ、「伝え方」と「捉え方」は切り離して考えることが大切だと私は思っていて。

自分が誠実に伝えることと、それを相手がどう受け取るかは、別の次元のこと。

ここをごちゃ混ぜにすると「誤解された=自分のせい」と自分を責めがちになっちゃう気がするんですよね。

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ヨガ哲学が示す言葉の使い方

八支則のヤマ・ニヤマには、言葉にも深く通ずる教えがあります。

・アヒムサ(非暴力):相手を尊重し、言葉でも傷つけない
・サティヤ(正直・誠実):自分の心に素直に、まごころを込めて伝える

誤解を恐れて自分の本音を抑え続けることは、ある意味自分への暴力にもつながってしまいます。

大切なのは「誠実さを意識して言葉を届けること」であって、「必ずしも相手に正しく理解してもらうこと」ではないと思うんです。

さらにヨガ哲学の視点を加えるなら、サーンキャ哲学の考え方もヒントになります。

・言葉は変化するもの(プルクラティ)で、受け取り方も人それぞれ。だから誤解やズレが生まれるのは自然なこと。
・一方で、言葉を放つ自分自身の本質(プルシャ)は揺らがない。

この視点を知ってから、「たとえ言葉で誤解されたとしても、自分の本質は傷つかない」と安心できるようになったんです。

八支則についてもっと詳しく知りたい方はこちらから
>>ヨガ八支則(はっしそく)とは?なぜヤマニヤマの教えは大事なのか

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私の経験:ヨガのレッスンから得た気づき

言葉って、「想いの器」みたいなものですよね。

私は日々、生徒さんに言葉を届けることをお仕事にしていますが、かつては「この言葉の意図、ちゃんと伝わるかな?」と不安になることがよくありました。

でも、あるとき気づいたんです。

「誤解されたくない、まっすぐ伝わらなかったらどうしよう」と思うこと自体、間違っていたのかもと。自分の手から離れた言葉をどう活かすかは相手次第なのに!(笑)

そもそも、この「まっすぐ」の基準って誰が決めたんでしょう?それはきっと、自分の希望や期待が作り出した「まっすぐという名の幻想」に過ぎないのかもしれない。

実際、言葉の意図が理想通りまっすぐ伝わることの方が少ない気がするんですよね。

ときに誤解されることもあれば、嫌われたり、距離を置かれることもあるかもしれない。でもそれって単に相手の受け取り方が思っていたものと違った。ただそれだけ。

だから私にできることは、言葉を生み出すときに、誠実であること。
嘘偽りなく、自分の経験や感じたことから伝えることを大事にすること。

きっとそれだけで十分で、必要な人に想いは自然と伝わるものなんじゃないかな。

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不安の連鎖を断ち切るために

案外、不安って連鎖するものです。
私自身が不安を抱えながらレッスンをすると、生徒さんも無意識に「これで合ってるのかな…?」と不安を感じ取ってしまう気がするんですよね。

だからこそ私は、「“私は”こう思うよ。“あなたは”どう?」と胸を張って伝えるようにしています。そうすると、たとえ受け取り方が自分の“まっすぐ”とは違うとしても、自然と「あなたはそういう尊い捉え方をするんだね」と受け止められる。

人は一人では生きられません。

自分以外の存在があって、初めて人は自分のことを認識できる。

それぞれ違いがあるからこそ、対話には価値が生まれ、互いを補い合い、支え合って生きていくことができる。

そんなことを、私はいつもヨガのレッスンを通して感じています。

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自分を信じ、言葉に想いを委ねる

ヤマ・ニヤマの「イーシュワラプラニダーナ(信仰・委ねる心)」の考え方にもつながります。

「自分ができることをやったら、あとは信じて委ねる」

言葉も同じ。自分がまごころを込めて伝えたら、あとは相手に委ねるだけ。
そう思えると、恐れや不安に振り回されることがぐっと減りますよ。

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「イーシュワラプラニダーナ」についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています
>>0から分かるヨガ哲学【八支則⑩】イーシュワラプラニダーナ すべては必然で最善だと信じること

まとめ

言葉から生まれる誤解や不安は、誰にでもあること。

大事なのは、
・自分の言葉を誠実に生み出すこと
・相手の受け取り方までコントロールしようとしないこと

「誤解されるかも」という不安は、裏を返せば「相手に大切に届けたい」という優しさの現れ。その感性を否定せず、大切に抱きしめてあげてほしい。

もし言葉がまっすぐ届かなかったとしたら、また伝え直せばいい。

「私はこう思う。あなたはどう感じる?」
このシンプルな問いかけが、不安を手放すきっかけになるかもしれません。

嫌われることを恐れるより、誠実に伝えた自分を誇りに思えたら。

自分の言葉を信じ、胸を張って生きること。
それが私にとって、言葉から生まれる誤解を恐れずに不安を手放す生き方のコツです♡

それでは次回の「暮らしに活かすヨガ哲学」もお楽しみに!

Haruka

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haruka
ヨガ講師 / 陰ヨガ講師

2023年よりホットヨガスタジオやヨガインストラクター養成スクール、自主開催のレッスンにてのべ3,000名以上にレッスンを行う。
また、2024年よりフリーランスヨガ講師として『haruyoga』の主宰を務め、オンラインコミュニティ『compass』を運営。

主に自己理解、自己受容が深まるヨガと生き方を体現。
日々を忙しなく生きる現代の人々、特に生きにくいと感じている方へ向けて"自分に寄り添い、いたわることの重要性"と"どうしたら自分らしく心地よく人生を生きていけるか"をヨガを通して伝えている。

・全米ヨガアライアンスRYT200 取得
・陰ヨガ指導者養成講座 修了
・陰ヨガニドラー集中講座 修了
・ナチュラルビューティーアドバイザー
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